4時ごろから、何を着ようか、ああでもない、こうでもないと、まだ迷っていました。
でも、やはり、一番着たい服を着ようと決めました。
だって、着なきゃ無駄になるものね。
ところが、今度は上に何を着ようか迷います。
一応オーガンジーのボレロを着るつもりだったのですが、意外と気温が低くて寒そうです。
クルーズ二日目で風邪を引いては元も子もないので、白い薄手のカーディガンを羽織ることにしました。
で、こうなりました。

あ、バッグが裏返し
実は、このドレス、危険信号が点っていました。
9号サイズなのですが、とにかくウエストが・・・
夫が必死にファスナーを上げてくれましたが、座ったらブッチンかも
しかも、ディナーです。
でもほら、後ろでブッチンしてもカーディガンですから、一時的にはしのげますよね
ネックレスは薄いブルーグレーのバロックパール、バッグは娘のお下がりです。
ダイニングレストランは、6階リージェンシーと5階マーキスの二つで、
どちらも吹き抜けになったアトリウムに面しています。
これも、事前に決められていて、私たちはリージェンシーです。
入口の前辺りはもうすでに着飾った人たちでいっぱいで、オープンするのを待っていました。
いやもう、ビックリたまげた
私、中高年女性のお洒落心を見くびっておりました。
みなさん、それぞれに気合が入っていて、結婚式どころの話ではありません。
豪華絢爛は言いすぎですが、日本の社会で普通の人がこれ以上のお洒落をする機会はないでしょう。
やはり、黒のドレスの方が最も多いのですが、多分回を重ねると黒ではつまらなくなるのでしょう、
カラフルなドレスの方もたくさんいらっしゃいました。
中でも、とても素敵で目立っていた方々の装いを思い出してみました。

もちろん、こういう方ばかりではありません。
足元までの黒のロングスカートにラメやらスパンコールやらの派手目のノースリーブのトップ、
黒かシルバー系のレースのショールというのが、ある程度定番化しているかなという
印象でした。
着物のかたもかなりいらっしゃいました。
着物って、ほんとうに品があって、それだけで完結しているファッションだなと思います。
そうそう、着物地のドレスを着ている方も何人かお見かけしました。
でも、やはりドレスにしてしまうと地味になるかな~。
みなさんのアクセサリーにも驚きです。とにかく派手
はっきり言ってしまえば、「小さなダイヤよりも大きなガラス玉」でしょうか(笑)
日常ではつけることのないアクセサリーが大活躍です。
ここは非日常の世界、普段着られないドレス、つけられないアクセサリー、
それを楽しむ世界なんですね。
つい、みなさんと書いてしまいましたが、もちろんそういう方ばかりではないんですよ。
私は、素敵なドレスやアクセサリーを見るのが大好きなもので、
そういう装いの人ばかりに目が行ってしまいます。
普通の、所謂よそ行きの格好にちょっとしたアクセサリーの人もたくさんいらっしゃいました。
さて、肝心のディナーです。

ニョッキ風で美味しかったです。
この後、サラダかスープがあったはずなのですが、写真を撮り忘れたようです。

記憶にないな~、多分、ビーフ・・・よね(汗)

これはムース系で美味しかったです。
食事が終わってレストランを出ると、シャンペンウオーターフォールをやっていました。
あ、忘れてた。楽しみにしてたのに。

結局参加できず。
でも、振る舞いシャンペンはちゃんといただきました。

この後、ダンス教室や、バンド演奏、カラオケ大会、深夜のダンスパーティーなど、
いろいろイベントがあったのですが、早くスーツを脱ぎたがる夫に付き合って、
着替えをしてメロンを食べに行きました。

食べやすいようにカットしてあったメロンは、このころからこうなりました。
皆様および私たちの凄まじい食べっぷりに、包丁(ナイフ)が追い付かなくなったのでしょう
でも美味しさは変わりません
この夜は、素晴らしい満月でした。
月の周りに浮かんでいるちょっと変わったうろこのような雲が面白くて、
バルコニーに出て写真を取ったら、こんな風になりました。
