ご本家村田秀雄、大御所美空ひばり、懐かしいちあきなおみ、それに、、石川さゆり、坂本冬美、島津亜矢、神野美香などなど。
随分たくさんの歌手が「無法松の一生を」歌っているものだ。
それに、女性歌手が多いのも驚きだ
母が村田秀雄のファンで、私が子供のころ、ドーナツ版のレコードをよく聴いていたっけ。
テレビの歌番組で村田秀雄が出演すると、欠かさず観ていた。
そんなことを思い出して、久しぶりの無法松を、ちょっと聴いてみようかという気になった。
そこで村田秀雄を聴いたら、なんとなくほかの歌手の無法松も聴きたくなって、次々聴いてしまった。
美空ひばりはさすがの貫禄だけれど、私は石川さゆりのが好みかな
ところで、女性歌手はこの歌をどういう心持ちで歌っているのだろう?
男である松五郎の心境で歌っているんだろうか?
それとも、女の気持ちで、一途で誠実な、ある意味理想の男性像である松五郎へのいとおしさをこめて、歌っているんだろうか?
ちょっと訊いてみたい。
それにしても、演歌って聴いていて心地よい。
歌にあわせて首を振っていたりする。
若いころは、ニューミュージックなんてものがかっこよくて、演歌なんか聞けるか、と思っていた。
でも、年齢のせいかどうかわからないけれど、演歌が聴きたいとだんだん思うようになった。
煮物や酢の物が食べたくなるのと同じかしら