以前、投稿したことがあるのですが、思うところがありまして、一部追加して、投稿させていただきます。
主役と言えば、肖战と王一博、今や二人とも大スターです。
陳情令は原作がBL小説だったため、ドラマの内容は友情の域を出ないものだったにもかかわらず、ドラマの放送とともにカップルファンが発生しました。
(一説によると、撮影時にすでにいたとも言われていますが)
主役の二人が、実生活でもカップルだと信じたい人たちです。
放送後出回ったBTS動画(メイキングビデオ)がかなりそれらしく編集したものであったことがそれに輪をかけました。
その動画の出回った量と言えば、異常なほど大量で、製作サイドはあきらかに、その路線で売るつもりだったのでしょう。
所謂ビジネスカップルだったのだと思いますが、美男美男のカップルはあまりに魅力的で多くの女性の心をときめかせました。
ときめくだけなら良かったのですが、一部のカップルファンが加工したフェイク写真や、捏造した嘘情報なども山のように出回ることとなりました。
私は、2020年2月の「陳情令」初放送からの王一博ファンです。
更に、コロナでお家時間を持て余しているババでしたから、日夜推しの情報を求めてネット三昧していました。
ですから、この写真は、あれとあれを組み合わせているとか、無かったものを付け加えているとか、いた人を消しているとか、また、この情報はあり得ないとか、明らかに嘘とか、ある程度分かる部分があります。
でも新しいファンにはわからないでしょう。
ですから、決してそのまま受け入れたり、信じたりしないでいただきたいと思います。
キャンデーと呼ばれている甘い物語は、すべて作りものです。
昨年、王一博は自分のSNSの代表作から「陳情令」を削除しました。
また、豆辨という中国最大の映画やドラマの紹介サイトのバイオグラフィーを更新しましたが、「陳情令」はありませんでした。
彼には、代表作と言える作品がほかにいくつかありますから、5年も前の(2018年撮影、中国国内では2019年放送)W主演とはいえ、ストーリーから言っても主役は肖战で、一博は相手役であり、たいした賞を獲ったわけでもない作品を代表作から削除するのは当然です。
また、SNSのコメント欄では赤と黄色のハートマーク(赤いハートは肖战、黄色はカップルファンを意味します)肖战という漢字、その他いくつかのマークや漢字を禁止用語に設定しています。
つい最近9月15日の一博デビュー10周年にオフィシャルからのバイオグラフィーに全作品を列挙していますが、「陳情令」は、何かの事情でボツになった作品らと並んでほぼ最下位に、しかも最小フォントで載せられています。
彼らがカップルなのか、そうでないのかは、本人達しか知らないし、他人には知りようがありません。
万が一そうであったとしても、ファンがフェイクを使って広めていいものではありません。
そして、王一博は陳情令とカップルファン拒否の姿勢を明らかにしています。
陳情令は、一博にとっては過去のものです。
よく陳情令でブレイクしたと言われますが、一博が2020年に金鷹賞を獲ったのは、主役を演じた「陪你到世界之巅(Gank Your Heart)」という作品でであって、「陳情令」ではありませんでした。
「陳情令」は、彼が俳優として成長する過程の作品の一つでしかありません。
王一博は藍忘機ではないし、肖战は魏無羨ではありません。
好きなドラマの一つとして楽しんでいただきたいと思います。
そして、お二人を個人個人として応援しましょう。