雨の東京から帰ってきた。
千歳に着いたら外はみぞれ。やっぱり春はまだ遠い。
それでもあまり寒さを感じないのは、あまりに東京が寒かったから。
何なのでしょう、あの底冷えする寒さは。
千鳥が淵で満開の桜の下を震えながら歩いていると、「花冷え」という言葉が身に沁みます。
29日は川越へ行ってきた。
江戸時代の宿場町の町並みが残っているというので、一度行ってみたかったのだ。
南京玉簾や太鼓の演奏、火縄銃を撃ちながらの侍行列と、なかなか楽しかった。
紫芋を使ったお菓子が多く売られていたのは、紫芋が名物なのかしら?
鰻のお店も多かった。
中の一軒でうな丼を食べたらとても美味しかった。
そして夕方には前述の千鳥が淵に立ち寄ったのだが、ほんとうに桜が見事よね~、昨年も観たのだけれど、何度観てもすばらしい
日本人で良かった
娘は会社の独身寮に住んでいる。当然ながら狭い。
娘のベッドの横に布団を2枚並べて親子三人何とか寝た。
ぽっと胸の中が温まるような気がして、なかなか良いものだったけれど、やっぱり疲れた~。
娘はもっと疲れただろうな。
3泊4日はちょっと長すぎたかもね。
今日は夫と夕方の飛行機で東京へ出発する。
お花見を兼ねて娘を訪問、来週の月曜日に帰る予定。
独身の娘の存在って、親にとって、実はとてもありがたい。
結婚していたら、そうそう気軽には訪問できないものね。
良い人を見つけて結婚してほしいという気持ちの反面、これはこれでいいのかもしれないという気もある。
結婚したからといって幸せとは限らないしね。
それでも一人で過ごす60代70代、そしてその先を想像すると、やはり伴侶を見つけてほしいとも思う。
三十路の娘を持つ親の心って千路に乱れるのよね。
それはともかく、桜がちょうど見ごろらしいから、カメラを忘れないようにしなくっちゃ。
久しぶりにお友達のM子さんとランチ。
先日見つけておいた日本食のお店に行ってみた。
京風のお惣菜を少しずつ盛ったかわいいお皿が並んだランチがとても美味しかった。
携帯で写真を撮ってくればよかったのだけれど、全然思いつかなかった。
それになんとお店の名前も思い出せない。
花なんとかだったと思うのだけれど・・・
食事の後、バーゲンをちらちら見て歩いて、カシミアのうすでのセーターを買った。
3000円だったが、36000円の正札がついていた!
本当かなぁ?と疑いつつも、正札と赤札の差に弱いのよね~。
でも、3000円でちょっと得した気分になれるんだから、良しとしよう
女にとってショッピングって一番の気分転換よね。
そういえば、スクラッチくじを一枚やってみた。
なんと500円当たっていた。200円でくじを買っているから、差し引き300円しか利益はないんだけど、やっぱりちょっといい気分
でも、一枚と言うのが主婦よね。
豪勢に十枚くらい買って見たいな~。
二人の子供は独立して家を出て行き、夫と二人の気楽な生活。特に悩みもないはずなのに、ひたひたと胸の中に押し寄せるわけもない不安感は何なのかしら?
口に出すほどのものでもない、けれど、思わずもらしてしまうため息。
どうやら本格的な更年期に突入したらしい。
肉体的にはもうずいぶん前からいろいろ感じていたけれど、ついに精神的にもきたらしい。
このもやもやした不安感を、何でも良いから書いて紛らわせたらと、日記代わりにブログを始めることにした。
何時まで続くかわからないが、とりあえず開始。