珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

美女と野獣を観てきました

2013年05月31日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

昨日、劇団四季の美女と野獣を観てきた。

四季の劇場は小さいので、どこでもまあまあ見えるだろうということで、

一番お安い席を選んだ。

行ってみると思った通り、左側ブロックの最後列だったけれど、

舞台からは、大きな劇場なら十分S席として売られる距離だ。

私たちの前には20名ほどの中学生の団体が陣取っていた。

みんな制服姿なので、学校行事なのかもしれない。

 

いつも思うことだけれど、四季の俳優さんたちの歌唱力はスゴイ

声量も音域も一流だ。

才能にも恵まれているのだろうけれど、やはりトレーニングの賜物かしら。

舞台装置、衣装は言わずもがなだけれど、

四季はやっぱりスゴイ。

と、言いながら前半では一瞬眠ってしまった(笑)

以前一度観ているし、映画でも観たから、仕方がないよね。

ミュージカルって、歌や踊りが少し退屈なことがある。

何と言うか「もういいから進めてよ」という感じかしら。

ミュージカルで歌と踊りが退屈と言ったら、ミュージカルの意味がないよね。

でも、後半ではバリバリに盛り上がり、ベルが野獣に

「あなたを愛しているわ」

と言うところでは、思わずうるっとしてしまった

最後にハンサムな素の姿を取り戻した王子と踊って、美女と美男で終わるのだけれど、

野獣のままの王子のほうが好き、という女性が結構多いのだそうだ。

わからないでもないわね。

ハンサムな王子様ならモテモテで、将来は浮気に悩まされるかもしれないしね。

ところで、醜い姿の男女が真実の愛で美男美女に変身するというパターン、

おとぎ話によくある。

カエルの王様、ロバの皮、トサカ毛のリケなんかそうかしら。

これは、実際に変身するわけじゃなくて、

愛したら相手の欠点も美点に見えるという「愛の公式」を表わしているという説があるそうだ。

そういえば、日本でもあばたもえくぼとという言葉があるものね。

もしも美男美女しか愛し合えないなら、人類は滅亡だ。

おとぎ話は奥が深い