本作は韓国ドラマお馴染みのベテラン俳優さんがそれぞれ魅力的な役柄で
出演されているのが大きな特徴です!
皆さん演技に対する力量と信頼が大きいので安心して視聴でき、
キム・ソンスさんとハン・ゴウンさんの素敵な大人の恋がとても
良い感じに描かれていました。
あぁ! 私は久しぶりに「チャングム」で王様を演じたイム・ホさんが
出演されていてとても懐かしかったですが、エンゼル産後院の院長ドヘ役の
イム・ヒョンシクさんも「チャングム」の養父役でしたね・・・(笑)
エンゼル産後院の院長ドヘ(イム・ヒョンシク)には、別れた妻との間の
息子三男イベク(キム・ソンス)のほかに養子縁組をした戸籍上の
長男ウォンマン(ピョン・ウミン)、次男オクマン(パク・サンミョン)、
長女ジイン(ハン・ゴウン)がいます。
そして別れた妻も子供たちも皆、父親はドヘだと思っています。
離れ離れに暮らす4人の異母兄妹はほとんどお互いを知らずに暮らして
いましたが、ある日父親のドヘが事故で急死し、大人になってはじめて
葬儀場で顔を合わせます。
ところが・・・以外にもすでに知り合いだった兄妹たちは
大きな衝撃を受けます。
三男のイベク(キム・ソンス)は元ボクサーの熱血刑事で、前科者のヤクザの
次男オクマン(パク・サンミョン)とは警察で対立する間柄。
また長女のジイン(ハン・ゴウン)とイベク(キム・ソンス)は偶然出会い
お互いに惹かれはじめていた時だったので二人が腹違いの兄妹だと知った
時の衝撃はとても大きかったのです。
まぁ~よくある韓国ドラマの設定ですが、二人の愛は「もう二度とめぐり
会えない大切な人」という切ない悲しい気持ちが伝わってくるような好感度
抜群の胸キュン演技です! ナイスカップル!
そして・・・その後、父ドヘ(イム・ヒョンシク)に10億ウォンという
生命保険があることが分かります。
ところが、戸籍上もう一人サンナムという兄弟がいることが発覚します。
サンナムは1984年生まれなのでジインより年下になりますが、誰もサンナム
のことを知りません・・・
保険会社からは「戸籍に記載された5人全員が揃わないと遺産相続ができない」
と言われ、5人目の異母兄弟捜しがはじまります。 (笑)
後半、長女ジイン(ハン・ゴウン)の父親が判明しますが、ジインの母親
ワン・ヒヨンの病気がだんだん悪化してきます。
終盤ジインも父親を知り、イベクとジインは兄妹ではないので二人は恋人関係に
なれるのに、ジインはイベクに真実を告げません・・・
つらい選択をしたジインの涙にこちらもウルウルします~(涙)
私が感動したシーンに、
ジインがアルツハイマーの母親に、
「私の母親なんて言わないでよ。私に寄り掛かろうなんて思わないで。」
「こんな厄介者はお断りよ。」と母親に冷たかったジインでしたが・・・
「今まで母さんが私を見守ってくれたから、これからは私が母さんを守るから」と
ある種複雑だった母娘の関係が良くなっていくところがジーンときました。
お互いに女性同士であるがゆえに背負ってきた特別な思いや愛を許せない
と思いますが、ジインが早く母親の心の中を許せて良かったです。(涙)
そして、捜していた弟サンナムが見つかります・・・
ところが、サンナムは重い病気を患っていたのです。
サンナムの病気を治すために兄弟が骨髄検査を受けますがイベク(キム・ソンス)
だけが父ドヘ(イム・ヒョンシク)の実子で後の兄妹全員は血がつながって
いなかったのです・・・
はじめはお金目当ての異母兄妹捜しでしたが、そこからいろいろな愛に
触れて真の愛を見つけていく兄妹。
血を分けた家族ではないけど、父ドヘの愛で作られた子供たち。
そしてラスト、
今度は子供たちが父ドヘのエンゼル産後院を守るという「強い絆」で
結ばれるドヘの子供たちでした・・・
キム・ソンスさんのドラマは「愛してると云って」、「ガラスの華」、
「フルハウス」、「弁護士たち」、「BADLOVE」など視聴しましたが
私はピssiとヘギョちゃん出演の「フルハウス」の都会的なキム・ソンスさん
が一番印象に残っています。
キム・ソンスさんのファンミーティングにも行ったことがありますが、
ソフトで洗練されたスタイルは「フルハウス」そのままで、握手会も
とてもやさしかったです。
でも、キム・ソンスさんは長身で大きかった~~~(笑)
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