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韓国映画「ワンダーランド」あらすじと感想、パク・ボゴム、ペ・スジ

2024-12-14 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「ワンダーランド」あなたに逢いたくて、あらすじと感想。
仮想現実のテクノロジーを用い、もう話すことができなくなった愛する人との対話をよみがえらせるサービスが実現された世界を舞台に、現実と仮想のはざまで起こるさまざまな人間関係を描く2024年の韓国映画。
死んでしまった人や昏睡状態になってしまった人など、もう話すこともできない愛する人を人工知能をつかって再現し、対話することができる画期的なサービス「ワンダーランド」。
娘に自分の死を隠すためにワンダーランドを利用する母親、ある出来事で意識不明になってしまった恋人とワンダーランドをつかって話す女性、意識不明の状態から目を覚ましたものの、どこかぎこちなさを覚えて困惑する男性など、ワンダーランドを取り巻く人々の愛や希望、悲しみを優しく紡ぎだしていく。
「別れる決心」「ラスト、コーション」などで知られる中国出身の国際派女優タン・ウェイのほか、ペ・スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシクらが出演。
監督は「レイトオータム」のキム・テヨン。 映画.com



(感想)
最近、AIは目覚ましい研究結果で驚くようなブームになっていますが、本作は亡くなった人や昏睡状態になってしまった人などをAIを使って再現し、携帯電話でビデオ通話することが可能になるという物語なんですが、私には初めから現実味がなく、これという核心を突く的確な部分がなかったように思いました。
ハッキリあまり意味が分からず理解ができませんでした、おばさんには(笑)
タイトルの「ワンダーランド・あなたに逢いたくて」、それは分かりますが、人は母親から生まれてきて、いつか必ず死を迎えるものだと思いますし、それをあえてAIを使って再現し携帯電話のビデオ通話だけの人にする意味があるのでしょうか?理にかなわないことだと思いますが?
結局、劇中、ママが死んでしまった子供にはAIを使って再現したママは通用しなかったのです。
ママは自分から娘に「ママは死んだの」とハッキリ伝える切ないシーンは見どころの1つです。
また劇中、携帯電話が通話できなくなるシーンがありますが、素晴らしいコンピューターの「ワンダーランド」もシステム障害が発生することもあるんだ?とビックリしました。
冒頭からコン・ユが登場し、スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシク、タン・ウェイなど中国語、英語、韓国語のセリフと豪華キャストが終結し、それだけは楽しめる映画です。
そして、近い将来このような新しい時代を開く画期的なサービス「ワンダーランド」を利用する日が来るのでしょうか?


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