韓国ドラマ「ルビーの指輪」あらすじと感想です!
優秀な姉の幸せを妬む妹が思わぬ事故を利用して二人の顔を入れ替え、
姉になりすますマクチャンドラマです。
(絶対にありえない展開のストーリー)
まったく、その通りのドロドロの愛憎劇でした・・・(笑)
「トンイ」、「Dr.JIN」のイ・ソヨンさんと「赤道の男」の
イム・ジョンウンさんが顔が入れ替わる姉妹を演じ、入れ替わる前と後を
一人二役の巧みな演技で演じ分けています。
全く性格の違う異なったキャラクターなので演じる側は大変だったと思います。
二人の女優さんの悪女ぶりと気迫せまる演技は恐いくらい役になりきって
いました・・・さすが、女優さんですねぇ~!
男性陣は「きらきら光る」のキム・ソックンさんと「輝ける彼女」の
パク・クァンヒョンさんが姉妹と四角関係を繰り広げ姉妹の壮絶な確執に
巻き込まれ運命を狂わされる男を熱演しています。
大財閥JMグループの春川支社で働く姉ルビー(イ・ソヨン)は、新しく赴任した
本部長が元恋人のギョンミン(キム・ソックン)だと知って驚きます。
ルビー(イ・ソヨン)を忘れられずにいた元恋人のギョンミン(キム・ソックン)
は、彼女との再会を喜び、もう一度やり直したいと自分の気持ちを伝え、ルビー
(イ・ソヨン)と再び交際をすることに・・・
そしてプロポーズされた時に彼女と同じ名前のルビーの指輪をプレゼント
します。
一方、妹ルナ(イム・ジョンウン)は同じケーブル局の有能プロデューサー
インス(パク・クァンヒョン)と交際していますが、子供を妊娠して中絶を
考えるなか、姉ルビー(イ・ソヨン)が財閥の御曹司との結婚が決まり、
幸せそうな姉の姿に激しい嫉妬を覚えるのです。
そんな時、二人は同じ車に乗ってトラックと正面衝突をする大事故を
起こします。
その時、妹ルナ(イム・ジョンウン)が姉のルビーの指輪をしていたことから
母親が二人を間違えてしまうのです。
運悪く姉のルビーは意識が戻らず入院生活が続きますが、妹ルナは姉のルビー
に成りすまし顔の整形も受け、二人は入れ替わってしまうのです。
ところが妹ルナの彼氏であるインス(パク・クァンヒョン)だけは、足の裏の
ホクロをみて、二人が入れ替わったことを知るのです。
ところが妹ルナ(イム・ジョンウン)は足のホクロを取る手術をうけます・・・
そしてギョンミン(キム・ソックン)とルビーになった妹ルナは結婚をします。
ところが結婚式の当日、ルビーが目を覚ましますが記憶を無くしていたのです。
ここまで酷い仕打ちをする妹ルナですが、小さいころから双子として育てられ
自分は愛人が生んだ子供だと思っているルナです・・・
きっと昔から優秀な姉と差別され厳しいしつけに不満があったようです・・・
ところが、終盤に衝撃的な事実が明らかになります。
ここから姉妹の名前が反対になりますが、分かりにくいので顔の名前で書いて
いきたいと思います。ルビー(偽物)、ルナ(本当はルビー)です。
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目を覚ましたルナは記憶がないまま、彼のインス(パク・クァンヒョン)と
一緒にギョンミンとルビーの会社に入り、4人が同じところで
働くことになります。
インス(パク・クァンヒョン)はルビーに対する復讐の意味でそばにいたい
と思っていましたが、だんだんルナに惹かれていき本気で好きになって
いくのです。
ルナのそばにいてお蔭で本当の愛に出会え、顔だけでなく心まで愛せる人に
やっと出会えたとインスはルナに本気でプロポーズしますが、ルナは記憶が
無いまま結婚できないと言います。
また、
相変わらずルビーの悪行は続き、仕事への野望が一段と強くなっていくルビー
にギョンミンも彼女を遠くに感じるようになります。
そしてルビーとルナが争っているとき、ルナが階段から落ち記憶が戻ります。
毎回見ていて、記憶が戻った時に自分の顔が妹ルナの顔になっていたことを
思うと心配で、事実泣き叫ぶ姿を見るのはつらいものがあります。
「私も同じように人間の心を捨てるわ・・・」
「人生を奪った代償を払わせてやる。待ってなさい。」と心に復讐を誓う
ルナは、インスに結婚を延期してほしいと告げるのです。
ルナはインスが入れ替わったことを知っているのか?
ルナとルビーのどちらを愛しているのか?
すべてがわかるまで誰も信じられないルナです・・・
そして・・・
インスがはじめからすべてをダマしていたことを知りショックを受けるのです。
私もこのインスには、二人の姉妹が入れ替わったことを始めから知って
いるのに自分の復讐のためにじっと黙っているインスが一番ひどいし
男らしくないと思いましたよ。 まったく~なぜ言わないのかなぁ~??
そしてルナはルビーと同じマーケティング部に配属されルビーと同じ部署で働く
ことになり、ルビーが横領したことを調べるのです。
皆がルビーの横領のことを知り、ギョンミンは「別れよう」と離婚の話が
出ますが、なんと~~ルビーが妊娠をします。 えぇ?? ウソでしょう??
また~すべてひっくり返ったルビーだったのですが・・・
ルビーは流産をします。
きっと家から追い出されると思ったルビーは流産を隠しますが、とうとう
分かってしまうのです。
まぁ~ いつも、これが最後これが最後と言いながら、毎回チャンスを与え
許してしまう夫のギョンミンですが、愛する女の区別もつかない情けない男に
毎回イライラします。 これほどの鈍感タイプキャラはいないでしょう!
これは、夫ギョンミンにも責任がありますよねぇ~!
全く、彼氏である男二人の態度には、ホント!
見ていられないほど・・・ じれったいのよ~(笑)イライラ!
また姉妹二人のお母さんも自分の子供が入れ替わったことが分からないはず
ないでしょうと私は思いますが、
この母親がやっと、ルナの足にホクロが無いことに気づき、娘二人の会話から
ルビーがルナだったことを知ります。
ところが母はルナを助けるどころか、ルナにルビーを助けてほしいと言います。
おかしいなぁ?と思っていたら、衝撃的な事実が明らかになります。
なんと、優秀だった本物のルビーが愛人の子供だったのです・・・
終盤、ギョンミンの父親が昔事故があった春川の病院にいって事実がすべて
明らかになり、ルビーに「息子のギョンミンをよくもダマしたな。」
「絶対に許さない」と言って倒れてしまうのです。
いつも韓国ドラマはいいところで倒れてしまうお父さんが多くて、また時間稼ぎ
ができる悪役のルビーでしたが、ここでやっと夫のギョンミンが妻ルビーが
入れ替わったことを知ります。
「俺は世界一、マヌケな男だ」
「別の女に愛を語っていたなんて・・・」
まったく、その通りだわぁ~~!!
その後、ルビーは精神的に狂ったような状態になりますが、私はこれも
演技で嘘をついているのかなぁ~と思いましたが、本当に病気になり
ルビーは精神病院に入院することになります。
劇中、何度かルビーが警察の取り調べを受けているシーンがありましたが
実は精神病院で診察を受けているシーンだったことが最終話でわかりました。
ラストはギョンミンとルナの黙っていても心を許しあえる素敵な笑顔が
印象的でした。
本作はドロドロな愛憎劇の中に、バラード歌手のイ・ヒョヌさん演じる
シングル・ファザーと姉妹の叔母チョリムとの恋模様が楽しく描かれていて、
コミカルな部分も半分あり、とても見やすい疲れないドラマになっています。
何といっても演技力のあるたくさんの女優さんたちの涙の演技が素晴らし
かったです!