「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「セシボン」あらすじ、あの時代のロマンをもう一度!

2015-12-28 | 韓国映画、さ行


1970年代、韓国音楽界にフォーク旋風を巻き起こした音楽鑑賞室
「セシボン」を舞台に、伝説のフォークデュエット「ツインフォリオ」の
結成秘話と「セシボン」のマドンナをめぐる切ない恋愛模様を、70年代の
ヒット曲と共に描かれた作品です。

フォーク喫茶「セシボン」は当時、若者の街ムギョ(武橋)洞の
最もホットな場所だった「セシボン」で、魔性の美声と言われた
ユン・ヒョンジュ(カン・ハヌル)と生まれつきの音楽の天才
ソン・チャンシク(チョ・ボクレ)が生涯のライバルとして初めて
出会った場所。セシボンの社長は彼らをデビューさせるため、
トリオを結成しようとします。セシボンの専属プロデューサーである
イ・ジャンヒ(チン・グ)は、偶然オ・グンテ(チョンウ)の重低音な
声を聞き、グンテをトリオに入れようとします。
ギターのコードさえもまともに知らない田舎者のグンテ(チョンウ)は、
ジャンヒ(チン・グ)の説得でしぶしぶトリオ「セシボン」のメンバー
として合流することに。

そして、その頃すべての男性の憧れで「セシボン」のマドンナだった
ミン・ジャヨン(ハン・ヒョジュ)に一目ぼれし、彼女のために歌を
歌うことを決意するのです。ギターも歌も猛練習するグンテ(チョンウ)。
そしてお互いになんとなく良い雰囲気で青春を満喫していたように
見えましたが、横からスター監督であるカンが現れ新人俳優となった
ミン・ジャヨン(ハン・ヒョジュ)に公開プロポーズをします・・・

振られてしまったグンテ(チョンウ)は一気に地獄に落ち、歌を歌う
理由が無くなってしまいました・・・
やっと人気が出始めたトリオ・セシボンだったのにグンテはラジオ出演を
すっぽかしてしまいます。
グンテが抜けたため急きょ名前を「ツイン・フォリオ」と変えラジオ出演
しますが、これが大人気となりここから伝説の「ツイン・フォリオ」が
はじまり、早くも大人気で大騒ぎになります!
そして、1年が経ち、大麻吸引でセシボンの3人が拘束されます・・・

「真実」など、どうでもいい・・・ 当時はそういう時代だった・・・
世間はいなくなったグンテが密告したとの噂が・・・
でも仲間たちは誰もグンテだと思っている人はいなかった・・・
そして音楽鑑賞室「セシボン」は廃業し彼らの20代も幕を下ろした・・・





終盤、グンテ役がキム・ユンソク、ジャンヒ役がチャン・ヒョンソン、
そしてジャヨン役がキム・ヒエに変わり3人はアメリカで偶然出会います。

グンテがジャンヒを偶然見つけ20年ぶりに会いに行きます。
今までの心の中の不満やわだかまりもなく二人はお酒を飲み世間話をし
グンテはジャンヒのラジオ番組に特別ゲストとして出演し昔のように
歌を歌うのです・・・
収録後、「実は今ジャヨン(キム・ヒエ)もカリフォルニアに来てる」と
グンテに教えるジャンヒ。
ところがグンテから「20年前、あの事件が起きたとき、俺が友達を売った
噂は事実だ。俺が密告した。俺は友達じゃない。」と言って去っていきます。

意外な展開になってきましたが、これは愛する女性ジャヨンを守るため
仕方ない方法だったのですね・・・
グンテはジャヨンが大麻を吸っていて名前が警察に挙がっていたのを
知っていたのです・・・

昔、ジャヨン(ハン・ヒョジュ)がグンテ(チョンウ)に
「あなたは、私のために何ができる?」
「君のためなら僕は何だってできる。一生君のために歌う。」
この言葉がすべてなんです・・・

ジャヨン役を演じたハン・ヒョジュさんは皆に愛されるジャヨン役が
とても心配だったようですが、多くの男性を翻弄する小悪魔的な
ハン・ヒョジュさんも魅力的でした。
本作はどこかミステリアスなところがあってこんな彼女も新鮮です!
また40代のジャヨンを演じるキム・ヒエさんも落ち着いた大人の
美しさが際立っていました。ドラマ「マイダス」、「妻の資格」
そしてユ・アイン君の「密会」と知的で優雅なスタイルは女性の
あこがれだと思います。私も大好きな女優さんです!
本作は出番が少なかったですがラストはやっぱりキム・ヒエさんの
演技力の素晴らしさが大きな余韻を残してくれました・・・ 

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本作はその当時「セシボン」から誕生した珠玉のような
フォークソングの名曲がそれぞれキャラクターの
タイトル曲として音楽にまつわる彼らのストーリーを
推測させるように作られている。

「セシボン」の純情男オ・グンテのテーマ曲は
「私、あなたに全てをささげる」で、愛する女性のために
一生歌を歌いたいと思うオ・グンテの純情とキム・ユンソク、
チョンウの深い眼差しが調和し、さらに切ない感じを与える。

キム・ヒエとハン・ヒョジュの眩しい美貌が際立つ
「セシボン」のミューズ、ミン・ジャヨンのテーマ曲
「ウェディングケーキ」は、愛する人を残して離れて
いくしかない切ない別れの気持ちを描き、オ・グンテと
ミン・ジャヨンの切ない初恋を物語ってくれる。

また、自由な魂イ・ジャンヒを演じたチャン・ヒョンソンと
チン・グは「それはあなた」が、優しい笑顔で。
「セシボン」の女性ファンを掴んだユン・ヒョンジュ役の
カン・ハヌル、「セシボン」の音楽の天才ソン・チャンシク役の
チョ・ボクレ、「セシボン」のスーパースターチョ・ヨンナム役の
キム・イングォンにはそれぞれ「私たちの話」「タバコ屋のお嬢さん」
「Delilah」がテーマ曲に!  (kstyle)









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