今まで慰安婦問題で日本を批判し続けてきた韓国が、実は自分たちも
ベトナムで韓国軍が慰安婦の強制連行や、残虐行為を繰り広げていた
ということが分かってしまいました。
しかも、日本の慰安婦問題には強制連行の証拠が見つからなかったのに
対し、韓国はレイプ被害者と数千人から数万人のライダイハン(韓国兵に
よる強姦などによって生まれた子供たちのこと)という証拠が存在する
ので否定しようがなく、“いままで慰安婦で騒いでいた韓国って
何だったのか”と思います。
ベトナムの韓国大使館前に「ライダイハン母子像」建立計画
9/26(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
9月12日、イギリスの市民活動家、ピーター・キャロル氏の呼びかけで、
ロンドンで民間団体「ライダイハンのための正義」が設立されたのだ。
「ライ」はベトナム語で「混血」、「ダイハン」は「韓国」を意味する。
韓国はベトナム戦争(1960~75年)当時、アメリカを支援して
延べ34万人の兵士を送り込んだ。
だが、彼らは現地で多くの強姦事件や民間人虐殺を繰り広げた。
ライダイハンとは、韓国兵による強姦などによって生まれた子供たちの
ことであり、ベトナム戦争終結後、ほとんどが置き去りにされた。
その数は推計で数千~3万人とも言われる。
韓国政府はこれまで、この問題に関する公式の謝罪や賠償は一切
行なってこなかった。それどころか、これに触れること自体、韓国では
タブーとされてきた。
それが今、支援団体の設立によって国際社会に晒されようとしているのだ。
ロンドン市内で開かれた同団体の設立イベントには
ジャック・ストロー元外相も出席した。
公式サイトには、設立趣旨としてこう書かれている。
混血の子供たちはライダイハンとして知られ、今日でも日陰の生活を
送っている。われわれは、このような形で食い物にされたすべての
ベトナム人女性のため、ライダイハンの子供たちのため、そして、
彼らが当然受けるべき存在の認知と尊重のために戦う
さらに、同団体のメンバーで英国人ジャーナリストの
シャロン・ヘンドリー氏は、レイプ被害者やライダイハンの子供たちへの
聞き取り調査を英インディペンデント紙(9月11日付)に寄稿した。
そこでは韓国軍司令官の家で食事を作る手伝いをしていた10代の女性が
レイプされた事例や、子供たちが学校で“犬の子”と呼ばれて
差別を受けている実態をレポートしている。
ヘンドリー氏は、〈韓国政府は決して韓国兵が行なった行為を認めず、
調査すらしない〉と、韓国政府の姿勢を批判している。
韓国の戦争犯罪を糾弾する市民団体が、まさかイギリスで誕生するなど、
文大統領は夢にも思わなかったのではないか。
◆韓国での報道は一切なし
韓国の国際的地位を揺るがしかねないこのニュースを、韓国メディアは
どう報じたのか。新聞等の主要メディアを確認した限り、驚くことに
取り扱ったメディアは1つもなかった。
文大統領はじめ政府側も、一切コメントを出していない。
それだけこの問題のタブー性は強いということだ。
かつて韓国のリベラル系週刊誌「ハンギョレ21」が、ベトナム戦争での
レイプや虐殺の実態を告発するキャンペーンを行なったところ、
退役軍人団体の「枯葉剤戦友会」が激怒し、2000年6月にメンバーらが
ソウルのハンギョレ本社を襲撃、印刷施設や自動車、パソコンを破壊する
という事件が起き、韓国社会を震撼させた。
枯葉剤戦友会は、ベトナム戦争で米軍の撒いた枯葉剤の被害を受けたと
称する退役軍人の組織で、全国に16支部、会員数約13万人を誇る韓国でも
有数の圧力団体である。彼らにとってベトナム戦争での韓国軍はあくまで
「被害を受けながら立派に戦った国家の英雄」でなければならず、蛮行の
歴史などあってはならない。
だからこそ、ライダイハンの問題には徹底した言論弾圧を行なう。
こうした団体が存在しているために、韓国メディアは、韓国軍による
ベトナム民間人虐殺をタブーとして扱い、ほとんど報じてこなかった。
しかし、今回の市民団体の設立は、その状況を変える可能性がある。
韓国問題に詳しいジャーナリストの前川惠司氏はこう言う。
「今まで慰安婦問題で日本を批判し続けてきたのに、実はベトナムで
韓国軍は、韓国がいうところの慰安婦の強制連行に、中国がいうところの
南京大虐殺を一緒にしたような残虐行為を繰り広げていたということが
分かってしまった。
しかも、日本の慰安婦問題には強制連行の証拠が見つからなかったのに対し、
レイプ被害者と数千人から数万人のライダイハンという証拠が存在するので
否定しようがなく、“いままで慰安婦で騒いでいたのは何だったのか”
となりかねない。
韓国はこれまで、加害者としての側面を隠しながら被害者の側面だけを
強調するという危ない橋を渡ってきたわけですが、国際社会に
見つかったことによって、ついに足を踏み外しかけているという
状況ではないか」
しかも韓国はこれまで、日韓の慰安婦問題を国連などに訴え、国際社会を
巻き込もうとしてきた。いまも韓国政府は中国と連携して慰安婦関連の
資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録しようと
働きかけ、アメリカでも在米韓国人を通じて、各地に慰安婦像を
建立している。
だが、韓国が訴えようとした国際社会は今、韓国のライダイハンに
目を向け始めた。これに対処しなければ、慰安婦を国際問題化してきた
これまでの姿勢と矛盾することになる。
文大統領が慰安婦問題を蒸し返したことが、自らを窮地に追い込んで
いるのだ。
イギリスの市民団体では、被害女性とその子供たちをモデルにした
「ライダイハン像」を制作し、在ベトナム韓国大使館前などに設置する
ことを検討しているという。
韓国政府はどう対応し、韓国メディアはどう報じるか。
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出版社からのコメント
40年にわたる外交官生活のうち12年を韓国で過ごした著者は、
韓国人のよい面、悪い面を熟知している。
「崔順実(チェ スンシル)ゲート事件」に怒り、朴槿恵(パク クネ)
大統領を弾劾に追いやった国民やメディアは「民主主義の勝利」と
誇らしげだったが、直後に選択した新大統領が「従北」「反日」の
文在寅(ムン ジェイン)だったのを見るにつけ、「韓国人のダメな
部分が出てしまった」と著者は嘆くのだ。
ますます広がる格差とドン底の経済、将来への希望を抱くことの
できない社会……。
そんな韓国の厳しい状況を憂いながら、彼らはなぜ、間違った道へ
国を導こうとしている人物を選んでしまったのか。
その理由とともに、隣国から押し寄せる「反日の嵐」に日本は
どう立ち向かえばよいのかを探る。
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