ドラマ「麗}や「ハベクの新婦」などのナム・ジュヒョクが
韓国映画界の新星であり、青春俳優として注目されている。
口コミが広がり、長期ヒットを飛ばしている映画「安市城」の
ナム・ジュヒョクは、また別の主人公であり、語り手として
500万人を超える観客に、存在感を知らしめた。
ナム・ジュヒョクが演じたサムルは、か弱く見えるが、強靭な内面を
持つ人物で、淵蓋蘇文(ユ・オソン)から密命を受けるが、それが
正しいことではないということを直接見聞きし、感じて変化していく
人物だった。
高句麗太学徒の首長サムルは情熱的な若者であり、苦悩して
成長していく私たちの時代の若者の姿と似ている。
ナム・ジュヒョクはこの未完だが、成長の可能性が豊かな
人物群としての役割と任務を忠実に果たした。
また、親友を諦めず、背負って帰ってきたサムルが、ついに
こぼした涙と嗚咽は、共感能力を想起させる。
「安市城は負けない」という確信と決意も、未来志向的な若者と
青春の別の名前だ。
同作は、サムルがリーダー、ヤン・マンチュン(チョ・インソン)の
ような人物になれる潜在能力や、成長の可能性があるという期待感で
締めくくられる。
監督と制作陣は、ヤン・マンチュンだけでなく、サムルも注目される
ようにした。高句麗人の子孫という自負心と気概、胸にジーンとくる
感じは、サムルを通じても十分に伝わる。
ナム・ジュヒョクは最近、釜山国際映画祭期間に行われた
「アジア・スター・アワード2018」では、ライジングスター賞を受賞し、
映画俳優として、今後の活躍をさらに期待させた。
(ワウコリア)