韓国ドラマ「帰ってきたポク・ダンジ」あらすじと感想、最終回
主婦層から大きな支持を得るコ・セウォンさん出演の最新作で、
ドラマ「偉大なる糟糠の妻」のカン・ソンヨンさんとの共演です。
本作は恋人との別れ、妊娠、望まない結婚、意地悪な姑など冒頭から
物語が劇的に展開し、激しくぶつかり合う愛憎劇から目が離せません!
またイ・ピルモさん演じるヒロインの夫ミンギュは父の事業失敗で
波乱万丈な人生を生きることになりますが、その深い悲しみを
背負った男のオーラと常に沈んだ暗い顔はイ・ピルモさん特有の
演技力と味わい深いセリフとがしみじみとあふれ存在感のある
俳優さんだなぁぁ~~と感じながら見ることができます。
彼の涙は心の奥深くまでしみわたります・・・
また本作も韓国ドラマでお馴染みの怖い姑ウン・ヘスク役に
イ・ヘスクさんが登場し、娘を溺愛する財閥の絶対にあり得ない
身勝手さは怒りがおさまらないほどムカッとします(笑)
たくさんの悪役を演じてきたイ・ヘスクさんですが、本作も
貫禄十分の嫌われ悪女を最後の最後まで演じていて存在感は
また一段とパワーアップしています(笑)
江南に進出した塾のバスの運転手をしているダンジ(カン・ソンヨン)は
貧しくても誰よりも堂々とたくましく生きています。
明るくラブリーな魅力で視聴者の心を引きつけるヒロインのダンジは
長い間、ミンギュ(イ・ピルモ)に想いを寄せていますが、ミンギュには
忘れられない恋人ソジン(ソン・ソンミ)がいます。
人目を忍んで愛を育んでいたミンギュとソジンは財閥のジュシン
グループであるソジンの母親ヘスク(イ・ヘスク)からの猛反対を受け、
仕方なく別れます。そしてその間にも母親ヘスク(イ・ヘスク)は
ミンギュ(イ・ピルモ)の家族たちを苦しめ激しい嫌がらせをします。
ところがその後ソジン(ソン・ソンミ)はミンギュ(イ・ピルモ)の
子供を妊娠していたのです。
また以前からソジンに一目ぼれしていたジョンウク(コ・セウォン)は、
ソジンが妊娠していることを承知でソジンに結婚を申し込み式を挙げます。
ジョンウク(コ・セウォン)は元検事でジュシングループの娘婿に
なりますが、愛情がない結婚をしたので自分の居場所がなく家でも孤独を
感じながら暮らすようになります。子供はとても可愛がりますが
義母のヘスク(イ・ヘスク)はジョンウクが会社を乗っ取ろうとして
ソジン(ソン・ソンミ)と結婚したと勘違いしています。
どうみてもこの結婚は、はじめから無理があったように感じます。
また一方、ダンジ(カン・ソンヨン)も長い間の片思いが実を結び
ミンギュ(イ・ピルモ)と結婚式を挙げ、女の子を出産します。
8年後、同じ塾に通うことになったソジン(ソン・ソンミ)の子供と
ダンジ(カン・ソンヨン)の子供は友達となり、自然と親たち4人も
顔を合わせるようになり、ある日家族同士で食事をすることに
なりました。
大変なことに子供たち二人の父親はミンギュ(イ・ピルモ)です。
ソジン(ソン・ソンミ)だけが知っていることで、ソジンは秘密に
します
ところがこの後、すぐにミンギュ(イ・ピルモ)は自分が子供の父親で
あることを知りますが、ソジンの母親から「娘のことすら守れなかった
あなたが子供を守れるはずがない。中絶させなかったことを感謝して
父親であることは死ぬまで隠しなさい。自分の今の家族を守りたければ」
と強く忠告されます。あまりのショックに自分を失い錯乱状態に
なりながら車を運転するミンギュ(イ・ピルモ)でしたが、そのあとを
心配して追いかけてくるソジン(ソン・ソンミ)の車を助けるために自ら
交通事故を起こし、ミンギュ(イ・ピルモ)は病院に運ばれます。
またその事故の相手が、ソジン(ソン・ソンミ)の兄で運転していたのが
不倫相手の女優ファヨンでした。偶然とはいえ複雑な事件になって
しまいました。
もちろん、母親のヘスク(イ・ヘスク)は我が子を守ろうと必死になり
とうとうお金と権力がある財閥の思うがまま、事件を追いかけている
ダンジ(カン・ソンヨン)に濡れ衣を着せる始末です・・・
まぁ~いつものことながら、力のない警察もお粗末ですが(笑)
毎回、絶対にあり得ないストーリーが続き、愛憎入れ混じるドロドロの
人間関係から目が離せません~(爆笑)))
また、ジョンウク(コ・セウォン)と結婚したソジン(ソン・ソンミ)
ですが、まだ子供の父親であるミンギュ(イ・ピルモ)が忘れられずに
いるためにジョンウク(コ・セウォン)を愛することができません。
更に母親からジョンウク(コ・セウォン)が会社を乗っ取ろうと
していると聞かされ、それを信じている彼女ですから彼との
信頼関係などありません。
聡明な彼女なのにこういう時は悪女の母親を信じてしまうなんて、
結局ジョンウク(コ・セウォン)とは愛のない結婚だったのですね。
やがて、病院で目を覚ましたミンギュ(イ・ピルモ)のもとを
ソジン(ソン・ソンミ)の母ヘスクが現れ、絶対に事故現場に
娘のソジン(ソン・ソンミ)がいなかったと警察に証言するように
言います。娘のソジンを助けるためには手段を選ばない母親ですが
あまりにも身勝手すぎる行動にムカムカします。
そして、その後、ミンギュ(イ・ピルモ)は母ヘスクの乱暴な
行為によって病室で亡くなります。
イ・ピルモさんがこんなに早く亡くなってしまうなんて残念です。
もっと彼の迫真の演技が見たかったなぁぁ・・・
そしてソジン(ソン・ソンミ)は自分が別荘に呼んだせいでミンギュ
(イ・ピルモ)が事故にあい母ヘスクが事故の通報をしなかった
せいでミンギュ(イ・ピルモ)が死んだと思い自分は生きる資格が
ないと泣き崩れます。
ところが、自分の子供を守らなければならないソジン(ソン・ソンミ)は
心を鬼にして事件を隠そうとしますが、ソジンの父である会長がパク家
全員が揃った食卓で、今回の事故の件で「被害者の妻ダンジ
(カン・ソンヨン)の力になってあげなさい」と昔検事だったジョンウク
(コ・セウォン)に事件の真相を明かすように頼みます。
ところが、事件に絡んでいるパク家の家族たちはジョンウク(コ・セウォン)
とダンジ(カン・ソンヨン)の二人の不倫をでっち上げジョンウクを家から
追い出そうとするのです。
またこの事件は悪女の女優シン・ファヨンも加わっているために二人に
とって敵対する人物が多くて困難極まりない事件になっていきます。
パク家が婿であるジョンウクを追放しようとしてダンジを利用し、ソジンは
二人の不倫の記者会見まで開きます。
愛するミンギュとの別れを余儀なくされたソジンのガラッと変わった
変貌ぶりに注目ですが、本当にダンジと夫ジョンウクに嫉妬しての
行動なのか?
やがて嫉妬の化身となっていく妻を演じるソン・ソンミさんの激しい
熱い演技は圧巻です。
そして全てを根こそぎ奪われジュシングループを追い出された
ジョンウク(コ・セウォン)は1年後ジュシングループのライバル社
だったAGに破格の待遇で入社し損害賠償等の訴訟など復讐する準備に
入ります。
そして「自分とダンジを陥れた報いを受けさせてやる」との強い思いと
子供の養育権を取り戻すためにソジンと戦うつもりです!
またダンジ(カン・ソンヨン)も偶然に同じ会社のAGの食堂で
働くことになります。
そんな時、ソジン(ソン・ソンミ)は亡くなったミンギュ(イ・ピルモ)の
骨壺を盗むのですが、骨壺を運んでいた車が事故を起こし骨壺が破損して
しまいます。ダンジは泣き崩れますが、絶対にソジンの男が誰か明らかに
して彼女を潰してやると心を鬼にして誓うのです。
でもかわいそうなダンジですね。その男が自分の亡くなった愛する夫と
分かった時の衝撃を考えると辛いですね。ダンジにとって一番大切な
ものを失い、予期していなかった裏切りに合うわけですから、その喪失感
から立ち直ることが出来るのでしょうか?
また、ソジン(ソン・ソンミ)と男が写っている写真を見たジョンウク
(コ・セウォン)は「この人が息子ソンヒョンの実父なのか?」と
つぶやくのです。
その後、ジョンウクは息子のソンヒョンの親権を勝ち取り一緒に
暮らすことになります。またソジンたちも家を追い出され、ジョンウクの
家でみんな一緒に暮らすことになりました。
ある日、ジョンウク(コ・セウォン)はダンジに「ソンヒョンは僕の子供
ではない。それを承知で結婚した。また母は自分の孫だと思っている」と
話します。ダンジはジョンウクにそんな苦労があったとは思いもよらず
驚くのです。そして「僕たちは似た者同士ですね。心の傷も家族のことも。
だからなのか、ついあなたに目が行く、僕はあなたが好きなようです。」
と告白するジョンウクです・・・
私も二人で心の傷を埋め合うのもいいことだと思います・・・
でもダンジは亡くなった夫がまだ忘れられないかなぁぁ?
また一方、ダンジの妹シン・イェウォンも苦労してアナウンサーに
なりますが、なんとソジン(ソン・ソンミ)の弟パク・ジェヨン
と付き合うことになります。でもこれを知ったダンジは悲しむ
でしょうね。妹イェウォンにとって恋人のジェヨンは自分が生きていく
うえでも大事な人です。姉として慕っていたダンジと敵対しなければ
いいと願っていましたが、イェウォンは離縁した姉ダンジと亡くなった
兄のためにジェヨンと結婚してパク・ソジンの家に入り、ソジンの今までの
悪行の真相を突き止めようとします。一人でパク家に乗り込むイェウォン
が心配! 不安がよぎります・・・
ところが、その後、妹シン・イェウォンはソジン(ソン・ソンミ)の
息子の父親が義兄ミンギュだと知ります・・・
そして義兄ミンギュの罪はパク・ソジンに償ってもらうとミンギュの
お墓の前で涙しながら誓うのです。絶対に容赦しないと・・・
強い女性に変身していく妹シン・イェウォンが頼もしく感じます。
後半に入り、とうとうジョンウクが息子ソンヒョンの実父が亡くなった
ダンジの夫ミンギュ(イ・ピルモ)だということを知ります・・・・
義父も真実を知りますが、「私を絶対に許すな」というなら、はじめから
息子のミンギュとソジンの関係をダンジに知らせるべきです。
いくらダンジのために黙っていたと言っても・・・
私だったら許せないですね。
そしてジョンウクは何も知らないダンジに夫のミンギュをすぐに
忘れるように強く言います。
そして、とうとうダンジはソンヒョンが元夫ミンギュの子供だと
いうことを知ってしまいます・・・
ダンジはソジン(ソン・ソンミ)の復讐のためにジョンウクと結婚して
ソンヒョンを育てるとソジンが一番恐れていることで彼女に苦しみを
与えます。またソジンの母ヘスクも悪事から身柄を拘束されます。
物語は70話過ぎから益々面白くなってきます(笑)
ところがすぐに釈放されたソジンの母ヘスクはAGのシン会長が
自分の娘を捜していることを知り、ジョンウク(コ・セウォン)より
先に見つけ出しジョンウクに復讐しようとします。
ところが、シン会長の娘に成りすましたダンジはシン会長と芝居をし
娘が見つかるまでダンジが娘の代わりになり代理人の立場を使って
存分に報復するようにシン会長がダンジに告げます。
そして今日からシン会長の代理になったダンジとパク会長から株を
譲渡され第2位の大株主になったジョンウク。そしてパク家の莫大な
財産の管理を妹イェウォンに託すパク会長でした。
そして自分らしくその後もはつらつと仕事をこなしていくダンジが
とても素敵でカッコ良かったです!
また、ソジンの側近だったシンもソジン母娘からの裏切りで傷つき
今度はダンジの味方になり一緒に復讐に加わります。
心強い味方が増えたダンジです。でもシンはソジンを心から愛して
いるので裏切らないか、ちょっと心配・・・やきもきします(笑)
また、妹シン・イェウォンも相手の敵地に乗り込んで、ソジンの
裏帳簿を盗み出しソジンをを再起不能に追い詰めようとします。
そうなればソジンはイェウォンを頼ってくるはずですね!
でも、いつバレてしまうか妹シン・イェウォンもダンジも視聴者も
不安でドキドキです(笑)
ところが、とうとうイェウォンの夫ジェヨンが気が付きはじめ
皆が心配します。まぁ~いままでバレない方がおかしいのですが(笑)
この夫役のジェヨンを演じているキム・ギョンナムさんですが、
どこから見ても少年隊の東山君に見えてしまうのが気になって(笑)
私だけかなぁぁ~?? イケメンですよねぇ。。。
また一方、ダンジは元夫の事故現場にいた第三者の車がソジンだった
ことを知ります、ますます復讐に燃えるダンジですが、そんな時
シン会長がダンジの代わりに車にはねられ重症になります。
もちろん指図したのはソジンですが、なかなか本当の娘に会えない
シン会長です・・・
その重病のシン会長の移植手術のために適合性検査を受けた妹の
イェウォンは珍しい血液型なのに適合しました。
そして、シン会長が捜していた娘がイェウォンだということが判明し、
シン会長はダンジも一緒に娘として迎え入れると会見で発表します。
ダンジとイェウォンはほんとうの姉妹になりました。
イェウォンは離婚を決意しますが彼女の夫ジェヨンは彼女を真剣に
愛しているのでとても心配になります。
そんな時、ソジンの実の父親ソン・ウジンが現れます・・・
えぇ~?? ソジンはパク会長の娘ではなかったのです・・・
マレン会長ことソン・ウジンは存亡の危機にある会社ジュシンに
20億ドルを投じますが、そのお金は母ヘスクの裏金で、20年間
娘のために実の父親が管理していたのです。
そんな時、ソジンはまた同じように自分を慕っていたインまで
事故に合わせてしまいインが失踪します。
そして、今度はイェウォンが離婚届を夫ジェヨンに渡した後
妊娠していたことが分かります・・・
二人は一度悲しい別れを経験しますが、お互いの家族たちの
対立を乗り越えて幸せを捜していきます・・・
その後、ジョンウク(コ・セウォン)とダンジの努力によって
ミンギュ(イ・ピルモ)の事故を起こしたファヨンがとうとう
警察に捕まります。
また、パク会長はソジンが自分の娘でないことを知り、今まで
身勝手にふるまっていた妻ヘスクに騙されていたことに激怒し
感情をたかぶらせるのですが・・・視聴者にとっては遅すぎって
感じですよね~(笑)まぁ~いつも韓国ドラマではありがちな
鈍感というか、反応が鈍いというか、早く気が付けよ!!って
いう夫にイラっとしますが・・・(笑)
終盤、パク家の長男の嫁で女優のシン・ファヨンのオ・ミンギュ
(イ・ピルモ)死亡事故に関する公判が開かれ「真犯人はジュシンの
前会長で母のヘスクだと主張し法廷で証言します。
また、ソジンも母が警察に逮捕され自分も自ら自首するのですが
自分の娘のソジンが逮捕されたことを知った母ヘスクは「すべて
私がソジンをダメにしたと泣き叫ぶのです・・・
そして母ヘスクはダンジに「どうか私の娘を助けてちょうだい。
ソジンの罪まで私が償うから、だからソジンは見逃してちょうだい。」
と必死になって泣きつくのです。最後まで心を入れ替えることなく
自分勝手な醜い母です・・・
そして裁判がはじまりますが、そこでも「私一人がやったことです」
と嘘の証言をして退出させられる母ヘスク・・・
最終回、
もう、本当にどうしようもない母にかわって夫であるパク会長は
ダンジに「許されない罪を犯してしまいました。私の管理の甘さが
招いたことです。」と深々と頭を下げるのです・・・
そして父はソジンに「罪を償い私と再出発しよう。お前は
これからも私の娘だ」と言って、ソジンを待つ覚悟です・・・
母のヘスクは傷害致死の罪で懲役5年の刑を受け、ソジンは
殺人未遂及び死体損壊罪傷害罪で懲役13年の刑を受けました。
やっと平和な家庭がやってきましたが、気がかりなのは
妊娠している妹のイェウォンと夫ジェヨンの離婚話です。
皆が心配しているなか、イェウォンの父のシン会長はジェヨンに
「娘の夫として責任を果たせ」と告げます。やっぱり父として
やっと会えた娘を悲しませることはできないのですね。
そして、嬉しいことにダンジとジョンウクにも子供が
授かりました・・・姉妹で妊娠なんて賑やかになりそうです(笑)
そして二人の出産後には、義父たちと叔母たち2組の夫婦が
結婚式を挙げます。
長かった長編ドラマでしたが、(笑)
このようなhappyEndのラストは最高に嬉しいですね!!
主婦層から大きな支持を得るコ・セウォンさん出演の最新作で、
ドラマ「偉大なる糟糠の妻」のカン・ソンヨンさんとの共演です。
本作は恋人との別れ、妊娠、望まない結婚、意地悪な姑など冒頭から
物語が劇的に展開し、激しくぶつかり合う愛憎劇から目が離せません!
またイ・ピルモさん演じるヒロインの夫ミンギュは父の事業失敗で
波乱万丈な人生を生きることになりますが、その深い悲しみを
背負った男のオーラと常に沈んだ暗い顔はイ・ピルモさん特有の
演技力と味わい深いセリフとがしみじみとあふれ存在感のある
俳優さんだなぁぁ~~と感じながら見ることができます。
彼の涙は心の奥深くまでしみわたります・・・
また本作も韓国ドラマでお馴染みの怖い姑ウン・ヘスク役に
イ・ヘスクさんが登場し、娘を溺愛する財閥の絶対にあり得ない
身勝手さは怒りがおさまらないほどムカッとします(笑)
たくさんの悪役を演じてきたイ・ヘスクさんですが、本作も
貫禄十分の嫌われ悪女を最後の最後まで演じていて存在感は
また一段とパワーアップしています(笑)
江南に進出した塾のバスの運転手をしているダンジ(カン・ソンヨン)は
貧しくても誰よりも堂々とたくましく生きています。
明るくラブリーな魅力で視聴者の心を引きつけるヒロインのダンジは
長い間、ミンギュ(イ・ピルモ)に想いを寄せていますが、ミンギュには
忘れられない恋人ソジン(ソン・ソンミ)がいます。
人目を忍んで愛を育んでいたミンギュとソジンは財閥のジュシン
グループであるソジンの母親ヘスク(イ・ヘスク)からの猛反対を受け、
仕方なく別れます。そしてその間にも母親ヘスク(イ・ヘスク)は
ミンギュ(イ・ピルモ)の家族たちを苦しめ激しい嫌がらせをします。
ところがその後ソジン(ソン・ソンミ)はミンギュ(イ・ピルモ)の
子供を妊娠していたのです。
また以前からソジンに一目ぼれしていたジョンウク(コ・セウォン)は、
ソジンが妊娠していることを承知でソジンに結婚を申し込み式を挙げます。
ジョンウク(コ・セウォン)は元検事でジュシングループの娘婿に
なりますが、愛情がない結婚をしたので自分の居場所がなく家でも孤独を
感じながら暮らすようになります。子供はとても可愛がりますが
義母のヘスク(イ・ヘスク)はジョンウクが会社を乗っ取ろうとして
ソジン(ソン・ソンミ)と結婚したと勘違いしています。
どうみてもこの結婚は、はじめから無理があったように感じます。
また一方、ダンジ(カン・ソンヨン)も長い間の片思いが実を結び
ミンギュ(イ・ピルモ)と結婚式を挙げ、女の子を出産します。
8年後、同じ塾に通うことになったソジン(ソン・ソンミ)の子供と
ダンジ(カン・ソンヨン)の子供は友達となり、自然と親たち4人も
顔を合わせるようになり、ある日家族同士で食事をすることに
なりました。
大変なことに子供たち二人の父親はミンギュ(イ・ピルモ)です。
ソジン(ソン・ソンミ)だけが知っていることで、ソジンは秘密に
します
ところがこの後、すぐにミンギュ(イ・ピルモ)は自分が子供の父親で
あることを知りますが、ソジンの母親から「娘のことすら守れなかった
あなたが子供を守れるはずがない。中絶させなかったことを感謝して
父親であることは死ぬまで隠しなさい。自分の今の家族を守りたければ」
と強く忠告されます。あまりのショックに自分を失い錯乱状態に
なりながら車を運転するミンギュ(イ・ピルモ)でしたが、そのあとを
心配して追いかけてくるソジン(ソン・ソンミ)の車を助けるために自ら
交通事故を起こし、ミンギュ(イ・ピルモ)は病院に運ばれます。
またその事故の相手が、ソジン(ソン・ソンミ)の兄で運転していたのが
不倫相手の女優ファヨンでした。偶然とはいえ複雑な事件になって
しまいました。
もちろん、母親のヘスク(イ・ヘスク)は我が子を守ろうと必死になり
とうとうお金と権力がある財閥の思うがまま、事件を追いかけている
ダンジ(カン・ソンヨン)に濡れ衣を着せる始末です・・・
まぁ~いつものことながら、力のない警察もお粗末ですが(笑)
毎回、絶対にあり得ないストーリーが続き、愛憎入れ混じるドロドロの
人間関係から目が離せません~(爆笑)))
また、ジョンウク(コ・セウォン)と結婚したソジン(ソン・ソンミ)
ですが、まだ子供の父親であるミンギュ(イ・ピルモ)が忘れられずに
いるためにジョンウク(コ・セウォン)を愛することができません。
更に母親からジョンウク(コ・セウォン)が会社を乗っ取ろうと
していると聞かされ、それを信じている彼女ですから彼との
信頼関係などありません。
聡明な彼女なのにこういう時は悪女の母親を信じてしまうなんて、
結局ジョンウク(コ・セウォン)とは愛のない結婚だったのですね。
やがて、病院で目を覚ましたミンギュ(イ・ピルモ)のもとを
ソジン(ソン・ソンミ)の母ヘスクが現れ、絶対に事故現場に
娘のソジン(ソン・ソンミ)がいなかったと警察に証言するように
言います。娘のソジンを助けるためには手段を選ばない母親ですが
あまりにも身勝手すぎる行動にムカムカします。
そして、その後、ミンギュ(イ・ピルモ)は母ヘスクの乱暴な
行為によって病室で亡くなります。
イ・ピルモさんがこんなに早く亡くなってしまうなんて残念です。
もっと彼の迫真の演技が見たかったなぁぁ・・・
そしてソジン(ソン・ソンミ)は自分が別荘に呼んだせいでミンギュ
(イ・ピルモ)が事故にあい母ヘスクが事故の通報をしなかった
せいでミンギュ(イ・ピルモ)が死んだと思い自分は生きる資格が
ないと泣き崩れます。
ところが、自分の子供を守らなければならないソジン(ソン・ソンミ)は
心を鬼にして事件を隠そうとしますが、ソジンの父である会長がパク家
全員が揃った食卓で、今回の事故の件で「被害者の妻ダンジ
(カン・ソンヨン)の力になってあげなさい」と昔検事だったジョンウク
(コ・セウォン)に事件の真相を明かすように頼みます。
ところが、事件に絡んでいるパク家の家族たちはジョンウク(コ・セウォン)
とダンジ(カン・ソンヨン)の二人の不倫をでっち上げジョンウクを家から
追い出そうとするのです。
またこの事件は悪女の女優シン・ファヨンも加わっているために二人に
とって敵対する人物が多くて困難極まりない事件になっていきます。
パク家が婿であるジョンウクを追放しようとしてダンジを利用し、ソジンは
二人の不倫の記者会見まで開きます。
愛するミンギュとの別れを余儀なくされたソジンのガラッと変わった
変貌ぶりに注目ですが、本当にダンジと夫ジョンウクに嫉妬しての
行動なのか?
やがて嫉妬の化身となっていく妻を演じるソン・ソンミさんの激しい
熱い演技は圧巻です。
そして全てを根こそぎ奪われジュシングループを追い出された
ジョンウク(コ・セウォン)は1年後ジュシングループのライバル社
だったAGに破格の待遇で入社し損害賠償等の訴訟など復讐する準備に
入ります。
そして「自分とダンジを陥れた報いを受けさせてやる」との強い思いと
子供の養育権を取り戻すためにソジンと戦うつもりです!
またダンジ(カン・ソンヨン)も偶然に同じ会社のAGの食堂で
働くことになります。
そんな時、ソジン(ソン・ソンミ)は亡くなったミンギュ(イ・ピルモ)の
骨壺を盗むのですが、骨壺を運んでいた車が事故を起こし骨壺が破損して
しまいます。ダンジは泣き崩れますが、絶対にソジンの男が誰か明らかに
して彼女を潰してやると心を鬼にして誓うのです。
でもかわいそうなダンジですね。その男が自分の亡くなった愛する夫と
分かった時の衝撃を考えると辛いですね。ダンジにとって一番大切な
ものを失い、予期していなかった裏切りに合うわけですから、その喪失感
から立ち直ることが出来るのでしょうか?
また、ソジン(ソン・ソンミ)と男が写っている写真を見たジョンウク
(コ・セウォン)は「この人が息子ソンヒョンの実父なのか?」と
つぶやくのです。
その後、ジョンウクは息子のソンヒョンの親権を勝ち取り一緒に
暮らすことになります。またソジンたちも家を追い出され、ジョンウクの
家でみんな一緒に暮らすことになりました。
ある日、ジョンウク(コ・セウォン)はダンジに「ソンヒョンは僕の子供
ではない。それを承知で結婚した。また母は自分の孫だと思っている」と
話します。ダンジはジョンウクにそんな苦労があったとは思いもよらず
驚くのです。そして「僕たちは似た者同士ですね。心の傷も家族のことも。
だからなのか、ついあなたに目が行く、僕はあなたが好きなようです。」
と告白するジョンウクです・・・
私も二人で心の傷を埋め合うのもいいことだと思います・・・
でもダンジは亡くなった夫がまだ忘れられないかなぁぁ?
また一方、ダンジの妹シン・イェウォンも苦労してアナウンサーに
なりますが、なんとソジン(ソン・ソンミ)の弟パク・ジェヨン
と付き合うことになります。でもこれを知ったダンジは悲しむ
でしょうね。妹イェウォンにとって恋人のジェヨンは自分が生きていく
うえでも大事な人です。姉として慕っていたダンジと敵対しなければ
いいと願っていましたが、イェウォンは離縁した姉ダンジと亡くなった
兄のためにジェヨンと結婚してパク・ソジンの家に入り、ソジンの今までの
悪行の真相を突き止めようとします。一人でパク家に乗り込むイェウォン
が心配! 不安がよぎります・・・
ところが、その後、妹シン・イェウォンはソジン(ソン・ソンミ)の
息子の父親が義兄ミンギュだと知ります・・・
そして義兄ミンギュの罪はパク・ソジンに償ってもらうとミンギュの
お墓の前で涙しながら誓うのです。絶対に容赦しないと・・・
強い女性に変身していく妹シン・イェウォンが頼もしく感じます。
後半に入り、とうとうジョンウクが息子ソンヒョンの実父が亡くなった
ダンジの夫ミンギュ(イ・ピルモ)だということを知ります・・・・
義父も真実を知りますが、「私を絶対に許すな」というなら、はじめから
息子のミンギュとソジンの関係をダンジに知らせるべきです。
いくらダンジのために黙っていたと言っても・・・
私だったら許せないですね。
そしてジョンウクは何も知らないダンジに夫のミンギュをすぐに
忘れるように強く言います。
そして、とうとうダンジはソンヒョンが元夫ミンギュの子供だと
いうことを知ってしまいます・・・
ダンジはソジン(ソン・ソンミ)の復讐のためにジョンウクと結婚して
ソンヒョンを育てるとソジンが一番恐れていることで彼女に苦しみを
与えます。またソジンの母ヘスクも悪事から身柄を拘束されます。
物語は70話過ぎから益々面白くなってきます(笑)
ところがすぐに釈放されたソジンの母ヘスクはAGのシン会長が
自分の娘を捜していることを知り、ジョンウク(コ・セウォン)より
先に見つけ出しジョンウクに復讐しようとします。
ところが、シン会長の娘に成りすましたダンジはシン会長と芝居をし
娘が見つかるまでダンジが娘の代わりになり代理人の立場を使って
存分に報復するようにシン会長がダンジに告げます。
そして今日からシン会長の代理になったダンジとパク会長から株を
譲渡され第2位の大株主になったジョンウク。そしてパク家の莫大な
財産の管理を妹イェウォンに託すパク会長でした。
そして自分らしくその後もはつらつと仕事をこなしていくダンジが
とても素敵でカッコ良かったです!
また、ソジンの側近だったシンもソジン母娘からの裏切りで傷つき
今度はダンジの味方になり一緒に復讐に加わります。
心強い味方が増えたダンジです。でもシンはソジンを心から愛して
いるので裏切らないか、ちょっと心配・・・やきもきします(笑)
また、妹シン・イェウォンも相手の敵地に乗り込んで、ソジンの
裏帳簿を盗み出しソジンをを再起不能に追い詰めようとします。
そうなればソジンはイェウォンを頼ってくるはずですね!
でも、いつバレてしまうか妹シン・イェウォンもダンジも視聴者も
不安でドキドキです(笑)
ところが、とうとうイェウォンの夫ジェヨンが気が付きはじめ
皆が心配します。まぁ~いままでバレない方がおかしいのですが(笑)
この夫役のジェヨンを演じているキム・ギョンナムさんですが、
どこから見ても少年隊の東山君に見えてしまうのが気になって(笑)
私だけかなぁぁ~?? イケメンですよねぇ。。。
また一方、ダンジは元夫の事故現場にいた第三者の車がソジンだった
ことを知ります、ますます復讐に燃えるダンジですが、そんな時
シン会長がダンジの代わりに車にはねられ重症になります。
もちろん指図したのはソジンですが、なかなか本当の娘に会えない
シン会長です・・・
その重病のシン会長の移植手術のために適合性検査を受けた妹の
イェウォンは珍しい血液型なのに適合しました。
そして、シン会長が捜していた娘がイェウォンだということが判明し、
シン会長はダンジも一緒に娘として迎え入れると会見で発表します。
ダンジとイェウォンはほんとうの姉妹になりました。
イェウォンは離婚を決意しますが彼女の夫ジェヨンは彼女を真剣に
愛しているのでとても心配になります。
そんな時、ソジンの実の父親ソン・ウジンが現れます・・・
えぇ~?? ソジンはパク会長の娘ではなかったのです・・・
マレン会長ことソン・ウジンは存亡の危機にある会社ジュシンに
20億ドルを投じますが、そのお金は母ヘスクの裏金で、20年間
娘のために実の父親が管理していたのです。
そんな時、ソジンはまた同じように自分を慕っていたインまで
事故に合わせてしまいインが失踪します。
そして、今度はイェウォンが離婚届を夫ジェヨンに渡した後
妊娠していたことが分かります・・・
二人は一度悲しい別れを経験しますが、お互いの家族たちの
対立を乗り越えて幸せを捜していきます・・・
その後、ジョンウク(コ・セウォン)とダンジの努力によって
ミンギュ(イ・ピルモ)の事故を起こしたファヨンがとうとう
警察に捕まります。
また、パク会長はソジンが自分の娘でないことを知り、今まで
身勝手にふるまっていた妻ヘスクに騙されていたことに激怒し
感情をたかぶらせるのですが・・・視聴者にとっては遅すぎって
感じですよね~(笑)まぁ~いつも韓国ドラマではありがちな
鈍感というか、反応が鈍いというか、早く気が付けよ!!って
いう夫にイラっとしますが・・・(笑)
終盤、パク家の長男の嫁で女優のシン・ファヨンのオ・ミンギュ
(イ・ピルモ)死亡事故に関する公判が開かれ「真犯人はジュシンの
前会長で母のヘスクだと主張し法廷で証言します。
また、ソジンも母が警察に逮捕され自分も自ら自首するのですが
自分の娘のソジンが逮捕されたことを知った母ヘスクは「すべて
私がソジンをダメにしたと泣き叫ぶのです・・・
そして母ヘスクはダンジに「どうか私の娘を助けてちょうだい。
ソジンの罪まで私が償うから、だからソジンは見逃してちょうだい。」
と必死になって泣きつくのです。最後まで心を入れ替えることなく
自分勝手な醜い母です・・・
そして裁判がはじまりますが、そこでも「私一人がやったことです」
と嘘の証言をして退出させられる母ヘスク・・・
最終回、
もう、本当にどうしようもない母にかわって夫であるパク会長は
ダンジに「許されない罪を犯してしまいました。私の管理の甘さが
招いたことです。」と深々と頭を下げるのです・・・
そして父はソジンに「罪を償い私と再出発しよう。お前は
これからも私の娘だ」と言って、ソジンを待つ覚悟です・・・
母のヘスクは傷害致死の罪で懲役5年の刑を受け、ソジンは
殺人未遂及び死体損壊罪傷害罪で懲役13年の刑を受けました。
やっと平和な家庭がやってきましたが、気がかりなのは
妊娠している妹のイェウォンと夫ジェヨンの離婚話です。
皆が心配しているなか、イェウォンの父のシン会長はジェヨンに
「娘の夫として責任を果たせ」と告げます。やっぱり父として
やっと会えた娘を悲しませることはできないのですね。
そして、嬉しいことにダンジとジョンウクにも子供が
授かりました・・・姉妹で妊娠なんて賑やかになりそうです(笑)
そして二人の出産後には、義父たちと叔母たち2組の夫婦が
結婚式を挙げます。
長かった長編ドラマでしたが、(笑)
このようなhappyEndのラストは最高に嬉しいですね!!