韓国映画「王宮の夜鬼(やき)」ヒョンビンvsチャン・ドンゴン。
私生活でも仲が良いヒョンビンとチャン・ドンゴンが共演し、朝鮮王朝を舞台に謎の疫病の感染者「夜鬼(やき)」の大群との戦いを描いたパニックアクション映画。清から朝鮮に帰還した王子のイ・チョンをヒョンビンが扮し、夜鬼(やき)を利用して国家転覆を企てる悪の重臣キム・ジャジュンにチャン・ドンゴンが扮します。二人の演技バトルは余裕の貫禄と気迫でついつい引き込まれていきますが、何といってもゾンビの数が多くて多くて(笑)朝鮮時代にゾンビ?と思いますが、そのゾンビをヒョンビンがバッサバッサと斬り倒していく姿は圧巻!!迫りくる夜鬼と躍動感のあるアクションシーンを披露するヒョンビンに目を奪われること間違いありません。そのヒョンビンは世継ぎになる気もなく王にならないと言っている自由な王子で国や民衆を思いやる気持ちなどなく、おまけに弓使いのトッキ(イ・ソンビン)にちょっかい出すような軽い王子。ところが夜鬼との戦いを繰り広げるなかで民衆に信頼を寄せられるリーダー気質を開花させていくのです。ラスト、「民がいる、王ありてこその民だと?いや違う、民ありてこそ王もあるのだ・・・」というヒョンビンの言葉が心に響きます・・・
またヒョンビンvsチャン・ドンゴンという二大トップスターの共演はこの先ないと思いますので本作でじっくり大人のイケメンを堪能してください!二人の最強オーラは桁違いです(笑)

(あらすじ)
咬まれると白目になり牙が生え、人の生き血を求める“夜鬼”へと豹変する謎の疫病が蔓延する朝鮮時代。存亡の危機に陥った朝鮮に帰還した王子イ・チョン(ヒョンビン)は、至る所にはびこる夜鬼の群れと戦う朝鮮随一の武官パク従事官らと出会い、成り行きで彼らと行動を共にすることになる。一方、国を掌握しようと企む国王の側近である絶対悪キム・ジャジュン(チャン・ドンゴン)は、国家転覆を謀り、夜鬼を利用して最終手段に打って出るが……。
