9月9日、『アスダル年代記(tvN/2019)』のシーズン2となる、tvNの超大作時代劇『アラムンの剣』の放送が始り土日の週末ドラマである本作は、9月17日に4話までの放送が終了している。
韓国での全国視聴率はどうかというと、初回放送から約5%というまずまずの数字をキープ中。大きなダウンがないのは良いことだが、逆に5%から抜け出せない状況に陥っているとも言える。
主演を務めるイ・ジュンギの熱演が視聴者を魅了しているものの、韓国視聴者の間では「いやな予感がする」といった反応も上がっているという。
『アラムンの剣』は、前作のファンタジー時代劇の壮大な世界観を引き継ぎ、架空の太古の地“アス”で新たな伝説を作っていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアラの運命的な物語が描かれる。
続編の公開は、シーズン1の放送から実に4年ぶり。物語の舞台は、チャン・ドンゴン扮するタゴンが、アスダル初の王となってから約8年後の世界へと変わった。
そして一部のキャストも変わった。シーズン1でメインキャラクターの「ウンソム」と「サヤ」の2役を演じたソン・ジュンギに代わり、シーズン2では、イ・ジュンギが2役を務める。
彼は、ソン・ジュンギが演じた少年期から成長し、アスダルを進撃するアゴ族の首長となった「ウンソム」と、アスダルの総軍長であり後継者の「サヤ」を演じ、華麗なアクションシーンを披露している。
このように『アラムンの剣』には、ドラマファンの興味を刺激する話題が豊富なのだが、残念ながら視聴率は上がらない。
その原因は、ドラマのカラーがはっきりしていることが影響しているという指摘がされている。
時代劇ドラマは人気といえど「太古ファンタジー」という独特なジャンルには、好き嫌いがわかれてしまうからである。
「好きな人は好きだと思う」という印象を抱かせる世界観のドラマは、新規の視聴者をなかなか取り込めないという弱点があるようだ。
4話までの放送を終えた今、視聴者の新規流入が増えず、視聴率5%の壁から抜け出せずにいる『アラムンの剣』。ドラマファンからは「なんだか『悪鬼』と同じような匂いがする」と不安な声が漏れている。 かしこい韓流・k-pop生活Danmee
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