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韓国ドラマ「眩しくて」あらすじと感想、ナム・ジュヒョク

2019-12-04 | 韓ドラ ま行
韓国ドラマ「眩しくて」あらすじと感想、最終回
2019年作品、全12話
ベテラン女優キム・ヘジャとハン・ジミンが一人のヒロインを
演じる注目作。
不思議な腕時計で時間を過去に戻すことができる25歳のヒロインが
ある日、その時計で父親の死を救ったことで突然70代の
おばあちゃんになってしまったことからファンタジックな
ストーリーが繰り広げられていきます。
25歳のヒロインをハン・ジミン、70代のおばあちゃんを
キム・ヘジャが演じ、身体は70代ですが、心は25歳という
ヒロインを熱演。
なんといっても見どころは二人が同じ人物に見えるように
演じているところです。お互いの特徴を見つけ雰囲気を近づけようと
努力した様子が見られ、ハン・ジミンの立ち振る舞いやクセなどが
そっくりだと感じました。心が25歳の可愛いおばあちゃんでした。
そして本作は25歳のヒロインが時間を巻き戻せる時計を使った
代償として、目覚めたら突然70代のおばあちゃんになってしまった
彼女が、それでも前向きに生きる中で人生の輝きに気づいていく
ハートフルなラブロマンスと家族愛が描かれた物語です。
また、今注目の若手俳優ナム・ジュヒョクとハン・ジミンの
ラブラインも重要な大きなポイントですが、一回り年上の
大先輩女優相手に、ぜんぜん違和感はなかったです。
そんな彼がヒロインをいつも自然体で見守る、心に傷を抱えた
青年を魅力的に好演しています。
最近、彼が出演した映画「安市城」を視聴したばかりですが
成熟されていく男の深みを感じる若手俳優の一人ですね!
本作もそうですが、どの作品も表情が怖いくらい役に
なりきっていて、これからの作品が楽しみな
ナム・ジュヒョク君です!
 (あらすじ)ネタバレあり
5歳の時海辺で時間を戻せる不思議な腕時計を拾ったヘジャ(ハン・ジミン)。
自分がピンチの時その時計を使ってみましたが、時間を戻すとその分自分が
年をとることが分かり、その時計を封印していました。
25歳になったヘジャ(ハン・ジミン)はアナウンサーを目指すも厳しい
現実を前に挫折気味です・・・
そんな時、記者志望のジュナ(ナム・ジュヒョク)と出会います。
彼の母は幼い時家出し、アル中のどうしようもない父を抱え、祖母と
暮らしていましたが、一見完璧に見えたジュナでしたが心に傷を持ち
周囲に壁を作って生きてきたのでした。
そんな彼は感情をそのまま表に出すヘジャ(ハン・ジミン)に興味を
抱き、ヘジャもまたそんなジュナに惹かれていきます。
そんな中、ヘジャの父(アン・ネサン)が突然交通事故で亡くなって
しまいます。
どうにか父を救いたいヘジャは例の腕時計を使って時間を戻すのですが
何度時間を戻しても交通事故を防ぐことができず泣き崩れるヘジャ。
それを心配したジュナは事情を知らずに、それでも諦めるなと
励ますのです。その結果、ヘジャは数十回も時間を戻し、何度も
苦戦するうちに遂に父親を助けることに成功します。
ところが次の日、目覚めると何度も時間を戻したために70歳の
おばあちゃん(キム・ヘジャ)の姿になっていました。
そんな姿を見て家族や友人たちは驚きます。
そして絶対にその事が起きるとは考えられない100パーセント
非現実的な出来事に苦しむのです。
特にヘジャ(ハン・ジミン)の両親にとって25歳の娘がいきなり
自分よりも年取った70代のおばあちゃんになったなんて完全に
否定しますよね! ところが・・・終盤・・・
面白い展開に変わっていきます・・・



ジュナ(ナム・ジュヒョク)は25歳のへジャ(ハン・ジミン)ではなく、
見知らぬおばあさんのへジャ(キム・ヘジャ)と会うことに。
25歳のへジャとの思い出のある景色の良いマンションの屋上や屋台、
警察署や路地、さらにはジュナの家でもなにかと顔を合わせます。
ヘジャが父親を助けるために時間を何度も戻して70歳のおばあさんに
なったことを知らないジュナ。
また自分を見分けられないジュナに寂しさを感じるへジャと、
見知らぬおばあさんの登場を煙たがるジュナ。
その後もジュナが記者をあきらめてお世話になった先輩の会社
老人広報館(老人に嘘の健康食品を売る会社)に就職したことで
事件や騒動など様々なエピソードが起こり、そのたびにおばあさんは
ジュナをしつこいくらい助けていき、2人の予想もしなかった出会いは、
ドラマを笑いと感動で盛り上げていきます。(笑)

終盤、ジュナは「今まで僕を苦しめたのは去っていった母といつも
殴る父ではなく、僕自身だった。ずっと自分という存在を認められず
苦しかった。」でもそんな僕のことを思って泣いてくれたのは
ヘジャが初めてだった・・・二人の愛を感じる言葉です・・・
そんなある日、ジュナが「この会社は間違っている」と反発した
老人広報館の先輩から拉致されますが、おばあさんはジュナを
助けるために、引くに引けない切羽詰まった状況から全力挙げて
救います。そして、その後、おばあさんは気を失って倒れ、病院に
運ばれます。
そして、ここから現実に戻り、今までの出来事はおばあちゃんが
見た夢でありおばあちゃんはアルツハイマー認知症だったのです。
そしておばあちゃんは25歳のヘジャの足の悪い父親(アン・ネサン)の
母だったのです。
あの時計は若いころおばあちゃんの夫ジュナ(ナム・ジュヒョク)に
プレゼントした大切なものでした。
最終回
1970年、記者の仕事をしていたおばあちゃんの夫は「今日は早く帰る」
といった結婚記念日の日に情報部に捕まり死亡しました。
そして警察に遺品を取りにいくのですが、大事な時計だけがありません。
その時計は警察の人間が盗んだのです。
きっとおばあちゃんにとっては夢にまで見る、一番大切で大事な
形見だったのでしょう。
若くして夫(ナム・ジュヒョク)を亡くしたおばあちゃんは、足の悪い
息子を一人で育てた気丈な母だったのです。
おばあちゃんのアルツハイマーもどんどん進み、嫁(イ・ジョンウン)の
ことも分からなくなりました。
夫(アン・ネサン)はすまなさそうに心苦しく、「母はあなたのことを
覚えてないと言っている」と話します。
嫁(イ・ジョンウン)は「私がお母さんのことわかるからいいじゃない」
と言葉を返します。このお二人は本当の夫婦のような見事な演技で
ラスト何度も何度も感動の涙を流すシーンがあり人生を共に生きる
大きな夫婦愛を教えてくれました。
本作は最後の2話は涙が止まりません・・・
本作はヒロインの両親をはじめ兄ヨンスを自由なキャラで演じる
ソン・ホジュンなど個性的な脇役たちが多数登場し、終盤は
ホロリとする、ぬくもりを感じるドラマに仕上がっていました。

追記・本作に対する私なりの理解が間違っている部分があるかも
しれません。異なっているときはごめんなさい!











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