韓国映画「クロス・ミッション」あらすじと感想、2024年 Netflix映画。
映画「クロス・ミッション」は、射撃の銀メダリスト出身で現職エース刑事である妻のカン・ミソン(ヨム・ジョンア)に、過去を隠して家庭に忠実な専業主夫として生きていく元特殊要員のパク・カンム(ファン・ジョンミン)が、巨大な事件に一緒に巻き込まれることから繰り広げられる物語を描いた娯楽アクション映画。
妻に過去を隠したまま専業主夫として生きる前職元特殊要員のカンム(ファン・ジョンミン)と、夫の秘密を誤解したまま強力犯罪捜査隊のエース刑事ミソン(ヨム・ジョンア)。
そんなカンムの前に、困った状況に置かれた元同僚の後輩ヒジュ(チョン・ヘジン)が彼の前に現れます。
カンムのもう1人の後輩で、ヒジュの夫でもあるジュンサン(キム・ジュホン)が任務中に行方不明になったと言ってきます。カンムは後輩ヒジュ(チョン・ヘジン)の頼みを聞き入れ、再び特殊要員として危険な仕事に就くことになります。
しかし、妻の刑事ミソンには元特殊要員のことを隠していたために、夫とヒジュ(チョン・ヘジン)の仲を疑った妻のミソンは二人の後を追うことになりますが、その後、巨大な事件に巻き込まれることになります。お互いに夫を、妻を救うために動き始めるカンム(ファン・ジョンミン)とミソン(ヨム・ジョンア)・・・
特殊要員から主夫になった男と、夫の過去をまったく知らない刑事の妻。図らずも危険な任務に巻き込まれた2人は、夫婦のきずなが試される大きな試練に直面する。
(感想)
ファン・ジョンミンさん、ヨム・ジョンアさんと共にチョン・ヘジンさんも意外な悪役で活躍するアクション映画です。本作は少しの間公開延期となりましたが、チョン・ヘジンさんの夫イ・ソンギュンさんの訃報による状況が大きかったと思います。
悲しみを乗り越えながら、チョン・ヘジンさんのこれからの女優としての活躍を心から応援したいと思います。
チョン・ヘジンさんといえば、韓流初期のドラマ「ごめん愛してる」でソ・ジソブさんの双子の姉(障害を持つ)を演じた印象が強く心に残っています・・・
本作「クロス・ミッション」は妻に過去の正体を隠して夫婦生活を続けていて、ある時、妻は夫の過去を知ってしまいますが、「私の夫は刑事の妻に過去を隠した大胆なヤツ」と言いながらも「夫を理解できるのは私しかいないでしょう」と理解を示すところは大きな夫婦愛を感じました。
ただ、ファン・ジョンミンさんの専業主夫と元特殊要員のアンマッチをもっとメリハリ強く分かりやすく描いてほしかったです。後半から正体がバレた元特殊要員のファン・ジョンミンさんをもっとカッコよく描いてほしかったのが私の要望です・・・(笑)
また、妻で刑事ミソン(ヨム・ジョンア)の部下たちの一般常識が通じない、どこか外れている刑事たちの行動や会話も爆笑で楽しめます。
笑いあり、アクションあり、夫婦愛あり、普通に楽しめる物語でした。