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韓国ドラマ「ワンダフル・ワールド」あらすじと感想、チャウヌが新境地に挑む

2024-10-23 | 韓ドラ わ行

韓国ドラマ「ワンダフル・ワールド」あらすじと感想、最終回。
心理学教授で有名作家のウン・スヒョン(キム・ナムジュ)は愛する家族と幸せな生活を送っていました。ところがある日、突然愛する息子を殺されたことで人生が一変してしまう。
絶望と憎悪に満ちたスヒョンは、法をかいくぐり野放しにされた犯人を自らの手で葬り復讐を果たします。
罪を償い出所したスヒョン(キム・ナムジュ)は思いがけず、同じく心に傷を負った謎の青年ソンニュル(チャウヌ)と出会うのですが、彼はスヒョンに計画的に近づいて来たのです・・・
それぞれの隠された秘密を抱えながら敵対関係がドラマチックに発展していきますが、自分が復讐して終わりではなく、今度は自分が復讐される側になってしまうスヒョン(キム・ナムジュ)に注目です。
キム・ナムジュさんもチャウヌ君も、家族を亡くした悲しい表情を見応えたっぷりに強烈な存在感で演じています。特にチャウヌ君は今まで見たことのない男らしさに哀愁がプラスされ美しいイケメン姿にずっと見とれてしまいますが、彼がどのような結末を迎えるのか最後まで気になってしまうドラマでした。チャウヌ甘々のファンにはずっと見ていたい彼の美しい横顔です(笑)
本作は正統派イケメンのチャウヌ君とそれなりに美人な女優キム・ナムジュさんとの共演。
まぁ~いくらなんでも、年が離れすぎた年下彼氏のラブロマンスではないよね、と思いながらというか、違うと願いながら観はじめましたが、二人のロマンスはなかったのでホッと胸を撫でおろしました(笑)チャウヌファンは安心して見られるヒューマンサスペンスドラマですよ!
ただ、チャウヌ君は前作のドラマが「ワンダフルデイズ」で本作は「ワンダフルワールド」でちょっと間違いそうで分かりづらいタイトルですよね・・・(笑)
また、本作は復讐劇なのに「ワンダフルワールド」のタイトルもなぜ?と、はじめ意味が分かりませんでしたが、その意味はラストですべて理解できます。2024年作品、全14話。



あらすじ(ネタバレあり)
1話
心理学教授で有名作家の妻ウン・スヒョン(キム・ナムジュ)は正義感が強い元敏腕記者だった夫カン・スホ(キム・ガンウ)と息子のゴヌと幸せに暮らしていましたが、ある日、愛する息子のゴヌが交通事故に遭い人生が一変します。
マスコミは有名な作家ウン先生の息子が死亡したひき逃げ事件として大きな話題になりますが、被告は嫌疑不十分で無罪になったのです。
その日の夜、スヒョン(キム・ナムジュ)は無罪になった男を車ではねて殺してしまいます。

2話
マスコミはカン・ゴヌ君ひき逃げ事件の続報として、「犯人はゴヌ君の母親ウン・スヒョン被告です」と大きく報道されます。
スヒョン(キム・ナムジュ)は反省はするが、過去に戻っても同じ選択をする言い、息子の復讐を果たした母親は刑務所に入ります。しかし夫のスホ(キム・ガンウ)にも会わない妻スヒョン(キム・ナムジュ)に「スヒョン、僕に会うのもつらいよな、もう少しの辛抱だ、君のためなら何だってする約束するよ」と手紙を渡し、息子のひき逃げ事件を自分の手で調べはじめます。
ところが、数日後、会社に復帰した息子のスホ(キム・ガンウ)が特派員でアメリカに行くことになったとスホの母がスヒョン(キム・ナムジュ)の母を訪ねてきます。
7年後、スヒョン(キム・ナムジュ)は一人で静かに出所します・・・

3話
出所後、一人で息子のゴヌのお墓参りに行ったスヒョン(キム・ナムジュ)は母が待つ家に帰り
「これからはゴヌに恥じない生き方をする」と心配する母に伝えます。
また服役中に同じ部屋の受刑者だったヒョンジャから重要なことを頼まれたスヒョン(キム・ナムジュ)はクォン・ソンニュル(チャ・ウヌ)という人物を捜しはじめます。
彼の仕事先の廃車センターで頼まれた日記帳を渡しますが、彼は両親を殺した人間の謝罪文を持ってきたと言うのですか?・・・なぜ、あなたが?と・・・ 結局、彼に反感を買うような不快な気持ちを与えてしまいます。
また一方で、韓国に帰国したスホ(キム・ガンウ)はABSの報道局長に昇進し、6年ぶりにスヒョンと再会します。スホは「君を手放せるわけがない、一緒に家に帰ろう」と言って彼女を抱きしめます・・・

4話
また、「同じ時間を歩いて行こう」と再度プロポーズされたスヒョン(キム・ナムジュ)はスホ(キム・ガンウ)と暮らしはじめましたが、そんな時、夫スホの不倫写真を受け取るのです。
数日後、スヒョンは夫に写真を見せます。
夫は何を言っても言い訳に聞こえるだろうが、君がいなかった時のことだ、今も君だけを愛している信じてくれと悔やむ気持ちを見せます。そして、スヒョンもこれ以上責めることはしませんでした。二人は写真を送りつけてきた男を探し出そうとします。
一方、ソンニュル(チャ・ウヌ)はスヒョン(キム・ナムジュ)から自分の両親を殺した受刑者ヒョンジャの日記帳を受け取ります。スヒョンは人生を棒に振ってほしくないと伝え、何かあったら連絡するようにとソンニュルを心配するのです。

5話
なぜか様子がおかしいと感じた夫スホが運転している車を見つけたスヒョン(キム・ナムジュ)はタクシーで後を追いかけます。しかしそこはホテルで、エレベーターを上がり部屋に入る夫スホを見て衝撃を受けます。更に、不倫相手の女性はスヒョンが知っている信じられない相手で向かいの家のヒジェ君の母ヘグムだったのです。驚きのあまり呆然とするスヒョン。
その夜、夫スホは何度も謝りますが、スヒョンは家を出ていきます・・・
夫スホは自分が一番信じられるツテを使って写真を送った相手を調べはじめます。
一方、ソンニュル(チャ・ウヌ)は稼げる危ないバイトをもう1つしていますが、体中に傷を負っているソンニュルを見て、スヒョン(キム・ナムジュ)は心配しています。
ソンニュルから「写真の件は解決を?、フィルムカメラだから興信所じゃないですよ、僕が捜しましょうか?」と言いますが、スヒョンは怪我の薬だけを渡して帰っていきます。

6話
スヒョン(キム・ナムジュ)が送られてきた2枚目の写真の裏の文字を調べていくと、スヒョンが車でひいた男の妻キム・ウンミンに繋がっていきました。彼女は今、韓国大学病院に入院していますが、病室を訪ねると、そこにソンニュル(チャ・ウヌ)もやって来たのです。
そして、すぐに患者の容態が悪化します・・・
その後、ソンニュルはスヒョンにあの人の息子も今韓国大学病院に入院していると伝え、会いますか?と、問いかけます。
そのソンニュル(チャ・ウヌ)は今度スホ(キム・ガンウ)をよく調べて監視するようにキム・ジュン議員側からの指示がでます。
一方で、スヒョン(キム・ナムジュ)は夫スホの気持ちを理解して、家に戻りますが、スホはここは思い出が多すぎるから引っ越しするか?と妻のスヒョンを気づかうのですが、どこにいても同じだと言い、ゴヌの部屋がなくなるのはイヤだと夫に話します。

7話
放火事件の子供の生存者には左肩に重度の火傷がありますが、ソンニュル(チャ・ウヌ)にはなかったのです。「ソンニュル(チャ・ウヌ)、あなたは一体誰なの?」とスヒョン(キム・ナムジュ)は疑問を抱きます。そして、放火事件で亡くなった両親の納骨堂にスヒョンは向かいます。
ソンニュル(チャ・ウヌ)の本当の正体はスヒョンが車でひいた男の息子だったことが分かります。すべてを知ってしまったスヒョンはソンニュル(チャ・ウヌ)に「会いましょう」と連絡をします。
ソンニュル(チャ・ウヌ)が正体を明かさないのはスヒョンの大事なものをすべて奪いたいからなんです。そのために自分も大切な存在にならなければと思いつく、恐ろしい考えをもっているソンニュルです・・・
一方、スホ(キム・ガンウ)もソンニュル(チャ・ウヌ)がキム・ジュン議員の邪魔をする者を排除する役割をしていることを知ります。

8話
「あの女が死ぬか、俺が死ぬまで、やめるもんか」と強い態度を示すソンニュル(チャ・ウヌ)は本格的な復讐に乗り出し、自分が味わった苦しみを倍にして返すつもりです。
まずはじめに不倫写真をスヒョン(キム・ナムジュ)に送ったソンニュルは次にキム・ジュン議員に会い、写真を渡します。その後、ソンニュル(チャ・ウヌ)の母は普通病棟から特別室に異動になります。
ある日、スヒョンは向かいの家のヒジェ君の家に入っていくキム・ジュン議員を見かけます。
ヒジェ君の母ヘグムはギャラリーの館長をしていますが、キム・ジュン議員は「息子を連れて外国に行け分かるよな」と言って脅しをかけます。
その後、スヒョンは夫の不倫相手が向かいの家のヘグムではないことを知り、ヘグムから「女性の正体を知られては困る」とスホ(キム・ガンウ)が言っていたことを知らされます。

9話
「愛する二人に裏切られること」復讐するソンニュル(チャ・ウヌ)が次に考えた復讐が、一番信頼していた夫のスホと実の妹のように頼りに思っていたユリ(イム・セミ)二人の裏切りに遭うことでした。写真の女はユリだったのです。スヒョン(キム・ナムジュ)はユリに会いに行きます・・・
スヒョン(キム・ナムジュ)にとって、一番 苦痛で耐えがたいのは二人の関係を知らずに二人のために生きようとしたことだったのです・・・
そのころ、ユリのショップに実の母が例の写真をもって現れるのですが、これもソンニュル(チャ・ウヌ)の仕業だったのです・・・  実の母は血はごまかせないと言って帰っていきます。
また、夫のスホも妻が車で殺したクォン・ジウンの息子がソンニュル(チャ・ウヌ)だったことをハンサンから知らされ、計画的に妻のスヒョンに近づいたことも知ります。



10話
スヒョン(キム・ナムジュ)は自分と家族の写真がたくさん貼ってあるソンニュル(チャ・ウヌ)の部屋を見つけ、大きな衝撃を受けます。
スヒョンはソンニュルにあなたのお母さんは事故じゃなくて事件よ、復讐よりもお母さんを守りなさい、母親を守るんでしょう?自分が本当にすべきことから目をそらさないでと強い言葉で伝えます。
その後、ソンニュル(チャ・ウヌ)に母親が目を覚ましたと電話がかかってきて急いで病院に駆けつけますが、母はすでに息を引き取ったあとでした・・・
一方、今日はこれからキム・ジュン議員とスホ(キム・ガンウ)の「ニュース招待席」番組のテレビ生放送がはじまります。そして、最後の質問の時に「ジュンソン文化団体を裏金工作に使っていますね」と問い詰めるはずでしたが・・・  すでにキム・ジュン議員のところにも不倫写真が渡っていたのです。

11話
ソンニュル(チャ・ウヌ)の母親の葬儀場で、絶望の淵に立つソンニュルにたくさん悲しんで苦しみなさい、その後に会おうと優しく救いの手を差し伸べるスヒョン(キム・ナムジュ)。
ある夜、ソンニュルは電話でなぜ俺の世話を?俺を見るとつらいだろう?と問いかけます。
もちろんつらかった、でも気付いたの相手にも家族がいることをとスヒョン(キム・ナムジュ)は伝えます。ソンニュルはあなたが地獄にいることを知っていた、僕も同じだから、でも見ないふりを、そうしないと生きられない気がして目を背けてたんだ、と言った後で電話を切ります。
また、スヒョン(キム・ナムジュ)はソンニュル(チャ・ウヌ)の亡くなった母親の交通事故を調べていますが、加害者の運転ミスではなく弁護士は故意である可能性が90%以上もあると言うのです。そして、真犯人を見つけたスヒョン・・・

12話
制圧的な態度をする夫クォン・ジウンを見て、ソンニュル(チャ・ウヌ)の母は息子のソンニュルに父が殺されたことをどうか憎まないで可哀そうな人なのよとスヒョン(キム・ナムジュ)をかばうのです。
また、これに対してソンニュル(チャ・ウヌ)の母は「ウン・スヒョンさんも夫と同じく執行猶予つきにしてください」とある人物にお願いしていたのです。
そんな時にソンニュル(チャ・ウヌ)の母は交通事故に遭ったのです。
一方、スヒョン(キム・ナムジュ)もキム・ジュン議員がクォン・ジウン、裁判官、弁護士と繋がっていたことを知り大きな衝撃を受けます。夫スホにクォン・ジウンの裁判は皆がグルだった
ことを知っていたのになぜ黙っていたの?あなたらしくない、ゴヌのためにもあの時暴くべきだったと悔しくてたまらないスヒョンです・・・
ゴヌの母として、「あなたがやらないなら私がやる」と強く心に誓うのです・・・

13話
キム・ジュン議員がソンニュル(チャ・ウヌ)の母やゴヌの事故にも関わっていることを知ったスヒョンとソンニュル。母親の事故に見落としがないかもう一度考えるように助言を与えますが、母の最期の言葉が「タブレット」でしたがどこを探してもないと言うソンニュル。
ところが、あの日、ゴヌはタブレットを持って家を出て行ったことが分かりました。
そして、ソンニュル(チャ・ウヌ)が母から受け取ったペンダントにある秘密が隠されていたのです・・・ その後、ゴヌの事故の真相がすべて明らかになり、ソンニュル(チャ・ウヌ)は母が「ゴヌの母スヒョンをどうか憎まないで可哀そうな人なのよ」と話したワケがやっと分かったのです。翌日、スヒョンは2015年、カン・ゴヌ事件の真犯人キム・ジュンを告訴します・・・
ソンニュル(チャ・ウヌ)はスヒョン(キム・ナムジュ)に何度も「ごめんなさい」と泣きながら謝罪するのです。
そんな中、キム・ジュンは大統領選の演説会を開き、権力を持ってスヒョンに対抗してきます。
そして、スヒョンは夫スホにゴヌを殺した人が大統領になった国で暮らすことはないと伝えます。

14話(最終回)
「時節因縁」の再販記念イベントの会場でスヒョン(キム・ナムジュ)は今度の新作は実話を基に執筆する予定で、息子の事故の隠された真実を書きます、あの事故には真犯人がいて、それは大統領候補のキム・ジュンが犯人ですと事実を発表します。
その後、スヒョンは証拠を警察に持っていき、事情聴取がはじまり、キム・ジュンに警察署から出頭命令がでます。
それに反発するキム・ジュンですが、スヒョンはキム・ジュンの思惑どおりにはさせない、私は最後まで闘いますと強い信念をみせます。
また、ソンニュル(チャ・ウヌ)も「あなたが失敗しても僕がキム・ジュンを生かしておかない」と心の中でつぶやき、一人でキム・ジュンに会いに行きます。
「最後のチャンスだ国民を騙すのはやめろ」と言い、「人殺しも大統領になれるのか?」とキム・ジュンを刺激します。
キム・ジュンはビルの屋上でソンニュルの首を絞め、「殺されたいのか?」、「私の行く道を妨害するヤツは何百人でも殺してやる」と攻撃し、ソンニュルは「僕の母さんみたいに僕も殺せ」と激しく怒り、「ウン・スヒョンと一緒にお前も殺してやる」と言ったキム・ジュンに切れたソンニュルは「ここで一緒に死んでやる」と力を出します。
その後、スホ(キム・ガンウ)はABS生放送のニュース速報で決定的な証拠映像と音声を公開します。スホがキム・ジュンと手を組んだ理由はキム・ジュンを転落させるためだったのです。
スホは「5歳の子供の命を奪い、幸せな家庭を壊した人間が国の大統領になろうとしています、法曹界を牛耳り国民を裏切る人間は法の裁きを受けるべきです・・・」と涙を浮かべながらニュースを読み上げ、最後に退職届を置いてABSを去っていきます。
その後、キム・ジュンは殺人教唆の容疑で遊説現場で緊急逮捕される姿がニュースで報道されます。その後、裁判でキム・ジュンは無期懲役という罰を受けることになりました。
一方、放送事故を起こしたスホ(キム・ガンウ)でしたが、ABS放送局をクビにならずに懲戒処分で済んだのです。スホはスヒョンに「君は僕よりもずっと強い人間だ、すまなかった、そしてありがとう」と伝えます。
6年が経ち、ソンニュル(チャ・ウヌ)は医学生になり、スヒョン(キム・ナムジュ)の新作「ワンダフルワールド」のサイン会を訪れます。
お互いに目で確かめあい、「もう大丈夫です」というメールをソンニュルがスヒョンに送ります。 すべてhappyendで幸せなラストを迎えました。


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