韓国ドラマ「One the Woman ワンザウーマン」あらすじと感想、最終回。
長身で美しくパワフルな検事ヨンジュ(イ・ハニ)と、ヨンジュと同じ顔ですが、まるで生き方が違う財閥の末娘ミナ(イ・ハニ)の二役をイ・ハニさんが熱演するコミカルで痛快なラブコメディ復讐劇です。
冒頭からドラマ「熱血司祭」で共演されたキム・ナムギルさんが特別出演で登場して再現するような爆笑シーンを演じるのも注目です(笑)
検事のヨンジュ(イ・ハニ)が事故に遭い記憶喪失となり財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)に間違えられるところから物語はスタートします。
記憶を失っても大胆でたくましい性格はそのままなので、財閥の嫁として姑に従順なのは性に合わないヨンジュ(イ・ハニ)の嫁姑のバトル戦は常に爆笑で大ウケです(笑)
また、イ・ハニさんの相手役には共にソウル大学出身のイ・サンユンさんが登場し、財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)は初恋の相手なので、すぐに別人だと気が付きますが、財閥の陰謀を解き明かすためにヨンジュ(イ・ハニ)に協力するのです。
そして、その財閥の真実を探しながら二人の関係も徐々に深まっていく過程にも注目です。
また財閥令嬢のミナ(イ・ハニ)と政略結婚した夫役にドラマ「社内お見合い」などのソン・ウォンソクさんが登場。
堂々と不倫をしているちょっとイヤなヤツなんですが、でもどこか憎めないイケメン夫をユーモアたっぷりに演じていますが、また財閥の中で生きていかなければならない哀れさを誘う部分もあり心動かされます。
そして、もう一人、長い付き合いの同僚で検事のアン・ユジュン役を演じたイ・ウォングンさんの清々しい検事役が印象的でした。常にヨンジュ(イ・ハニ)を応援しながらサポートしていく間柄ですが年下男子の片想いの愛が切なかったです・・・
特に告白して振られるシーンの弱気な愛の表現が可愛くて、その会話が実に目新しく新鮮で良かったです。 是非、このシーンを注目して観てください(笑)
イ・ウォングンさん本作が除隊復帰作でした。 でも、最近は2番手、3番手の俳優さんたちの顔や名前がなかなか覚えられなくて、ホント!年齢を感じる今日この頃です・・・
本作は、とにかくイ・ハニさんの枠にはまらない型破りな検事役が見どころで、ヒット作続きのイ・ハニさんの評価は大きいと思いました。
最終回の17.8% 高視聴率も汲み取れるほど納得のドラマで、もしかしたら続編もあるのでは?
あらすじ(ネタバレあり)
1話
女性検事ヨンジュ(イ・ハニ)は、長身で美しく腕っぷしが強いパワフルな検事。
一方、ヨンジュとそっくりなカン・ミナ(イ・ハニ)は、ユミングループの大財閥の娘でハンジュグループの次男の嫁ですが、愛人の子供だということで姑から毎日冷たい扱いを受けつらい目にあっています。更に夫とは政略結婚で夫には愛人が・・・
ある日、検事のヨンジュは、絵画詐欺事件の犯人で詐欺師のイ・ボンシクが、絵画のオークション会場に現れるとの情報を聞き、潜伏捜査に向かいますが、その会場で自分にそっくりなカン・ミナを見つけ驚きます。更に着ているピンク色のワンピースも同じものだったのです。
その時、犯人イ・ボンシクを見つけた検事ヨンジュ(イ・ハニ)は逃げるイ・ボンシクを駐車場まで追いかけますが、そこで車の事故に遭い病院に搬送されます。
またカン・ミナ(イ・ハニ)は実家からもいじめの標的にされていましたが、この日実家のユミングループのカン会長一家が乗っていた専用機が事故に遭い全員死亡したというニュースが報道されます。そして、その飛行機には末娘のカン・ミナ(イ・ハニ)だけが乗っていなかったと報道され、嫁ぎ先のユミングループは一人生き残ったミナを捜します。
2話
事故で意識不明だった検事ヨンジュ(イ・ハニ)は病室で目を覚ましますが、そこにはハンジュグループの家族たちがいて、記憶を失ったヨンジュは自分がユミングループの娘カン・ミナだと言われますが、なぜか?気持ちがしっくりこないのです。
そこへ、イケメンの夫が現れて、お前が記憶喪失だということが外で知られたらまずいから当分の間、じっとしていろと話します。
その後、ユミングループの葬儀場での周りの様子がおかしいと感じたヨンジュ(イ・ハニ)はネットをみて自分はイジメられてた憎いアヒルから莫大な遺産を受け継ぐ相続者になっていたことを知ります。
一方でハンジュグループの長男で亡くなったハン・ガンシクの息子スンウク(イ・サンユン)が亡くなった父の無実を晴らすために、アメリカから帰国しますが、一人出迎えたのはハンジュグループの法務チーム長ノ・ハクテ(キム・チャンワン)でした。
スンウク(イ・サンユン)は初恋の人カン・ミナ(イ・ハニ)に会うために葬儀場に向かいますが、そこにいたカン・ミナ(イ・ハニ)は別人のように見えたのです・・・
その後、カン・ミナ(イ・ハニ)の腕に自分が知っている傷がないことを知り、ミナが別人だと確信します。
3話
カン・ミナ(イ・ハニ)の嫁ぎ先のハンジュグループの家族は嫁ミナのユミングループが丸ごと手に入るかもしれないと思い、ミナを利用するかもしれないので、スンウク(イ・サンユン)は少し様子をみようと考えています。
そして、まず本当のカン・ミナを捜すことから動きはじめます。
一方でユミングループは、一人生き残ったカン・ミナのおかしな行動や記憶喪失を問題視し、臨時株主総会を開きますが、そこにスンウク(イ・サンユン)が大株主として登場しカン・ミナのユミングループ承継を支持すると皆の前で発言します。
そんな時、ヨンジュ(イ・ハニ)は自分が事故に遭った駐車場に行けば、少しは記憶を思い出すのではと思いましたが、またそこでヤクザたちと乱闘騒ぎになり自分の喧嘩強さにやっぱり私はご令嬢のカン・ミナではないのでは?と・・・思いはじめています(笑)
4話
ヨンジュ(イ・ハニ)は自分を助けてくれたのが夫の従兄弟のスンウク(イ・サンユン)だったことを知り、誤解はあっていろいろ迷惑をかけましたと謝罪します。
そして、スンウク(イ・サンユン)はカン・ミナと家族とユミングループに関する資料をヨンジュ(イ・ハニ)に渡し、できるだけ資料を暗記し記憶喪失は一時的なものだとして、会社の理事たちを信用させるよう助言を与えます。
その後、ユミングループの会長になったヨンジュ(イ・ハニ)が気に入らない、ハンジュグループの長女のソンへ(ジン・ソヨン)はヨンジュ(イ・ハニ)を引きずり落とすことに必死になります。
長女のソンへ(ジン・ソヨン)はスンウク(イ・サンユン)とも仲が悪く、自分が勝つためには手段を選ばない怖い女です。
また一方で、検察庁でも、ヨンジュ(イ・ハニ)が失踪したことで仕事に大きな影響が出ています。検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)は、ハンジュグループの国税庁買収事件をヨンジュ(イ・ハニ)に担当させ、便宜を図る計画を立てていたのです。
本当に行方不明にでもなったのかと検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)は心配するより困り果てています。
5話
誰かが、カン・ミナを狙って麻薬の情報提供をし、違法薬物使用の疑いで中央地検に連行されたヨンジュ(イ・ハニ)は、検査で薬物が検出されずに帰りますが、事故であれ麻薬であれ、これ以上怖い目に合うのはごめんだと思っているヨンジュにスンウク(イ・サンユン)と法務チーム長ノ・ハクテが本物のカン・ミナを捜そうと協力を求めます。
結局、今いるハンジュグループの嫁カン・ミナが偽物だということを3人だけが知っていることになります。スンウク(イ・サンユン)はカン・ミナさえ見つければ、あなたを無事に元に戻れるようにしますと気にかけます。
そのヨンジュ(イ・ハニ)は私は一体誰だろう?と考えますが・・・ 私は賢いし機転も利くし、法についても詳しい、そして皆が私をお偉いさんと呼ぶのです・・・これって、私、もしかして、暴力団で検事を詐称していた詐欺師だったりして・・・??とかなりのショックを受けています(笑)そして、誰かが私のことを捜すはずだけど・・・??
一方、スンウク(イ・サンユン)は駐車場でヨンジュ(イ・ハニ)を車ではねて意識不明になった加害者の妻から、夫は以前ハンジュグループのハンジュファッションの工場で働いていたことがあったと聞かされます・・・
そして、その後、この事故に長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)が関わっていたことを知ります。
6話
スンウク(イ・サンユン)は父の命日に納骨堂を訪れますが、ハンジュグループ会長ハン・ヨンシクから子供の頃に非情な仕打ちを受けたことを思い出します。
そして、父の命日がスンウク(イ・サンユン)の誕生日だったことを知ったヨンジュ(イ・ハニ)は法務チーム長ノ・ハクテと一緒に誕生日をお祝いします。
その夜、家に帰ったヨンジュはミナの正体を疑っている長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)から、指紋登録してあるミナのタブレットを皆の前で開けてみるように言われます。
これに対して、数時間前にミナのタブレットの暗証番号の数字がスンウク(イ・サンユン)の誕生日だったことが分かったばかりでした・・・スンウク(イ・サンユン)の誕生日を祝ってあげて良かったですねぇ~
その中身は、夫ハン・ソンウン(ソン・ウォンソク)の浮気と次女ハン・ソンミ(ソン・スンハ)のスキャンダルと姑から暴行された診断書までありました。姑は嫁のカン・ミナと同じような境遇だったことがわかりますが、それなのに何故?彼女をいじめていたのでしょうか?
そして、舅のハン会長と長女のハン・ソンへは2007年の粉飾会計とだけ書かれてありました。スンウク(イ・サンユン)は父親に粉飾会計と関連した濡れ衣を着せただけでなく、殺人にも関わっているという疑いも見えてくるとヨンジュに話します。
そして、父の名誉を回復するために韓国にやってきたことも説明し、カン・ミナは自ら隠れたような気がすると言います。
7話
何も知らない同期の検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)はカン・ミナを演じているヨンジュに出頭要請の電話をしますが、仮病を使ってVIP室に入院します。
ところが差し入れのお寿司を食べている姿を取材陣に見つかりカメラで盗撮され記事になってしまいます。
ヨンジュは退院して出頭要請のために舅のハン会長が勧めた車で検察庁に出頭しますが、車のブレーキが故障していたのです。
やっとの思いで検察庁につきますが、そこで同期の検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)から、あなたはチョ・ヨンジュ検事だと言われ身分証明書を見せられます。
検事のアン・ユジュン(イ・ウォングン)もヨンジュがカン・ミナの代役をしていることを知り、今度は4人で運命共同体のような仲間になりました。
ヨンジュを巡って、スンウク(イ・サンユン)VSアン・ユジュン(イ・ウォングン)、なんだか?おかしな?三角関係がはじまりそうで先が恐ろしいです(笑)
でも、ヨンジュにしたら、これから今まで通りの検事の仕事と財閥会長を掛け持ちしなければならないので、一人二役は忙しくてたいへんなんです。
また一方で、詐欺師のイ・ボンシクはハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)をゆすりに行きますが、反対に捕まってしまい、カン・ミナ(イ・ハニ)が偽物である証拠を持ってきたら命は助けてあげると脅されるのです。
8話
ヨンジュの正体を知ってしまった詐欺師のイ・ボンシクはヨンジュを尾行し二人はもみ合いになり頭をレンガで殴られたヨンジュは過去の記憶がすべてよみがえってきます。
また、ヨンジュはスンウクに昔、祖母の事故捜査を簡単に処理したのが自分の上司の検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)で、今はハンジュグループの悪行の全てをお金で片付ける相当な悪人だと話します。
そのスンウクは腕を怪我したことで何かとヨンジュを呼び出し、あれをやってほしい、これをやってほしいと甘えるのですが、ヨンジュのほうは今度、今度と言ってそっけない素振りをしますが、一度だけ髪の毛を乾かしてもらうスンウクが嬉しそうでした(笑)
そして、詐欺師のイ・ボンシクは中央地検に連れていかれますが、そこで検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)から「誰にも何も言うな、いいな」と堅く口止めされます。
ヨンジュが取り調べをしますが、本物のカン・ミナは中国に船で出港し、自ら韓国を出たがっていたと言い、そのカン・ミナを長女のハン・ソンへが殺そうとしていたと話します。
9話
スンウク(イ・サンユン)はハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)を訪ね、カン・ミナ会長から交渉権を委任されたから、これからは僕と話し合いをしようと持ち掛け、ハンジュホテルの調査書類を渡し、再実査することを要求します。
また一方で、ヨンジュは検事として実の父ミョングクと面会するために刑務所に向かい、父に火をつけた事や祖母が車にはねられ死んだことを問い詰めて責めます。
父さんのせいでおばあちゃんが死んだと泣き出すヨンジュは二度と会うことはありませんという言葉を残し帰っていきます。
すぐにスンウク(イ・サンユン)に私はハンジュ工場に放火した犯人の娘であなたのお父さんハン・ガンシクを殺した犯人カン・ミョングクの娘ですと打ち明けます。
その後、重要な証拠を持っていた詐欺師のイ・ボンシクは刑務所内で殺され、翌日には絵画詐欺師のイ・ボンシクが自殺し、ポケットの中から3年前の絵画取引顧客リストのメモが発見されカン・ミナの名前があったと大きく報道されます。
検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の不正を追ってやっと詐欺師のイ・ボンシクまで捕まえたヨンジュは悔しすぎてヤケ酒を飲むしかないのです・・・
そんなヨンジュを見て、愛の告白をする同僚の検事アン・ユジュン(イ・ウォングン)でしたが、アッサリ振られるユジュンでした・・・
10話
二日酔いで目覚めたヨンジュは自分が外泊したことを知り、ハン家の人たちがまた大騒ぎしていると悩みのタネが尽きないのです(笑)
おまけに姑に変な電話をかけたせいで姑が部屋から出てこないと夫のソンウンから電話があり、更に神経をすり減らすヨンジュです(笑)
また一方で、検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)からは、詐欺師のイ・ボンシクの追及はやめて、カン・ミナ会長を中央地検に出頭させるように指示を受けます。
ところ、ヨンジュが知らないうちにハンジュホテルとユミンホテルが合併契約を交わし、共同代表に長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)とカン・ミナの夫で次男のハン・ソンウン(ソン・ウォンソク)が選任されたのです。
もちろん、長女のハン・ソンへはおもしろくありませんが、すべてはスンウク(イ・サンユン)がハン会長にユミンの持ち株を10%を渡して決めたことだったのです。
また、スンウクは14年前に自分が好きだったミナはあの夜のヨンジュだったことが分かり、お互いにずっと心の支えになっていたことを知り、二人は固く握手をしラブラブになります。
11話
スンウクとヨンジュはお互いの愛を確認し、ハンジュホテルの駐車場で愛を確かめ合った二人でしたが、ヨンジュがカン・ミナなので、これは不倫関係になってしまうと困惑するヨンジュです(笑)
ところが、それよりも・・・今ユミングループのカン・ミナ会長は本物じゃない、別人がカン・ミナのフリをしているという噂が流れているのです。
長女のハン・ソンへはこの話をカン・ミナの叔母でユミングループの理事カン・ウナにします。
そして、ハン・ソンへはミナの部屋に盗聴器を仕掛けます。
また、夫のソンウンからお前はカン・ミナではないだろうと言われ、俺はだれでも構わない、ただ今のお前でいいからと言う夫に、その座は守りたかったら自分のために黙って私を保護するようにと強気になるヨンジュでしたが、本当は心臓がドキドキして死にそうだったのです(笑)
ヨンジュは早くこの家を出るしかないと考えています。
そんな時、ヨンジュは刑務所にいる父の情報を得て、スンウクと一緒に父に会いに行きます。
父はハンジュからお金をもらって、自分が火をつけた犯人になったと真実を話します・・・
12話
父になぜ?ハンジュからお金を受け取ったの?と問い詰めるヨンジュにハンジュの長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の秘書チョン・ドウが刑務所にやって来たと言い、その時に罪をかぶったいきさつを説明します。
ヨンジュは父の娘を思う切ない親心を知り自責の念にかられるのですが、スンウクからお父さんを憎むことをやめて、これからは少しづつお父さんを受け入れていこうと言われます。
また一方で検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)はヨンジュがハンジュ工場の放火犯の娘だったことを知り驚きます。
そして、ハン・ヨンシク会長がヨンジュの祖母をひき逃げして、それを検事長リュ・スンドクがもみ消してあげたのでは??
また一方で、長女のハン・ソンへはカン・ミナの叔母でユミングループの理事カン・ウナに定期株主総会で前ユミングループのカン・ジャンス会長とカン・ミナ会長のDNA鑑定の結果を公表するように持ち掛けますが、なんと株主総会当日、親子関係が一致していると発表がありました。
もちろん、一番驚いているのはミナの演技をしているヨンジュです(笑)
13話
定期株主総会で前ユミングループのカン・ジャンス会長とカン・ミナ会長の親子関係が成立するという驚くべき事実が発表され、我が目を疑うヨンジュはその席で、ユミングループ会長を退くことと、今後はスンウク(イ・サンユン)に経営を託すことを発表します。
思いどおりに事が進まなかった長女のハン・ソンへはひどい怒りで激高します。
また、14年前の工場火災事件の真相を探っているヨンジュは検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)が自分を尾行していることを知ります。
そして、同僚のユジュン(イ・ウォングン)は検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の携帯に盗聴アプリを仕掛けることに成功します。
またヨンジュは検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)が握っているハンジュグループの悪行の証拠資料を手に入れようと検事長室に忍びこみます。
同じころ、長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)も検事長室を訪れ、父親のハン会長の悪事の証拠書類等を渡すように検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)迫るのですが、この二人の会話を部屋の隅に隠れていたヨンジュが盗み聞きします。
そして、全部が長女のハン・ソンへの仕業だったと悔し涙を流すヨンジュです・・・
14話
あの日、ハンジュ工場にいたのはハン・ヨンシク会長ではなく、長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)で、ヨンジュはおばあちゃんを車でひいたハン・ソンへを激しく非難し、絶対に罪を暴いてやると声をあげるのです。
そんな中、ハンジュグループのハン会長が逮捕されますが、父親のハン・ヨンシク会長が目障りになった長女ハン・ソンへの仕業でした。
また、ヨンジュはスンウクと検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)の部屋の時計の中から持ち出したUSBのデーター画像を見ますが、その中にはハンジュ工場放火事件の真実が保存されていて、スンウクの父親の姿が映っていたのです。
新しい証拠はみつかったのですが、ヨンジュはスンウクを心配して「大丈夫ですか?」と声をかけます。
お金と権力を振りかざす財閥相手に、すべてを元に戻すことは自分の感情に打ち勝たないといけないのですが、それでも人間として不安があります・・・
そして、ヨンジュはスンウクに今までのことが全部終わったら、アメリカに帰るんですか?と心配そうに尋ねます。
15話
顔を整形して、ハンジュグループの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の秘書の手伝いとして入り込んだキム・ウンジョンが実は本物のカン・ミナだったのです。
そして、ハン・ソンへに正体がバレたカン・ミナはスンウク(イ・サンユン)とヨンジュたちに助けられますが、乱闘騒ぎの中カン・ミナはサムゴリ派の連中に殴られ病院に搬送され、ヨンジュは駆けつけた警察に連行されます。
ヨンジュの面会にやってきた検事長リュ・スンドク(キム・ウォネ)はヨンジュに検事をクビになったと伝え、これ以上出しゃばるなと忠告するのですが、ヨンジュは検事長リュ・スンドクに「分りましたから早く行ってください、おじさん」と、もうただの知り合いのおじさんでしょうと悔しがるのです(笑)
また、ハンジュグループでは長女のハン・ソンへが会長に就き、名誉会長になった父のハン・ヨンシクは息子のソンウンに獄中経営をすると言いますが、ソンウンはイヤだと言い、母のミョンウォン(ナ・ヨンヒ)から獄中経営ならお父さんの言う通りにすればいいんでしょ、あんたには野望も自分の考えもないのか?と怒鳴られる息子なんです・・・
16話(最終回)
ヨンジュはスンウクのお陰で拘束が解かれ戻ってきました。
その後、怪しい行動をとるノ・ハクテ(キム・チャンワン)とカフェで待ち合わせしますが、ノ・ハクテが飲み物に入れた薬のせいで気を失うヨンジュです。
目を覚ましたヨンジュは身体を縛られ、目の前にはハンジュの長女ハン・ソンへ(ジン・ソヨン)がいました。
検事だったヨンジュはいろいろな質問をソンヘにしますが、彼女はついうっかり自分の過去の悪事をすべて話してしまいますが、これはヨンジュたちが計画したどおりにライブ放送されていたのです。
自分のしくじりに気が付いたソンヘはその場を逃げますが、そこに助けに来たスンウクはヨンジュと抱き合いホッとしますが、その様子もライブ中継されていたのです・・・
そして、その後、ハン・ソンへを助ける者は一人もいませんでした。
また一方で、病室で意識を取り戻した本物のカン・ミナは姑のミョンウォンに会いに行き、長男の本当の死の真相を伝え苦しみを与えるのです。
姑はカン・ミナをいじめただけでは刑務所にいかないでしょう、その代わりに姑が一番愛する子供を別の兄妹が死に追いやり、また別の姉弟はそれを知っていながら黙っていた・・・
これからの一生、姑が作った監獄の中で生きてみてくださいとカン・ミナは伝えます・・・
そして、逮捕状が出た長女のハン・ソンへ(ジン・ソヨン)の遺体が貯水池の中から発見されます。自殺に見せかけたソンヘはベトナムに向かうつもりでしたが空港でヨンジュに見つかって逮捕されます。
そのヨンジュは自分の居場所はスンウクの隣だということが分かり、二人はアメリカに行き、ヨンジュはアメリカで弁護士の資格を取りました。
ところがすぐに韓国料理が食べたくなったヨンジュは韓国に帰国しますが、韓国の空港で、ヨンジュに似た女性を見かけ、なぜか微笑むヨンジュでした。
「One the Woman ワンザウーマン」もシーズン2を予告するようなラストで終わりました。
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