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韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、倍返しに愉快痛快

2022-01-20 | 韓ドラ は行、は


韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじと感想、最終回。
イタリアマフィアの顧問弁護士であるヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)は、自分がソウルのビルの地下に埋めた金塊を求めて母国である韓国に戻ってきます。
ところがその情報を得た韓国の悪徳企業バベルグループがヴィンチェンツォの前に割り込み妨害してきます。
弁護士、検事、医者、警察、マスコミなど全てを支配している巨悪のバベルグループを相手にイタリアマフィアの流儀で悪をもって悪を倒していく姿は痛快そのものです。
そして、やられたらやり返すソン・ジュンギのライターをカチャカチャと鳴らしながらのイタリアマフィア式倍返しは超カッコ良かったです。
また、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)を助けようとするビルの住人たちも個性派俳優が勢揃いし、復讐劇なのにコミカルな部分も大いに楽しめ、巨悪のバベルや殺し屋たちの争いの中にも熱い人間ドラマが描かれ、クスっと笑えるシーンもたくさんあり、絶対にあり得ない物語なんですが、ビルの住人たちの見事な活躍ぶりも痛快で晴れ晴れした気分になります(笑)
特に本作で、敵から相棒に変化していくヒロインで今最も注目株のチョン・ヨビンのコメディキャラと高い演技力に好感が持てました。ヴィンチェンツォとの二人のロマンスにも注目です。

また、本作の悪役の一人を2PMのテギョンが扮し、恐ろしいほど卑劣な悪を演じています。
義弟のクァク・ドンヨンとの生い立ちも絡んでくる悲しい運命が更に視聴者の心に残り、驚くようなカリスマ性を発揮していました。
その悪役のテギョン君、撮影現場では冗談好きなムードメーカーだったようです(笑)

実は反日スターのソン・ジュンギは苦手な俳優さんでした。
反日女優ソン・ヘギョと共演した「太陽の末裔」もはじめから反日カップルとして意識して見ていたので少しも感動するところもなく、なぜこの作品が高視聴率なのか疑問でした?
あれから、ソン・ヘギョと離婚し何年か過ぎましたが、本作のソン・ジュンギは彼の代表作になるほど価値のあるキャラクターだと思いました。
ソン・ジュンギの独自のカラーがまさにヴィンチェンツォに重なるほど絶妙にマッチしていたと思います。これからの活躍に更に期待したいと思います。

あらすじ(ネタバレあり)
1話
イタリアのローマでマフィアの顧問弁護士を務めるヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)は父と呼ぶボスが亡くなり、女性と子供だけは守れというボスの言葉を守らなかった息子の後継者に「お前はボスの資格がない」と言い残し、韓国行きの飛行機に乗ります。
そして、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)が向かった先は古い雑居ビルの「クムガプラザ」。
5年前に中国の大富豪から依頼されて、この雑居ビル「クムガプラザ」の地下に15トンの金塊を隠していたのです。
ビルオーナーのチョ社長とビジネスパートナーを組み、再開発を口実にビルを取り壊し金塊を持ち出そうと計画しますが、再開発反対の先頭に立つ会長のホン弁護士がビルの3階にいて、おまけに住人たちもクセのある者ばかりです。さらに金塊が隠してある地下の上の階はお寺が入り、僧侶の下に金塊が眠っているのです(笑)
そんな中、一帯を地上げしている財閥のバベルグループが荒っぽい手段を使ってビルを買収しようとし、チョ社長は脅迫されて契約書にサインをしてしまいます。
その財閥のバベルグループと癒着しているのが韓国最大のウサン法律事務所でお金のために強い者には服従し、弱い者は徹底的に潰すような悪徳法律事務所です。

2話
騒ぎを起こしたバベルグループのパク社長をヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)がカッコよく叩きのめすのですが、再開発反対のホン弁護士は怪しいヴィンチェンツォに「人に迷惑をかけるな」と言い、バベルグループも娘チャヨン(チョン・ヨビン)弁護士がいるウサン法律事務所もクズだと言って激しく怒ります。ホン弁護士とウサン法律事務所にいる娘のチャヨンはなぜか親子の仲が悪く、性格は正反対の父と娘です。
ヴィンチェンツォはホン弁護士に「俺を信じなくていい、俺はこのビルを取り戻します」と言って、苦笑いします。
実は中国の大富豪は1年前に突然亡くなり、金塊を知っているのはヴィンチェンツォとチョ社長の二人だけになりました。
その後、ヴィンチェンツォはホン弁護士の事務所を訪れて、「バベルグループの資料を見せてほしい、私を信じてチャンスをください」と話します。
行動を共にするようになった二人ですが、ホン弁護士から「バベル建設はいつも告知後1週間で住人を追い出し、建物を壊すことで残っている住人を脅している」と聞かされます。
そんな時、娘チャヨン(チョン・ヨビン)がやってきて、明日の午後11時にビルの取り壊しがはじまるので入居者を退避させるように言います。
攻撃を止める方法を考えるヴィンチェンツォですが、同じ時間にイタリア大使を呼んで盛大にワインパーティーをビルの前の空き地で開くことを考えたのです。
その後もバベルはヴィンチェンツォからの脅しがあり撤去を遅らせています。

3話
ところが、チャヨン(チョン・ヨビン)は自分のお金を使ってまで強制撤去を止めるヴィンチェンツォの本当の目的は何なのか?気になって仕方ありません。
また、ビルの住人たちは今回のパーティー開催に自腹を切ったヴィンチェンツォを信頼するようになります。

バベルの悪事を暴こうとしているヴィンチェンツォはホン弁護士にバベル製薬の新薬の主成分に麻薬性の成分が材料に入っていることを伝えます。
専門家は一般の鎮痛剤の成分だと言いますが、バベル側が組織ぐるみで嘘の報告をしていたのです。もし、販売されれば麻薬が出回るのと同じことで、麻薬性鎮痛剤依存者たちが増えて大変なことになります。
ホン弁護士は何としても止めなければと必死になります。
ところが、ヴィンチェンツォはホン弁護士に「バベル製薬による薬の販売計画は裏工作の活動、巨額のリベート、不当な裁判、それ自体がすべて韓国式の暗黙の協定です。」叶う相手では無いと・・・
ヴィンチェンツォはホン弁護士に「それなら、この事件から手を引くべきでは」と適切なアドバイスをします。
ホン弁護士はすでにこの事件の本質を知っていて、逃走した研究員のミンチョルから真実を聞き出しバベル製薬がおこなった不正実験についても全て知っていたのです。
あまりにも危険なことだと知っているホン弁護士は自分一人でバベル製薬を止めようとしていたのです。
そんな時、ホン弁護士に病院から電話あり、オ・ギョンジャという受刑者の女性に会いに行きますが、ヴィンチェンツォを一緒に誘います。
ホン弁護士はオ・ギョンジャが捨てた子供がヴィンチェンツォだと分かっていました。

また一方で、バベル製薬の新薬開発チームの職員14名全員が研修に来ていた別荘でガス爆発があり死亡する事件が発生します。
ニュースを見ていたホン弁護士は「嘘だろ、冗談じゃない」と激しい怒りをぶつけます。
また、この事件を知り、インターン弁護士のジュヌ(テギョン)はチャヨン(チョン・ヨビン)に「バベル製薬の裁判を降りませんか?」とチャヨンを心配します。
次々と関わっていく人が死んでいくのでチャヨンが危険だと神経質になっています。
バベルグループのチャン会長が上のボスから直接指示された事件ですが、逃げた研究員一人のせいで14名が犠牲になりましたが、そのボスとは何者なんでしょうか?

4話
ウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)は、逃げた研究員ミンチョルがホン弁護士と連絡を取っていたことを知り、研究員ミンチョルを襲って殺します。
同じころ、ホン弁護士とヴィンチェンツォがお店でお酒を飲んでいるとトラックが突っ込んできて、事故に遭います。
その事故現場にホン弁護士の娘チャヨンが現れ、二人は救急搬送されますが、父であるホン弁護士は亡くなり、ヴィンチェンツォは奇跡的に助かりました。
ところが、亡くなったホン弁護士に弁護士法違反及び偽証教唆があったことが明らかになったというニュースが流れます。
その報道を見て、勝ち誇った笑みを浮かべるウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)。
その後、すぐにバベル製薬の新薬が承認され発売されることになりました。
また、ビルの住人達は正義感が強いホン弁護士の力になれなかったことを悔やみますが、たくさんの人々から「ホン弁護士ありがとう」という声が届きます。
そして、10日が過ぎますが、娘のチャヨンは事故が偶然だと思えないし、亡くなると同時に悪徳弁護士の汚名を着せられて、自身の心の整理が出来ないのです。
そんな時、頼りにしていたヴィンチェンツォが病室で目を覚まします。

その後、チャヨンはウサン法律事務所を辞めて、亡くなった父の藁法律事務所を引き継ぐことにします。そして、ビルの住人たちにこれからは不正に立ち向かう正義の弁護士として温かい心で皆さんを包みこみますと宣言します。
ところがチャヨンはヴィンチェンツォから「ハベルとウサンには勝てないと分かっているはずだ、勝ち目のない戦場では諦めも肝心だ」と言われてしまいますが、この意味を一番痛感しているのはチャヨンなんです。
そのチャヨンは「あなたのビル「クムガプラザ」を一緒に取り戻しましょう」と提案し、二人で手を組むことにします。

そして、面会に行った運転手から聞き出した指示役の男ピョ部長に会いに行きますが、ホン弁護士と研究員の殺害を指示したのがウサン法律事務所のチェ弁護士(キム・ヨジン)だと吐きました。
そして、ヴィンチェンツォはホン弁護士と研究員の名誉を回復するように彼女を脅し、次にバベル製薬の原料貯蔵庫を燃やしてしまいます。
火事の知らせを受けて駆け付けたチャン会長ですが、その後に黒幕のボスが登場しますが、その男がなんと、ウサンのインターン弁護士ジュヌだったのです。
えぇ~テギョン君が悪役とはビックリでした・・・

5話
ホン弁護士を慕っていた人々の協力でバベル製薬の原料貯蔵庫に火をつけて燃やしたヴィンチェンツォとチャヨンの二人はバベルとウサンに大きな打撃を与えました。
そして次の目標はバベルの子会社のバベル化学です。
バベルのことをよく知っているチャヨンの情報から株操作が最も得意な子会社で今度は法と裁判で制裁する計画を立てます。
まず、チャン会長に近づいたヴィンチェンツォはチャン会長がボスではないと気が付きます。

ヴィンチェンツォとチャヨン、そして事務長のジュソンは、バベル化学が開発中のBLSDという化学物質は毒性がありアメリカでは禁止されている有毒物質で、すでに被害者は全部で42名でそのうち死者は9名、全員血液の疾患で死因は白血病だと分かります。
被害者たちのソ・ヒョヌ弁護士はうさんくさい人物でウサンと話を合わせ被害者たちにずっと示談を勧めています。
病院側もカルテを捏造し訴訟をやめさせるやぶ医者、マスコミもバベルの記事を優先的にするテチャン日報のチョン編集局長など、悪徳企業、やぶ医者、ゴミ記者、最低な弁護士が最強のチームを作っているので誰も勝てるはずがありません。
ヴィンチェンツォとチャヨンはいきなりソ・ヒョヌ弁護士の所に行き訴訟代理人を降りろと言い脅迫します。

また一方、火事でバベルの株価が下がり、ジュヌ(テギョン)はチャン会長にテチャン日報の記者とバベル化学へ行き開発中のBLSDが完了したと発表するように指示します。
ところが皆の前で研究員のイ・ウヨンが血を吐いて倒れてしまい、マスコミへの発表は失敗に終わりました。
イ・ウヨンはビルのチェシン住職の友人で、ビルの住人たちにとっては同じ家族同然のような人だったのです。
ヴィンチェンツォとチャヨンはイ・ウヨンも開発中のBLSDの被害者だと住人たちに知らせ、真実を知ったビルの住人たちは悪質なバベル化学を潰そうとするヴィンチェンツォとチャヨンに、協力するのです。
被害者からの弁護士解任書をソ・ヒョヌ弁護士に渡し、訴訟代理を引き受けることになったヴィンチェンツォとチャヨンは、ウサン法律事務所へ行き、宣戦布告をします。
恐ろしいチェ弁護士(キム・ヨジン)と戦うことになるチャヨンですがヴィンチェンツォはチャヨンに「悪党のやり方を教えてやる」と・・・
またその場にいたジュヌ(テギョン)も二人の後姿を見ながら「先輩、もう容赦しないよ」と悪質なボスの顔を見せるのです。



6話
バベル化学労働災害事件の法廷がはじまります。
しかし、訴訟代理になったばかりでチャヨンたちには証拠が不足しているために、ヴィンチェンツォは裁判を延期させる作戦を立て時間を稼ごうとします。
チャヨンがパニック症状を起こしたり、停電にもなり、最後は法廷内にスズメバチを飛ばし、やっと続行不可能になり裁判は1週間延期されることになりました。
 
本格的な準備をはじめますが、ウサン側がこちらの証人を買収したりする可能性が大きいと判断して、その作戦も考えます。
それはウサン側の証人の敵を捜すことでした。相手の証人を挑発するなんて想定外のことで、敵の敵を捜し始めます。
そして、延期された裁判がはじまりますが、なんとこちらの証人はヴィンチェンツォだったのです。
そんな中、ジュヌ(テギョン)はウサンのハン代表とチェ弁護士にバベルグループの真のオーナーは「この私、チャン・ジュヌだ」と真実を話します。
思いがけない告白に慌てふためくハン代表に比べ、チェ弁護士の冷静な態度が恐ろしい・・・

7話
法廷に証人として姿を現したヴィンチェンツォは証人でもあり、本件に関連した暴行事件の加害者でもあります。
ヴィンチェンツォは、バベル化学研究開発チームの飲み会が行われている中華料理店でわざと暴行事件を起こし、バベル化学研究開発部長の携帯電話を奪います。
その中に事件を隠蔽し被害者たちを脅迫した明確な証拠があると携帯電話を出します。
次にへムン病院のキル院長の隠ぺいを暴くために専門医の証人を要請すると述べます。
そこにへムン病院のキル院長の妻でソンウォン大学小児がんセンター長が法廷に登場し、周囲を驚かせます。
ヴィンチェンツォとチャヨンは、敵の敵を味方につけようとする作戦でへムン病院のキル院長の妻に近づき、夫が不倫して財産まで引き出していることを知らせ、離婚のときは財産が有利になるように離婚訴訟を引きうけると約束します。
キル院長の妻は法廷で夫の悪行をバラし、夫と乱闘になります(笑)
バベル化学との法廷闘争で勝利したヴィンチェンツォはチャヨンに「5年かかるところが2週間で終わった、お疲れさま」と言って、喜び合います。

またジュヌ(テギョン)は弟のチャン会長のハンソを呼び出し、過ちを認めBLSDを破棄して関係者を罰し、労災補償も約束すると記者会見をするように言います。
形だけの会長でもベストを尽くせと嫌味を言うジュヌです。
ジュヌはハン代表たちにも「チャヨンからすべてを奪え、金や資格、その他すべて、ヴィンチェンツォは俺に任せろ」と・・・

また一方で、ビルの住人たちは、ある人物から120億ウォンの金塊がこのビルの中に隠されていることを聞かされます。寺の住職はただの噂でしょうといいますが、この人物は証拠である金塊の写真が写っている携帯も持っています・・・ さぁ~ヴィンチェンツォはどうするのでしょうか(笑)
この日、11時から住人たちとの立ち退きの会議がありますが、そこへヤクザたちもやって来たことから、住人たちは、絶対にこのビルから出て行かないと言います(笑)
困り果てるヴィンチェンツォですが・・・そんな時、警察がやってきて、背任と横領、弁護士法違反などの容疑でチャヨンが緊急逮捕されます。
この状況は深刻でヴィンチェンツォはどのように助けるのでしょうか?

ヴィンチェンツォは地検長の買収に失敗したチェ弁護士の所に行き、私が解決するのでチャヨンを釈放するように言います。

8話
「退去危機のビルの入居者たちがチンピラに立ち向かう」というネットが拡がり、住人たちの活躍が大人気になり、バベルは恥さらしになっています。更に資金源を失って危機に直面しています。
チェ弁護士は資金問題を解決する方法として韓国で一番の信用を誇るシングァン銀行との投資を進めるのです。
チェ弁護士はシングァン銀行のファン頭取の知られては困る過去の秘密を知っていたのです。
悪質企業のバベルにシングァン銀行が投資をするはずがないと思っていたチャヨンは何かあると調査をはじめるとファン頭取に関係する事件があったのです。
ファン頭取はDVで何度も告訴されています、それも相手は全部男性。それを検事だったチェ弁護士とハン代表が手を組んで不起訴にしていたのです。
チャヨンはファン頭取の心を引こうとヴィンチェンツォに近づくように言います(笑)
嫌がるヴィンチェンツォは仕方なくチャヨンの案に従いますが、予想通りヴィンチェンツォに夢中になるファン頭取は、母オ・ギョンジャ事件の秘密までも明かしたのです。
母オ・ギョンジャがセクハラを受け会長を押し倒した時、妻のソ会長はそれをすべて見ていて救急車を呼ばなかったのです。シングァン銀行を手に入れようと夫を見殺しにしたのです。

また、ヴィンチェンツォの実の母オ・ギョンジャ受刑者をシングァン銀行のファン頭取が訪ねてきます。再審をするとかバカげたことを言わないようにと言って余生の生活費と葬式代を置いていきます。ファン頭取はオ・ギョンジャにセクハラをして死んだファン・ドクベの息子だったのです。

ファン頭取は、ヴィンチェンツォに言われた通りバベルとの融資協定を取り消します。
ところが、チェ弁護士が先にファン頭取の実の母ソ会長を脅迫して融資協定調印式を進めていたのです。失敗に終わったヴィンチェンツォたちでしたが、ファン頭取には罰を与えることができました。

9話
チャヨンはバベルの影のボスを捜しだすことに集中したいと思っています。
会社が傾けば現れそうなのに、どうすればおびき出せるのか考えています。
「うっかり残した痕跡を探せばいい」とヴィンチェンツォはアドバイスします。

また一方で、へムン病院のキル院長がウサンとの契約を破棄し検察に保護を要請したことをウサンが知ります。担当検事は南東部地検のチョン・イングクでジュヌの父が会長だった頃、バベルの捜査を担当した堅物の検事です。
そこへ、キル院長からジュヌのところに電話があり「会長にお願いがあります。私を殺さないこと、会長の顔を知っているのは私だけですから、次に3千万ドルを振り込んでくれ、入金確認後出国するので、もし断ったら会長の正体と父親がしたことを検事に話す」と脅迫します。

また、チャヨンたちはチャン会長の兄ハンソクについて調べはじめます。
英語名はヘンリー・チャン、15年前に渡米して以来、帰国していない、美大を出て画家になり今は所在不明です。
そのチャン会長の兄ジュヌは急に荒々しく人を傷つけ暴力的になりますが、それでもチェ弁護士はついて行きますとハッキリ言葉にします。

その夜、チャヨンもヴィンチェンツォも家で襲われるはずでしたが、チャヨンはヴィンチェンツォが助けに来て無事でしたが、恐怖で一人になれなくてヴィンチェンツォの家に泊まることになります。
そして朝二人は、南東部地検のソ部長が殺されたことを知ります。
またすぐにキル院長とバベル製薬被害者遺族たちが殺されます。


10話
バベル製薬実験死亡者の遺族たちが車の中で死亡する事件が発生します。
チャヨンは、彼らは自殺ではないと警察に主張しますが、警察は他殺の状況証拠がないので解剖も捜査もしないと言います。こうやって事件は片付けられたのです。
悔しすぎるチャヨンは遺族の遺体の前で目を真っ赤に涙を浮かべ「泣くのはこれきり」と言いますが、ヴィンチェンツォは「罪悪感を抱くよりも、どうすべきか考えよう」と力づけるのです。
更に「裁くのは俺だ、俺は悪とだけ闘ってきたがこの4人は悪党と無縁の人たちだ、彼らを殺した奴らに必ずツケを払わせる、これは正義ではなく俺のルールの問題だ、復讐を成功させるために冷静になろう」とチャヨンに言います。

本当のボスを早く見つけて、その場で殺すというヴィンチェンツォは「止めるなよ、でも人を殺さないというルールを破ることになる」と言い、チャヨンも「ルール破りが必要な時もある」と言って二人は復讐に向かっていきます。

ヴィンチェンツォはウサンに買収された警察官二人を捕まえて、再捜査するように言い、終わったら警察を辞めるように約束させます。
そして、警察官二人がもらったお金は寄付することに・・・
事件の記録を受け取ったヴィンチェンツォたちは映像を解析して、4人を失神させて車に練炭を置いたことが分かりました。
殺し屋たちと本当のボスを早く見つけることにビルの住人たちも協力してくれます。

また、バベルのボスをさがしているヴィンチェンツォにパートナーのチョ社長は「差し出がましいようですが、今は金を取り出す方が先だと思いますが、寺さえ追い出せばすぐに解決できます、何かためらう理由が?」と聞きますが、「何とかします、もう少し辛抱を」と答えますが、チョ社長に何か考えがあるようです。
また、ビルの住人たちも金塊を狙っているようで、これはひともんちゃくありそうな金塊探しになりそうです(笑)

一方、ヴィンチェンツォの家にいるチャヨンにジュヌから「ウサンに関する情報があるからいますぐ会おう」と電話があり二人は会いますが、事務長からヴィンチェンツォがヤン洞のトンネルで殺し屋たちに狙われ危険だと電話があり、急いでトンネルに駆けつけます。
チャヨンは「パートナーなら危険も共有するべきでしょう、ひどすぎる」と言い涙を見せますがヴィンチェンツォは「真のボスが分かった」と言って、一緒に走ってきたジュヌの顔を見ます。

11話
するとヴィンチェンツォは、「真のボスは兄のチャン・ハンソクだ」と言って、殺し屋が持っていた携帯で真の会長に電話をかけますが、ジュヌのもう一つの携帯が振動します。焦るジュヌですが誰も気が付かずに危機を免れます。
ヴィンチェンツォたちは殺し屋たちを車に乗せガスを充満させ、今までの悪事をすべて告白し「チャン・ハンソク会長の命令に従っただけです」と言い、会長が国内にいることも自供します。

ヴィンチェンツォは一人で病気のオ・ギョンジャを訪ねます。
「28年前にも肺がんを患ったと医師から聞きました、その時、家族は?」と聞くと
「いましたよ、息子が、だけど余命宣告を受けたので養子に出しました、遠くに、」
ヴィンチェンツォは「息子を捨てた罪悪感で罪をかぶっているとホン先生から聞きました・・・
息子は元気だろうから罪悪感など抱かずに早く治してください、いいですね」と言って、母を優しく見つめるのです。

また、ウサンでは「何か対策を立てるべきでは?」とチェ弁護士が問いますが、ジュヌは「ご心配なく、相手は俺にたどり着かない」、「それではヴィンチェンツォの扱いを変えては?単純に彼がマフィアだという事実を利用するんです」と作戦を変えていきます。

またヴィンチェンツォたちは殺し屋の携帯でボスのチャン・ハンソクに電話した時の通信記録からヤン洞のトンネル付近にいたことが判明します。自分たちのそばにいたなんて、一体どこに隠れていたのかとイライラしている時、南東部地検の国際犯罪チームからヴィンチェンツォがマフィアだと逮捕されます。
ところが、ビルの住人のアン君が国際安保情報院のアン・ギソクとして、ヴィンチェンツォを引き取りにやってきます。国家安全保障上の監視対象としてですが、アン君がこれからヴィンチェンツォたちに協力して本当のボスを捜すと約束します。どんどん仲間が増えて大家族になっていきますがビルの住人たちはヴィンチェンツォがマフィアで強い味方が出来たと大喜びです。
そんな中、ヴィンチェンツォはビルの住人たちから、このビルに金塊があるから協力してほしいと相談され、愕然とします(笑)

12話
ヴィンチェンツォはイタリアでの自分をウサンが調べていると聞き、その人物を捜している時に
ジュヌ(テギョン)が本当の会長チャン・ハンソクだと知り、すぐにチャヨンにも伝えます。

ヴィンチェンツォはジュヌの家に向かい、銃を向けますが、ジュヌは「早く殺せ、マフィア野郎め」と激しい怒りを見せます。
ところが、そこへ、運悪くチョン・イングク検事たちがやってきます。
ヴィンチェンツォが、「この人がバベル化学会長のチャン・ハンソクだ」と言いますが、ジュヌは「私はチャン・ハンソクではありません」と芝居をしながら泣き叫ぶのです。

チョン・イングク検事は、ヴィンチェンツォをずっと捜査していたようです。
ヴィンチェンツォとジュヌは連行されますが、ジュヌはすぐに解放されます。
チャヨンはヴィンチェンツォに会いに行く途中でジュヌに会いますが、いきなり頬に平手打ちを2回くらわします。
驚いたふりをするジュヌは「先輩、何かの間違いです」とシラを切るのです。
チャヨンは「あんたは無実の人たちを殺した、今だって、罪の意識は全くない、あんたは人間以下よ、生きている価値はないの分かった」と激しく非難します。

ヴィンチェンツォはチャヨンにジュヌを殺す計画を変更すると言い、彼は自分の存在がバレることを恐れ、大事なバベルが倒されることも恐れているので、どちらも味わってもらうと言い、まずはジュヌ自身に存在を暴露させようと考えています。
そして、チョン・イングク検事を利用すると・・・

ところが、そんな中、ビルの住人たち全員がこのビルに金塊があると知れわたってしまいます。
もちろん、仲間のチャヨンや事務長まで知ってしまい、自分たちにも分け前があると聞かされ、「こんなことが起きるなんて!?信じられない」と、捜査どころではない、話はとんでもない方向に進んでいきそうです(笑)

また一方で、数年前に情報院が政財界や検察の不正を集めたファイルを作りますが、それをギロチンファイルと言います。
そのファイルが中国の組織の北龍会のハッカーたちにファイルを跡形もなく抜き取られてしまいます。
その北龍会のボスが秘密資金と一緒にファイルを韓国に隠しましたが1年前に心臓麻痺で死亡します。
そのボスの名前はワン・シャオリン。金塊をビルの地下に隠したボスだったのです。
また、バベルは情報院に毎月2億ウォンも収めていたので、そのファイルが公開されると大きな打撃を受けます。
また、そんな時、チョ社長が、競馬や株などに手を出して300億が必要になったとヴィンチェンツォに相談するのです。

また一方で、別荘に身を隠しているジュヌは弟のハンソと近くの森に狩猟に出かけますが、弟のハンソから撃たれてしまい病院に搬送されます。
ヴィンチェンツォに情報が入り、事故で撃たれたことになっていますが、詳細はわかりません。
事故でないとしたら、戦争がはじまったということです。
無事に目を覚ましたジュヌはバベルタワー競売の場に現れ、議員や自治体のリーダー、地検長などの権力者の前で、バベルグループの長男でチャン会長の兄のチャン・ハンソクがこれからバベルを先導しますと正体を明かします。更に「弟よ今までお疲れ様」と言って恐怖を与えます。



13話
ビルのお寺の地下に入ったヴィンチェンツォは信じていたチョ社長に裏切られ、ギロチンファイルを巡って決闘を繰り広げます。なんとチョ社長は国際安保情報院の諜報員情報院の正体を隠し、消えたギロチンファイルを見つけるために中国のワン・シャオリンに近づいたのです。
ヴィンチェンツォには偶然出会い、チョ社長はイタリアで助けてもらったことがあります。
そのチョ社長は始めから情報院にギロチンファイルを渡す気がない裏切者で、他と大きな取引をするつもりでした。チョ社長は案外怖い人だったのです。

ところが、その時、団体旅行に行かせたビルの住人たちが戻ってきたのです。
チャヨンから連絡をもらったヴィンチェンツォとチョ社長は急いで地下に通じる扉を閉めますがその時一緒に扉を開ける認識装置まで地下に閉じ込めてしまい、今度こそビルを壊さないと金塊を取り出すことは出来なくなりました。
それでも、ヴィンチェンツォはチョ社長に今回だけは許すと言います・・・

また一方、ジュヌはバベルタワー競売の場に現れ、自分がバベルの真の会長だと明らかにし、バベルグループに問題が起きれば、地検、マスコミ、国会議員、情報機関を自分の手に入れ、味方につけます。
ところが、ギロチンファイルのことを知ったジュヌは気が動転し慌てます。
そのファイルはバベルに相当の打撃を与え、味方の権力者たちの悪行も半分以上が載っています。
ジュヌはすぐにハン代表にギロチンファイルを見つけるように指示します。

また、ヴィンチェンツォとチャヨンは、チョン・イングク検事とバベルを倒すために協力することになりますが、それでも、いつもバベルのチェ弁護士の方が一枚上手なんです。
ヴィンチェンツォとチャヨンは二人なりの方法でジュヌを刺激し攻撃していきます。

14話
ヴィンチェンツォとチャヨンは敵によそ見をさせて、その隙を見て違うところを狙う方法を考えます。それは労働組合潰しの件ではジュヌを捕えられない、身代わりを立てるはずだから、そこで、実際は別のビジョン企画チームのデータを入手してペーパーカンパニーの証拠をつかむことにします。

また一方、ジュヌは弟のハンソに「本当に兄のことを思うならば、ペーパーカンパニー、脱税、不正取引、これくらいの罪をかぶれ」と話し、大きな犠牲を要求します。
不安になった弟のハンソはハン代表を呼び出し、「頼みがある、ヴィンチェンツォに早めに合いたい」と言い、ハン代表はヴィンチェンツォに電話し会うことになります。
弟のハンソは「兄と一緒に俺も倒したいのか?そうでないなら兄だけにしろ、俺が手伝ってやるから、俺とバベルにかまうな」と真剣に話します。
ヴィンチェンツォは「結構だ、帰れ、俺は家族の裏切りを利用しない、お前ら兄弟の争いは自分で何とかしろ、よその家族の裏切りを利用すれば自分の家族に裏切られる、覚えとけ」と言って帰っていきます。

ビルに着いたヴィンチェンツォはビルの住人のソ院長から、驚くような相談を受けます。
実は「秘密の地下の部屋のシステムは私がつくりました。認識装置もセキュリティーも作ったのは私です、私は元ハッカーのシステムプログラマーです」、「作業員が殺されたと聞いてすぐに逃げました、運よくワンの部下に見つからずにすんだのです」、「部屋の中の金塊を一緒に取り出しましょう」、「ワンは死んだし、ここを退去させられたら終わり、方法を間違えればビルは壊れる」と、話します。
金塊に関わる人物が次々と秘密を告白しますが、どうなるのでしょうか?金塊は? (笑)

15話
チェ弁護士はイタリアのマフィアのパオロからヴィンチェンツォの素顔を聞き出していました。
マフィアのパオロが送り込んだ殺し屋と屋上で乱闘になるヴィンチェンツォは危うく銃で殺されそうになりますが、その時、鳩の群れが殺し屋たちに向かってきます。
隙をついてヴィンチェンツォが銃を奪い逆襲し、危機を逃れました。
インザーギ(鳩)とその仲間たちが助けてくれたのです。

ヴィンチェンツォは、殺し屋の携帯電話の通話記録にチェ弁護士の番号を見つけます。
殺し屋たちが死んだ写真を送ると、また失敗か、なかなか死なないヤツだなとまた大きなダメージを受けるジュヌたちです。
そんな中、ジュヌが逮捕されますが、翌日の記者会見でチョン・イングク検事はヴィンチェンツォたちを裏切り、本日をもってバベルの全嫌疑を取り下げ捜査を終結させる予定ですと自身の非を認める発言をしたのです。ジュヌと大きな取引をした検事・・・
またまた、どんでん返しの記者会見で、やっぱり最後は権力に降伏するしかないのです。
と思っていましたが、チョン・イングク検事も自分の昇進のためにヴィンチェンツォを利用していたのです。

チャヨンは「ただじゃおかない、必ずやりかえす」と言いますが、冷静なヴィンチェンツォは「おれはこんなこと慣れているだけだ、感情的になると不利だよ、慎重になろう」といいます。
結局、自分たちでやるしかないのです。
ヴィンチェンツォは「全てを手に入れたら殺してやる」とチョン・イングク検事を脅しに行きます。
その後、ヴィンチェンツォは自分がギロチンファイルを持っていることをチャヨンと事務長に知らせ、3人で中身を確認します。
そして、今回のターゲットはバベルとテチャン日報。まずは2社が潰し合うように闘わせるようにします。
テチャン日報のオ社長は真実だけを扱う会社に変わり、バベルの不正をニュースにし、更にジュヌの過去の悪行も公開します。

ところが、チェ弁護士とジュヌはギロチンファイルと金塊をヴィンチェンツォが持っているのではと予測します。ジュヌはとことんヴィンチェンツォに攻撃を仕掛けていきます。
更に、受刑者の母オ・ギョンジャがヴィンチェンツォの実の母だと調べました。

16話
ヴィンチェンツォがテチャン日報のオ社長殺人容疑で逮捕されますが、刑事たちに反撃して、その場を逃げ切ります。
チャヨンに「オ社長を操ったことがバレたようだ、無実を証明する」と電話をかけますが、すぐにビルの住人たちの協力で真犯人3人を警察に突き出します。住人たちの見事な活躍ぶりも痛快で晴れ晴れした気分になります。

また、ジュヌはビル「クムガプラザ」を見ながら、記憶に残すと写真を撮ります。
その後、ビルがガス漏れになり火をつけガス爆発を起こすつもりでしたが、誰かが消防に通報したのです。ところが、なんと通報者はバベルの弟ハンソだったのです。
ガス爆発に失敗したジュヌとチェ弁護士は今度はヴィンチェンツォの母を殺すために病室に殺し屋を送ります。この時は間に合わずに母オ・ギョンジャは首を絞められ殺されてしまいます。
ヴィンチェンツォは僕が戻るまで母のそばにいてほしいとチャヨンにに頼みます。

17話
母親を殺されたヴィンチェンツォは、怒りに身を震わせながらジュヌたちのところへ向かいます。「ビビるな、今日は殺さない、苦痛の無い死は祝福だ、お前たちに2つ与える、死よりつらい
羞恥心と苦痛をじわじわと感じる死を」と強く警告し、はじめにジュヌの耳を銃で撃ちます。

母の遺体のそばに戻ったヴィンチェンツォは「母さん、母さん、母さん」と抑えきれない感情に涙を流します。
30年ぶりの再会は母に死を至らせただけだった、俺と会わなければもっと生きられたのに、結局この先、俺が生きるところは後悔と言う地獄だ・・・
「違う、あなたはお母様に永遠の幸せを贈ったの、お母様も与えてくれたでしょう」と話すチャヨンの前で男泣きします・・・

また、ビルの住人たちも、「私たちはクムガファミリーよ」と言って、ヴィンチェンツォを励まし、みんなで力を合わせてバベルと闘う覚悟です!
そして、権力者たちが集まるバベルタワーの分譲権パーティーが失敗するように計画を立て、皆がバベルとの関係を断つように仕組み、許認可を無効にします。

ハン代表はヴィンチェンツォたちの攻撃を防ぐために更に上の力を借りて自分は地検長になりバベルの会長を弟のハンソに戻します。

18話
弟のハンソに呼ばれたヴィンチェンツォが二人で会っていると、国際警察のインターポールがやってきます。ヴィンチェンツォを逮捕して本国へ送還すると。
その時ハンソの銃で肩を撃たれたヴィンチェンツォは倒れます。
インターポールがそばに行くと倒れたヴィンチェンツォは起き上がって反撃をみせますがすべてハンソから聞いていてインターポールがやってくることを知っていました。
ヴィンチェンツォはインターポールにパオロが議員や長官に賄賂を贈った証拠のファイルを渡し、韓国の警察にも不正のファイルを渡します。
そしてハンソが疑われないように彼の腕にも銃を撃ち、彼は入院します。
インターポールを呼んでいたジュヌとハン代表に疑われずにどうにか切り抜けたハンソです。

また、ジュヌはヴィンチェンツォから指示された者(ビルの住人たち)に何度も襲われ、殺されそうになり、それを心配するハン代表は一番安全な場所である拘置所に入ることを勧めます(笑)
ジュヌは捕まるのがイヤで今まで正体を隠していたのに、拘置所は絶対に嫌だと言いますが、仕方なく拘置所に入るジュヌです。そしてヴィンチェンツォはジュヌに面会に行きます。
「お前を囚人にしたのは俺だよ、俺がお前を生かす理由はお前はネズミだからだ、これが本当の俺だ、食い尽くす前にもてあそぶ堀の中のお前にバベルタワーが崩れるのを見せてやるよ」と言って帰っていきます。



19話
大統領候補パク議員の右腕キム秘書がビルの住人であるソ院長がハッカーだったと知り、チンピラたちと脅して寺の地下に入りますが、金塊はありませんでした。なぜでしょうか?
そして、住人たちと乱闘になりますが、住人たちの方が強い強い~ なんと、皆さんそれなりの競技者のチャンピオンだったのです(笑)
また、金塊ですが、寺の住職たちに地下のことがバレてしまい、ヴィンチェンツォはハッカーのソ院長と地下室を開けて、少しづつ金塊をチャヨンの家の別の建物に移したのです。

また一方で南東部地裁は大統領候補パク議員側がバベルタワーの訴訟で暴露されるのを恐れ裁判を中止しようとしています。ヴィンチェンツォたちも相手に合わせて低俗で卑劣にいこうとギロチンファイルを使います。
法廷ではバベルグループの違法行為によるクムガプラザの損害賠償を請求する裁判がはじまり、再びチャヨンとチェ弁護士が激しくぶつかります。
証人席についたヴィンチェンツォは、証拠として映像を提出しますと言ってジュヌの自宅で開かれた賄賂の隠密会合とバベルタワー分譲権パーティーの映像を証拠として流します。
バベルタワー事件は世間に大きな衝撃を与え、検察、警察、国会、マスコミ、地域団体にまで及ぶ不正に市民は驚きを隠せません。
そして、クムガプラザに対するバベルグループの所有権は抹消登記手続きに入ることになりました。
また、弟のハンソは会社を正しく運営し本当に会長らしくなっていきます。
また手を組もうというハン代表(今は地検長)に俺はヴィンチェンツォと手を組むと言い、あなたとは格が違うと・・・

またヴィンチェンツォは裁判を中止し自分にわざと逆らったチョン・イングク検事から処理していきます。今から残りの悪も一人ずつ片付けるというヴィンチェンツォ・・・

そして、チャヨンと一緒に次の計画を進めていくのです。
ところが、チェ弁護士はジュヌを拘置所から出す方法を考えていて、大統領候補パク議員の右腕キム秘書を訪ね、ジュヌを出してほしいとお願いします。
そして、自分は脱税ほう助、殺人教唆の容疑で逮捕されますがジュヌは誰にも知られずにそっと釈放されました。
チェ弁護士の計らいで拘置所を出たジュヌはチャヨンとハンソを拉致し、ヴィンチェンツォを呼び出します。
ジュヌはハンソにヴィンチェンツォを殺すように命令しますが、ハンソはジュヌに襲い掛かります。ところが隙を見てジュヌはヴィンチェンツォに銃を撃ちますが、それをチャヨンがかばい、チャヨンが銃で撃たれ血を流して倒れます。

20話 最終回
ジュヌはチャヨンを撃ってしまいますが、それでも足りずヴィンチェンツォを撃とうとします。
その時弟のハンソは兄ジュヌの銃を体で受け止めて「いいかげんにしろ、お前は絶対に生まれるべきではなかった、クズ野郎」と言った瞬間、弟のハンソに向かって銃を撃ち逃走します。

倒れたハンソはヴィンチェンツォに 「生まれて初めて・・・誰かの役に立てた・・・兄貴、後は頼みます、ありがとう本当にありがとうございました」と言い残し息を引き取ります。

銃に撃たれたチャヨンをベットのそばで見守るヴィンチェンツォ。
チャヨンは「私は一緒に闘って撃たれただけ、あなたは悪くない、だから心配せずにすべて終わらせて、でも今日でお別れね、すべて終わったら私には連絡せずにすぐに韓国を離れて、分かった」とヴィンチェンツォを優しく見つめるのです。

翌日の新聞にはチャン・ハンソク会長、弟の副会長を殺害、弁護士を殺人未遂と大きく報道され指名手配されます。

次にヴィンチェンツォはハン代表(今は地検長)を利用して拘置所にいるチェ弁護士を外に出します。そして「出所おめでとう、今日が命日になる」と電話します。
更にハン代表(今は地検長)は記者の前でチェ弁護士がすべて独断で動いていたと責任を転嫁します。
それを見ていたジュヌは激しく怒り、その場で殺し屋に刺され、結局ハン代表(今は地検長)はジュヌに殺されたのです。
ハン代表(今は地検長)の殺害に驚くヴィンチェンツォですが、すぐに切り替えてチェ弁護士の所に向かい、チェ弁護士を倉庫に監禁してじわじわと苦痛を与え殺していきます。

更にビルの住人たちは港にいたジュヌを捕まえることに成功し、ヴィンチェンツォにジュヌを渡します。「なぜ居場所が分かった?」というジュヌに「お前の弟のおかげだ」ジュヌの時計に追跡装置を付けたのがハンソだったのです。弟の判断は正しかったと・・・
ジュヌもまたじわじわと想像以上の苦痛を感じる拷問で最後を迎える事態に驚愕するのです。
そして、「弟に会ったら謝れ」と最後の言葉を残し、ジュヌの腕時計をはずし持っていきます。

1年後、チャヨンはビルの住人たちと「カサノ・クムガ・ファミリー」を結成し、開発の再開を訴えるキム・ソグ室長の出馬を阻止しようとします。

情報院の局長になったアン・ギソクは1年も消息不明のヴィンチェンツォを捜しています。
チョ社長も情報院の国際犯罪対策局に復帰になりました。

その後、韓国・イタリア修好記念美術展で再会したヴィンチェンツォとチャヨン。
使節団に紛れて入国できたというヴィンチェンツォはマルタ近くの無人島を買ったので招待すると言います。君の部屋もあるよと・・・
「会いたかった」と言うチャヨンに「僕も・・・島でずっとあなたのことを考えていた」と言って、チャヨンにキスをします。
「悪党はとにかくしぶとい、愛することさえも」なんて、ヴィンチェンツォのキザなセリフで幕を閉じました。  おわり


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