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祝、メリル・ストリープ主演女優賞受賞!
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観てきました。
★★★★★
激動の80年代を支えた女性首相マーガレット・サッチャー。
男性しか居なかった政界で孤独と戦いながら、確固たる目標に向かい首相にまで上り詰め、初めての女性首相でありながら最長の在任期間を務めた。
そんな彼女の心の支えは愛する夫と子供たちだった。
現在、政界を離れて十数年、老いた彼女は痴呆が進み、亡くした最愛の夫の幻と会話をする穏やかな日々。
自分自身の痴呆を認識し、手離せない夫の遺品を整理しながらかつての生活に思いを馳せる。
サッチャー役はメリル・ストリープ。
この映画何が良いってメリル・ストリープが本気過ぎ。
冒頭、ショッキングなサッチャーの姿を演じるメリル・ストリープが出てきた瞬間から完全に飲み込まれでしまいます。
アカデミー賞獲って当然、顔は違うけど、スクリーンに映るのはサッチャー以上にサッチャーでした。
ゆるぎない信念で生首相にまでのしあがり、激動の英国の舵をとって歴史に名が残るまでなった彼女が、こんなに孤独だっただなんて、そして現在の生活とのギャップ、本当に意外。
退任の際に居た政治家は多くがまだ現役だと思うんだけど、それを辛口でバッシングしている描写を「言い過ぎw」と思いながら観ていました。
数々の明言も面白いけど、「部下を試しすぎる」ってところにハッとするトップの人は多いんじゃないかな。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』を観てきました。
★★★★★
激動の80年代を支えた女性首相マーガレット・サッチャー。
男性しか居なかった政界で孤独と戦いながら、確固たる目標に向かい首相にまで上り詰め、初めての女性首相でありながら最長の在任期間を務めた。
そんな彼女の心の支えは愛する夫と子供たちだった。
現在、政界を離れて十数年、老いた彼女は痴呆が進み、亡くした最愛の夫の幻と会話をする穏やかな日々。
自分自身の痴呆を認識し、手離せない夫の遺品を整理しながらかつての生活に思いを馳せる。
サッチャー役はメリル・ストリープ。
この映画何が良いってメリル・ストリープが本気過ぎ。
冒頭、ショッキングなサッチャーの姿を演じるメリル・ストリープが出てきた瞬間から完全に飲み込まれでしまいます。
アカデミー賞獲って当然、顔は違うけど、スクリーンに映るのはサッチャー以上にサッチャーでした。
ゆるぎない信念で生首相にまでのしあがり、激動の英国の舵をとって歴史に名が残るまでなった彼女が、こんなに孤独だっただなんて、そして現在の生活とのギャップ、本当に意外。
退任の際に居た政治家は多くがまだ現役だと思うんだけど、それを辛口でバッシングしている描写を「言い過ぎw」と思いながら観ていました。
数々の明言も面白いけど、「部下を試しすぎる」ってところにハッとするトップの人は多いんじゃないかな。
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孤独な面は彼女の"影"の面。あまり知られない部分 あるいは知られたくない、知る価値がない部分だってあるから・・・
ストリープ演技は さすが女性版デニーロと言われるほど役のリサーチ振り。彼女の演技にデニーロも認めるのも 当然だなと 思いました。
とある偉大な親を持つ七光り子ども特集で
サッチャーは 双子の息子と娘で 息子"マーク"を溺愛して "娘"キャロルは そっちのけのえこひいき愛情だったそうです。
息子のマークは甘やかし放題が災いしたのか
アフリカ大陸の 「パリ・ダカール レース」で行方不明になった際 サッチャー首相は あわてふためき、国家予算の日本円で2億円つぎこんで捜索したら レースを勝手にリタイヤして 砂漠の中 テント張って のほほんと待ってたそうです。 そして 母マーガレットに対し、
「SORRY、MOMMY」 (ママ、ごめんな~) と新聞の見出しになっちゃいました・・・・
アホ・・・・(><)
この騒動が きっかけで、イギリス中が マークのろくでなしぶりが表面化し、サッチャー首相にイギリス国内中から非難を浴びたんです。
育て方を間違えた サッチャーの汚点・・・
でも、そういうのも ひっくるめて "サッチャー"なんです。