ウォシャウスキー兄弟もとい姉弟と、トム・ティクヴァがタッグを組んだ『クラウドアトラス』を観てきました。
★★★★
七変化の特殊メイクの自然なこと!何よりここが面白いと言っても良い。
エンドロールでバラしてくれるまで気付かなかったのがいくつも有り、もう一度チェックする為にだけでももう一回観る価値が有る。
ちょっと前までは、どれだけ入念に時間をかけた特殊メイクであっても、どこか皮膚の偽物臭さが完全には払拭しきれていなかった思うんだけど、本作のは完璧で、基の役者を知らなければ尚更気付かないんじゃないだろうか。
老人になったトム・ハンクスなんて、老いた白目の血走り具合まで再現…って、この辺はVFXも併用してるのかな?
東洋人を白人にしたり、白人を東洋人にするのには無茶があり過ぎて違和感どころじゃない。
時代も設定もバラバラな短編を同時進行で描いているようだけれど、脚本の妙と言うかリンクするような出来事で次の場面を別の物語に繋いでいくところが面白い。
じっくり観ているうちに、全ての物語に何らか関連が有るように見えてきて、でも実際は殆ど関係の無い物語なのだけれど、転生で繋がっているという線が薄っすらと見えてくる。
ここで別々の物語に出てくる登場人物を同じ人物が特殊メイクで演じているところが生きてくるのだけれど、流星型の痣を通じて必ずしも器と中身の関係を想像させる。
全ては観る側に委ねられているので、いろいろな妄想をして観る程にクライマックスの感動が増幅する作り。
なんだか訳がわからない盛り上がりに涙がこぼれた。
ヒュー・グラントがルックスに拘らない役を演じているのも見所。
★★★★
七変化の特殊メイクの自然なこと!何よりここが面白いと言っても良い。
エンドロールでバラしてくれるまで気付かなかったのがいくつも有り、もう一度チェックする為にだけでももう一回観る価値が有る。
ちょっと前までは、どれだけ入念に時間をかけた特殊メイクであっても、どこか皮膚の偽物臭さが完全には払拭しきれていなかった思うんだけど、本作のは完璧で、基の役者を知らなければ尚更気付かないんじゃないだろうか。
老人になったトム・ハンクスなんて、老いた白目の血走り具合まで再現…って、この辺はVFXも併用してるのかな?
東洋人を白人にしたり、白人を東洋人にするのには無茶があり過ぎて違和感どころじゃない。
時代も設定もバラバラな短編を同時進行で描いているようだけれど、脚本の妙と言うかリンクするような出来事で次の場面を別の物語に繋いでいくところが面白い。
じっくり観ているうちに、全ての物語に何らか関連が有るように見えてきて、でも実際は殆ど関係の無い物語なのだけれど、転生で繋がっているという線が薄っすらと見えてくる。
ここで別々の物語に出てくる登場人物を同じ人物が特殊メイクで演じているところが生きてくるのだけれど、流星型の痣を通じて必ずしも器と中身の関係を想像させる。
全ては観る側に委ねられているので、いろいろな妄想をして観る程にクライマックスの感動が増幅する作り。
なんだか訳がわからない盛り上がりに涙がこぼれた。
ヒュー・グラントがルックスに拘らない役を演じているのも見所。
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