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久々の周防正行監督作品は加瀬亮主演。
と、発表された時から興味津々だった『それでもボクはやってない』を早速観てきました。
★★★★
さすが加瀬亮、ヒト癖有るフツーな人を演じさせたらこんなにはまる俳優は居ない。
周りを固める俳優達も、みんなどこか癖の有る俳優ばかりで楽しかった。
日弁連から強力な支持を得ているだけ有って、一般にはほとんど知られていない裁判制度の問題点がわかり易く、しかしショッキングに描かれている。
そう言えば、アメリカの陪審員制度を描いた映画はたくさん観たことが有るけれど、こんなにしっかりと日本の裁判制度を描いた映画って無かったかもしれない。
本当に犯罪を犯したのか、実は冤罪なのか。
人が人を裁くという事はこんなにも難しいのか。
検事と警察に加え最高権力者の裁判官についてまでも、一方的に悪い印象を与えるように描いているところが気になったけれど、「こういう事も有る」と思うとゾッとする。
マスコミが伝える犯罪についても、全てが真実なのでは無いのかも知れないんですね。
日本で裁判員制度が導入されたら、この裁判官の重荷が私達国民に課せられるんよね…。
満員電車では、荷物を持たない方の手を必ず胸の上に見えるように挙げて、これ見よがしにケータイでもいじってアピールしましょうw
もっと感じた事はたくさん有るのに、なんて安っぽいレビュー…。
と、発表された時から興味津々だった『それでもボクはやってない』を早速観てきました。
★★★★
さすが加瀬亮、ヒト癖有るフツーな人を演じさせたらこんなにはまる俳優は居ない。
周りを固める俳優達も、みんなどこか癖の有る俳優ばかりで楽しかった。
日弁連から強力な支持を得ているだけ有って、一般にはほとんど知られていない裁判制度の問題点がわかり易く、しかしショッキングに描かれている。
そう言えば、アメリカの陪審員制度を描いた映画はたくさん観たことが有るけれど、こんなにしっかりと日本の裁判制度を描いた映画って無かったかもしれない。
本当に犯罪を犯したのか、実は冤罪なのか。
人が人を裁くという事はこんなにも難しいのか。
検事と警察に加え最高権力者の裁判官についてまでも、一方的に悪い印象を与えるように描いているところが気になったけれど、「こういう事も有る」と思うとゾッとする。
マスコミが伝える犯罪についても、全てが真実なのでは無いのかも知れないんですね。
日本で裁判員制度が導入されたら、この裁判官の重荷が私達国民に課せられるんよね…。
満員電車では、荷物を持たない方の手を必ず胸の上に見えるように挙げて、これ見よがしにケータイでもいじってアピールしましょうw
もっと感じた事はたくさん有るのに、なんて安っぽいレビュー…。
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私も冒頭から驚くことの連続でした。
ただ、これだけ被害者保護を優先した描き方をされていると、それが全てのように感じてしまうんですが、本当にこんなに酷いんでしょうか。
今度はそこが知りたいです。
そういう映画できないかな?(笑)
感じた映画でした。公平であるべき裁判所が
そうではなかったらどうやって身の潔白を
証明することが出来るのでしょうか?
お金やコネや権力ですか?本来人を裁く裁判官が
何かに判決を左右されてはならないはずです。
裁判ももっと私たちに分かりやすく
裁判官がいい加減な判決を出来ないような
状況にももってかないとダメですね。
一体三権分立はどこに???
この映画の全てが現実なら、同じ立場に立つことになってしまったら。
本人にしかわからない真実は、最早真実では無くて見苦しい嘘としか映らないだなんて。
正義って何なんでしょう。
>裁判官がいい加減な判決を出来ないような状況
良い方法無いですかねぇ。
思ったことを半分も言葉に出来ない気持ち、よーく分ります。
でも、ブログレビューっていいですよね。
どこかで同じことを感じた人が書いてくれていたりするから、そこにコメントしたりできるし。
この作品、、語ろうと思ったら、映画と同じ時間(以上?)必要だと思います(笑)
毎週映画のレビューを書いていて、表現力の足りない部分は他の方のレビューを読んで「うんうん」なんて納得したり。
気の利いたコメントを残すのが下手なので、あまりこちらから積極的に書き込んだりはしないんですけど(汗)
>映画と同じ時間(以上?)必要
ですね。
ネット上でもですが、ネットを外れたところでも友人と熱論しました(笑)
観賞後に、考えることがたくさんある。これも凄いことだと思います。(加瀬くんの舞台もご覧になったのですね? いいなぁ)
リアルな緊張感がドキュメント映画っぽく迫ってきました。
加瀬亮の自然な演技が現実味を生んでましたね。
冤罪の怖さに注目するとゾッとしますが、罪を逃れようとする犯罪者も実際にたくさん居ての措置だと言う事も考えないと危ない事ですよね。
生加瀬亮は映画とはまた違う表情を観せてくれて面白かったですよぉ。
この裁判、というより裁判のシステムに腹が立ちますね。
周防監督にしては、地味だけど退屈しないところが巧いですね。
監督も冤罪の経験があるのだろうか、凄い執念を感じましたよ。(笑)
「これ見よがしにケータイでもいじってアピールしましょうw」ですね
昨日も冤罪で2年半も服役していた人が無罪になったというニュースがありましたが、裁判制度は腹が立つにしても、警察の対応は本当に難しいですよね。
真犯人なのか、冤罪なのか。
せっかく捕まえた真犯人なのに、冤罪かもしれないと疑ってかかって取り調べをしていたら、手中に居る真犯人を見す見す取り逃がす事にも繋がって、それこそ取り返しの付かない重大なミスになってしまう。
誰かが間違いのせいで犠牲に成る方が、取り逃がすリスクを高くするよりはマシとも考えてしまうんでしょうか。
真実は本人ぞ知るっていうのは、何か根本的に解決出来る手段でも誰か発明しないかなぁ…。
この映画のおかげでいろいろ考える機会ができて良かったです。