そーれりぽーと

映画、旅行、植物など気の向くまま

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ポーラー・エクスプレス

2005-01-03 | 劇場映画れびゅー
過去ログ
★★
「フォレスト・ガンプ」以降「らしさ」が全く感じられなくなってしまったロバート・ゼメキス監督と、売れ筋の脚本しか選ばないので俺的に飽きてしまっているトム・ハンクスのコンビによるフルCGアニメ。どの瞬間で止めても絵本の挿絵になりそうな映像なのですが、人の動きがモーションキャプチャーなのでリアルすぎて気持ちが悪い。個人的にはトム・ハンクスが前に出すぎていてもうお腹いっぱい、というのも1人で4役の声を担当(モーションキャプチャーは主人公も含め5人分)しているのですが、これがどれも顔も声もトム・ハンクスなのでもういいですっていう感じでした。なら「スカイ・キャプテン」のように実写と合成した方が良いんじゃないかと。裏にあるテーマ的には「サンタはいつも信じる人の周りに居る」みたいな意味もあっての配役なのかもしれない等と考えましたが、それにしても濃い。トム・ハンクスはもうメイン張らずに脇役に回って味のある芝居をする時期に来てるんじゃないでしょうか。内容的には「サンタって本当に居るの?」がテーマなので童心で見れれば楽しめます。汽車が疾走する場面なんてアラン・シルベストリの音楽とあいまって往年の「バック・トゥー・ザ・フューチャー3」を思い出し、ロバート・ゼメキス復活か?なんて考えながらニヤニヤして見ていました。見終わった後、街で流れるありふれたクリスマスソングが心をジーンとさせてくれます。2004/12
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