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新しいiPhone2012 答え合わせ!

2012-10-05 | ケータイ&モバイル
わたくし、遂に十数年使ってきたソフトバンク(当時J-phone)からauにMNPで浮気してしまいました。
ネットでは散々アンチソフトバンクな記事を見かけるので、そんなにauは良いのかと思って行ったら全然なので来年戻ります!

大胆予想した新しいiPhoneの名称が大ハズレだった反省を踏まえ、答え合わせと2週間使った感想の記事を書きます。


まず、
答え合わせ!
その1:名称
>当然、新しいiPhone、後日iPhone6thと改めて呼ばれる
…大ハズレ、これまでを継承して『iPhone5』でした。
うーん、恥ずかしい。
今後もiPhone5S、iPhone6、iPhone6Sと続くのでしょうか。

その2:形状 材質
>必然性に迫られて大型化、スクリーンの大型化は本意では無い
…バッテリー厚みはそのままで少し縦に伸びて容量が微増、バッテリーの容量は新型CPUとLTE対策に伴うもの。
大型化は本意とか不本意とかって問題じゃなく、ニーズと合理性に合わせたもの。

>恐らくリークされている縦長、デザインもアレ
…まんまでした。
ジョブズ亡き後のApple、いろんなものがリークされ過ぎ。

>リークが多い理由は他社へ流出を防ぐ為の牽制と模倣対策、背面ツートン柄をフェイクリークし、実際は単色
…深読みし過ぎた。

>背面パネルの表面は金属製で、リキッドメタル仕様か特殊な塗装で強度UP。
…金属部分はフレームと一体のAL製で傷対策の特殊コーティングをしている模様。

その3:スクリーン
>新型Retina液晶+ゴリラガラス2、画素のピッチは変わらず
…液晶自体はサイズ変更のみのようですが、同じ壁紙が4Sより美しく感じる。
ガラスはいろんなサイトの検証でゴリラガラス2説濃厚。
iPhone6(再来年)ではIGZO液晶かな?

>ガラスから液晶までの距離が大幅に縮まるので、本体のスリム化に成功
…バッテリーの厚みを変えずに液晶側のIn-Cell方式と、背面ガラスが金属になった分でスリム化。
内臓の再設計による省スペース化で、初めて持った時にハッとする程薄くて軽くなった。

その4:中身
>CPUがA6チップで大幅にパワーアップ、バッテリー体積が巨大化するので本体が縦に伸びた
…スマホ最強のA6を市場で初採用。
バッテリー体積は縦に伸ばした分だけ増量、容量もその分増加。

その5:バッテリー持ち時間
>バッテリー巨大化するも、クワッドコアCPUによる消費が半端ないので変わらず。
…現行スマホで使われているクワッドコアより高性能の、次世代「Cortex-A15」デュアルコアなのだそうです(よくわかりません)。
バッテリーの大型化にも関わらず4Sよりも消耗が激しく感じる。

>LTEを使うとAndroid並にバッテリーが消費されて辟易する目に。
…通信に関わらず操作中はバッテリーの減りが激しい。

その6:接続ドック
>リークされている小型タイプ、USB3.0に基本対応
…リーク画像のものでしたが、USB3.0には今のところ対応したケーブルがリリースされておらず、将来的に対応するのかも不明。

その7:オサイフケータイ
>リークされているNFCチップ搭載確実
…見事、偽情報に騙されました。

その8:LTE
>「iPadを踏まえ世界中のLTEを幅広くサポートする予定」という言葉の含む意味が凄く曖昧
…そのままの意味で、微妙だったiPad3rdを払拭して一気に世界中殆どのLTEバンドに対応。
ソフトバンクもauも必死にリリース日に合わせて対応してくれました。

>ソフトバンクのTD-LTEを含むにはチップの大型化が避けられなさそう
…TD-LTE(AXGP)には次世代機以降も当面対応し無さそう。

>日本のFDD-LTEでは当面恩恵を受けるエリアが限られてしまいそう
…ソフトバンクもauも、急ピッチで敷設してる最中にも関わらずテザリングまで付けてサービス開始を断行してくれました。

ついでに、
>“新しいiPod touch”、“新しいiPod nano”、“新しいiPod shuffle”、噂の“新しいiMac”
…iPod touch、iPod nanoは新型リリース。
iPod shuffle、iMacは旧機種のまま継続。

>iPodベースの時計なんかを積極的に作ってきてもおかしくない
…おかしいのは俺の頭の方。

>iPad mini
…依然噂とモックだけが出回る状態。


つづいて、
二週間使ってみた感想
外見的なところ
イヤホンホール位置が下に移動 △
iPhone3G発売当初は下付けて欲しかったように感じたのを思い出しますが、長年iPhone使っていて小指を下に添える持ち方に慣れたせいか下にコードが生えるととても邪魔。

スピーカー変更 ◎
大音量でも比較的割れにくく、ホールの形状が変わって見た目も美しい。
外見上は汚れが目立たなくなったけど、実際にホコリが入ると掃除しにくそうではある。

ノイズキャンセラーホールが背面に追加 ×
イヤホンで聴くと全体的に音が良くなった気がするけど、ノイズキャンセラーが働いてるのかは実感しない。

新型ミニDockコネクタ ◯
これまでのがぼてっとして金属部品の作りが頼りなかったに比べ、やり過ぎなほどスッキリ小型化してシンプルに。
端子部分が全てむき出しなので、指で摘んだ時に感電しないのかどきどきする。
接続にこれまで程のホールド感が無いので、昔iPod nanoの純正オプションに有ったような首から下げる細工は出来なくなった。
今のところUSB3.0に対応していないので、転送時間は変わらない。

スリープボタン位置変更 △
位置が左右入れ替わり、飛び出しも若干少なくなったけど、左右をかえて欲しかったのは次にも書くようにカメラレンズ&フラッシュの方。

ミュートスイッチ&音量(シャッター)ボタン △
位置も形状もほぼ変化なし。カメラモードで握ってシャッターボタンを押すと指がレンズに被ってしまうので、実質シャッターとして使うには不向きなまま。
音量(シャッター)ボタンか、もしくはカメラレンズ&フラッシュ位置を左右逆にして欲しかった。

カメラ機能 ◯
暗所での性能がまた上がったのと、シャッタースピードが上がったのかNDR時に被写体の残像が出にくくなった。
光源に向けて撮影すると紫色のフレアが写りこむ場合が有るのが問題視されているけど、光が全て紫色のフレアになる訳ではなく、位置や光量によって変わる。
ソフトの問題だと思うのでそのうち改善されるでしょう。

ホームボタン ◯
本体が薄くなったのに、より深くしっかり押した感が有ってiPod touch以降のシリーズで一番良い。

全体的なデザイン ◎
薄い!軽い!
ホワイトはアルミフレーム部分の鏡面カットと、スクリーンのガラスとのコントラストが宝飾品のように美しい。
背面はアルミパネル部分からフレームへ継ぎ目無く繋がっているのも綺麗だし、背面上下のガラス部からフレームに同色で続くアンテナが今回は全体的にシンメトリーに配置されていて、4/4Sと違和感感じながら使ってきた後だと気持ちが落ち着く。
背面ガラス部分にアンテナが仕込まれているらしいので、4/4Sようにフレームの掴み方によって電波状況に影響が出るような事は殆ど無くなった様子。
背面アルミ部分が角度によって色を変えるのと、ガラス部分の真っ白な光沢は実物を手にすると写真で見ていた時の違和感を払拭して余りある美しさを見せてくれる。
スクリーン面積の変更については、幅を重視して残し、縦方向に無理のない程度広げたおかげで、使い勝手、指を動かす範囲はほぼ変わらない感触。
ビデオ再生時に標準でハイビジョン比率の全画面表示可能になったのは嬉しい。
iPhone4/4Sが縦に伸びただけのように見えていろんな意味で痒いところに手が届くよう変わった。


iOS6の重箱の隅をつついてみる
地図APP
まず、残念でならない部分として重箱の隅どころでなく最初に挙げなければならないのは、標準地図APPが職人技のGoogleMapsからAppleの未熟な地図サービスに入れ替わってしまった事。
Siriとの連携と音声ナビゲーション、3D表示といった新サービスを掲げて鳴り物入りでリリースされたものの、蓋を開けてみればβ版と言っても物足りない程の未完成ぶり。
一見簡素化された見易い地図だけれど、必要なものがほとんど記載されておらず、ネット上ではスカスカと表現される始末。
広角地図にランドマークよりも居酒屋の名前が優先して表示されてるなんて事はまだマシで、信号、線路、駅、トンネル、高速道路や乗り口の表示が無茶苦茶でさっばわりわからない。
また、新しい地図サービスなのにも関わらずかなり古い地形が表示されたり、実際とは違う複数の位置に文字情報が表示される、そもそもそこに存在しないはずのものが文字情報で表示されると言った“不具合”の塊。
通常漢字で表示されるべきところがひらがなになっているなんてのは序の口で、アルファベットだったりハングルだったりと混沌状態。
日本で使うに関してはノーチェックでリリースしたとしか思えない。
せめて航空写真位は雲が入っていないものにして欲しかった。
総スカン食らって慌てたAppleから公式謝罪が発表されてましたが、iPhoneには公式地図以外に選択肢がいくらでも有るので、改善されるまではアイコンを後ろの方に封印して使い勝手の良いものをトップに置きましょう。
天気APPも純正品は微妙だから違うのを使ってる人が多いよね。
たまに進化具合をチェックするのも楽しいかも。

設定APP
iOSがバージョンアップされる毎にどんどん機能が増え、直感で設定APPをいじるには複雑になり過ぎている。
通知、GPS、プライバシー、TwitterとFacebookの設定はそれ毎にバラバラにまとめて行うようになっており、素早く探せなくなってしまった。
上記の項目に該当しない部分については、設置APPの中に別項目でAppアイコンが並べて表示されていてここで設定するのに加え、各App自体を起動させた時にも設定項目があるからややこしい(書いていても説明がややこしい)。
GPSについては、各アプリ初回起動時に関連付を忘れしまっても、後から設定APP内で関連付が出来るけど、写真については関連付けを忘れると再インストールしても関連付けが出来なくなる場合がある(←不具合)。
iOS5から大きく変わった部分は、BluetoothのOn/Off設定が多くの人が望んだ通りにトップ画面に来た事くらいかな。
au版はテザリング設定もトップ画面に存在しているけど、ソフトバンクでもリリースされたらトップ画面に表示される事になると思います。

テザリング
ONにするとWi-FiとBluetoothの両方が立ち上がり、終了してもWi-FiとBluetoothは立ち上がりっぱなしというやっつけ仕事っぷり。
改善希望!

Siri
バージョンが上がったから賢くなったのかと言えば全然そんな風には感じない。
認識精度は以前のまま、日本語発音のロボット感にも変化無し。
連携出来る機能が少し増えたけど、まだまだ実用段階とは言えない。
認識時に一旦文字情報化しているのか、復唱する際には訓読みで伝えた言葉が音読みに変わったりするのも相変わらず。
どうしても使用者の名前を正確に呼んでくれない場合は、連絡先APPの読みがな欄に加えてニックネーム欄にもひらながで入力すべし。

そんなこんなで、iOS6に関しては目に付いた改善希望点だけを挙げましたが、iOSのバージョンを重ねると改善されていくものが殆どですから気になさらないように。
手に入る便利さの大きさに比べたらちっぽけな事ばかりですよ!


ついでに、
au的なところ
ソフトバンクからMNPしてみたけど、3Gに関しては遅いところではとことん遅く、早いところでもソフトバンク程速度を感じない場合も有り、品質に関しては大阪で使う上で大差を感じない。
肝心のLTEについては、室内や大きな建物の陰に入った途端、速攻3Gに切り替わる場合が多々。
auはLTEに関して2GHzの電波のみをiPhone専用に割り当て、同時にLTE化工事を進める1.5GHzと800MHzについてはiPhoneには割り振らないとの事(1.5GHzはそもそもiPhone5非対応)。

2GHzは元々室内や建物の陰に届きにくく、auとしては物陰を800MHzに任せて2GHzが届くような努力をしてこなかったはず。
auもソフトバンクも急ピッチで2GHzLTEをiPhone5用に配備しており、この先LTE対応エリアは全国に拡大していくでしょうが、auはLTEエリア内になっても室内では3Gに変わってしまう場所が残り、“改善”されることは当分無さそう。

対してソフトバンクは2GHzでこれまで構築しているので、電波の届くところは最終的に全部LTEとして届く事になりそうな予感。
加えて、先日のイーモバ買収…。



iPhone5S(仮)ではソフトバンクに戻ります。

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