予告編を観て、子供の頃を懐かしく思い出し、『繕い裁つ人』を観てきました。
★★★★
母が家で足踏みミシンを使っていて、オーダー品裁縫関係の仕事をしてたんですよ。
足踏みミシン自体は俺が10歳の時に引っ越しで手放して、電動ミシンに替わり、服飾メーカーの試作品製作勤めに転職し、服の販売員に転職しで、今は夫婦でリタイア後の楽しそうな生活。
最近は、型を作ってから服を作るのは、もっぱら祖母にあげる服を作る時だけになってしまったけど、この映画を観ていて昔の母の姿を思い出して、それだけで感慨深いものが有りました。
映画の中では、最近の大量生産の服に対して愛着を持たずに次々に買い換える風潮について苦言を呈していますが、これについてもまさに流行りに従って次々に安服を買い替えている自分に対して言われている気がして、「大量消費の時代にそんな事言われても」だとか、「でも一生着られる服っていう考え方良いな」だとか、いろいろ思いを巡らせながら観ていました。
中谷美紀が持つ凛とした雰囲気が職人気質の後を押し、緩い演技も面白いと言う彼女の持つ両面が丁度主人公のキャラクターにハマっている。
加えて、母親をさせたら最強な余貴美子が、裁縫店で職場でありながら母娘が生活する家と言う垣根をボカし、なんとも言えない良い空気を作り出すことに成功している。
セットなのか、実際のお店なのか、作中に登場する全ての家の中のセットがイチイチオシャレで気になります。
★★★★
母が家で足踏みミシンを使っていて、オーダー品裁縫関係の仕事をしてたんですよ。
足踏みミシン自体は俺が10歳の時に引っ越しで手放して、電動ミシンに替わり、服飾メーカーの試作品製作勤めに転職し、服の販売員に転職しで、今は夫婦でリタイア後の楽しそうな生活。
最近は、型を作ってから服を作るのは、もっぱら祖母にあげる服を作る時だけになってしまったけど、この映画を観ていて昔の母の姿を思い出して、それだけで感慨深いものが有りました。
映画の中では、最近の大量生産の服に対して愛着を持たずに次々に買い換える風潮について苦言を呈していますが、これについてもまさに流行りに従って次々に安服を買い替えている自分に対して言われている気がして、「大量消費の時代にそんな事言われても」だとか、「でも一生着られる服っていう考え方良いな」だとか、いろいろ思いを巡らせながら観ていました。
中谷美紀が持つ凛とした雰囲気が職人気質の後を押し、緩い演技も面白いと言う彼女の持つ両面が丁度主人公のキャラクターにハマっている。
加えて、母親をさせたら最強な余貴美子が、裁縫店で職場でありながら母娘が生活する家と言う垣根をボカし、なんとも言えない良い空気を作り出すことに成功している。
セットなのか、実際のお店なのか、作中に登場する全ての家の中のセットがイチイチオシャレで気になります。
繕い裁つ人(1) | |
池辺葵 | |
講談社 |
片桐はいりさんのいた雑貨屋さんも行ってみたいし、
でかいチーズケーキも映画用じゃないなら食べてみたいしと派生する興味はわんさか。(;´∀`)
・・・そうじゃないだろ。
・・・そういう意味でもどっかしらかもめ食堂ににた雰囲気がありました。
主人公が凛としてる、でもどっかしらゆるい。
我が道をいく。
中谷美紀さんって品のいいマダムなんだけども
ちょっと天然でいい味だしてました。
・・・確かに小林聡美さんよりは「神戸」って感じがするね。(わわわわわ)
まったくの余談ですが、うちのダーリンは店や担当こそちがえど劇中でてくる某百貨店の販売員なので
別の意味でも(ノ゜ο゜)ノ オオォォォ-って見入ってました。
そんだけ何回もアップになったら
ぜったいコラボでなんかやってるでしょ。(そこ?!)
・・・海月姫じゃないけど、服飾ってたりしてね。(^_^;)