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ハイブリッド刑事

2011-01-29 | 劇場映画れびゅー
本当に『鷹の爪団』のシリーズは終わったようで、今年は総統が一人でスピンオフというか、すっぴんの小泉鈍一郎として刑事キャラになった別モノ映画が上映。
トヨタと東宝の協力で無料上映が実現した『ハイブリッド刑事』を本当にタダで観てきました。


タダで観ておいて★を付けるのは気が引けるので星無しで、とりあえず冷静に感想だけ書かせて頂きます。

ロードショー週、平日の夜に鑑賞。
タダなのに、一日に一回しか上映しないのに、敷島シネポップの席が80%程しか埋まってないというのは、何でもかんでもタダならとりあえずなノリの関西の客には有り得ないと思っていたので驚いた。

あんまり宣伝してなかったせいかな?
本来本作はトヨタのPRの為にあるような映画なので、この認知度はちょっと企画としてヤバいのでは?
俺が心配することじゃないけど。

しかし、そんな中でも敷島シネポップにたどり着いた観客たちはよっぽど『鷹の爪団』が好きな人たちのはずだから、こりゃ盛り上がるに違いない!
そう想像した通り、開始早々ただ吉田君の声でナレーションが流れただけで観客ウケルウケル。
かまわずツレ同士で喋りまくる客席。
フツーの映画で喋るのはどうかと思うけど、この映画なら良いかなーなんて思える感覚。
映画の中のキャラクターが何かおかしな事を喋るたびに笑いが起きる。
うーん、鷹の爪団の映画よりもさらにHOMEな客席の雰囲気が良いなぁ。

なんて思っていたのですが、中盤まで行かず序盤の途中くらいから笑い声が極端に減少。
ストーリーの進行と、合間にトヨタの宣伝を挟む事にいっぱいいっぱいになっていくうち、笑えるポイントは「また宣伝かよw」ってところが中心になっていく。
あんなにみんな最初は楽しそうにしてたのに、途中から笑いに飢えているように感じ、たまに爆笑が起きると最初のテンションの高さが懐かしくなった程。
こんなに短い映画なのにw
総じて最後までそれなりに笑って観てましたけど、お約束を全部放棄してイチから作った新作なのでちょっと外してしまった感じ。

あんまりダレるので鷹の爪団の団員が誰か出てきて盛り上げるんじゃないかと期待したりもしたのですが、オープニングで吉田君のナレーションが入る以外はほぼ無し。

完全にトヨタ車の宣伝映画なので、有料DVD化される事はまず無いだろうなぁ。
日産×『The World of GOLDEN EGGS』みたく店で配るんかな?



秘密結社 鷹の爪THE MOVIE 3 デラックス・エディション(3枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
東宝

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