ロバート・ゼメキス監督のフルCGアニメ映画第三弾は、これまでのアニメらしい映像から一転、実写に限りなく近い映像表現に挑んだファンタジー巨編の『ベオウルフ 呪われし勇者』。
不気味の谷が気になるところですが、とりあえずロバート・ゼメキス監督作は全部チェックしているし、キャストも豪華なので観てきました。
★★★★
いち早く実写映画にCGを取込んだロバート・ゼメキス監督。
CGアニメでは他に出遅れたものの、ここ数年の作品を観ていると、他とは違うアプローチで必死で巻き返しを図ろうとしているように感じる。
ただ、今回は実写に限りなく近い映像を作ろうという気迫の伝わって来るクオリティーなのですが、実物の動きを知っている所以に本人ソックリのキャラクターのぎこちない表情が不気味過ぎて気が散りまくり。
どうせなら全然違う顔にしてくれたらマシだったのに。
顔の特大アップの時にはまるで実写の動画をそのまま取込んで、レタッチソフトでで補正したかのような、美しすぎる程の“完璧”な顔つき。
でも、コンピューターの演算能力の問題なのでしょうか、少しカメラが離れると途端に人間味の薄れたCGらしい表情になって不気味な印象に。
テレビで予告編を観ている時には気づかなかったんですが、映画館の巨大なスクリーンで観ていると、顔の皺やら微妙な筋肉の動きがアップの時と全然違うのが際立っているんです。
きっとアップの時は違うエンジンを使っているんでしょう、まるで『シュレック3』のようにコミカルに見える時も多々。
こういうのを観ると、限りない実写表現とは少し違う方向に向かって漫画顔を崩さない昨今の日本のCGアニメや、コミカルな表現を重視しているピクサーの方が正解なのでは?と思えてしまう。
長期的に見れば、不気味の谷も解消される時が来るんでしょうが、今はまだその時では無いかな。
なんて、技術的なところを突きながら観ていては面白いものも楽しめなくなってしまうので、こんな事書かないつもりで観に行ったのですが、余りにも気になったので最初に書きました。
さてさて、中身はどうだったんでしょう。
カッコえー!おもしれー!ってな感じのヒーローものです。
さらに、ある事から憂いを帯びたヒーローとなっていく辺りが尚良い。
良いのに、映像的な事で違和感を感じてしまうのが勿体無い。
あまりハリウッド映画には出てこない、一般的なドラゴンらしい姿のドラゴンとの格闘シーンも迫力満点で良かった。
無意味に素っ裸で、見えそうで見せないベオウルフとグレンデルの格闘シーンは何だったのか疑問に残りますが。
予告編でお馴染みの、素っ裸に尻尾ゴールデン・アンジーは美しいの一言。
あの場面は、人間らしさを出す為に一番力を入れたんでしょうけれど、彼女は人間の役じゃないところが面白い。
無意味にかかとがピンヒールになっているのは突っ込みどころ?
主演のレイ・ウィンストンって、あんな顔の人居たかな?なんて検索してみたら、本人とはあんまり似てないんですね。
あんまり似てないと言えば、エンドロールを見ていてびっくり。
グレンデルの声ってクリスピン・グローヴァーだったんですね!
ロバート・ゼメキス監督作『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズで肖像権の関係でスピルバーグらを訴えた彼が、再びロバート・ゼメキス監督作に出てるなんて。
しかも、本人の顔の原型を留めていないクリーチャー役w
これだけのCG作品が撮れるんだから、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』をHD画質でパッケージ化する時には、必ず最新CGを使ってノッペラ・フライングデロリアンを作り直してくれる事を期待します!!
不気味の谷が気になるところですが、とりあえずロバート・ゼメキス監督作は全部チェックしているし、キャストも豪華なので観てきました。
★★★★
いち早く実写映画にCGを取込んだロバート・ゼメキス監督。
CGアニメでは他に出遅れたものの、ここ数年の作品を観ていると、他とは違うアプローチで必死で巻き返しを図ろうとしているように感じる。
ただ、今回は実写に限りなく近い映像を作ろうという気迫の伝わって来るクオリティーなのですが、実物の動きを知っている所以に本人ソックリのキャラクターのぎこちない表情が不気味過ぎて気が散りまくり。
どうせなら全然違う顔にしてくれたらマシだったのに。
顔の特大アップの時にはまるで実写の動画をそのまま取込んで、レタッチソフトでで補正したかのような、美しすぎる程の“完璧”な顔つき。
でも、コンピューターの演算能力の問題なのでしょうか、少しカメラが離れると途端に人間味の薄れたCGらしい表情になって不気味な印象に。
テレビで予告編を観ている時には気づかなかったんですが、映画館の巨大なスクリーンで観ていると、顔の皺やら微妙な筋肉の動きがアップの時と全然違うのが際立っているんです。
きっとアップの時は違うエンジンを使っているんでしょう、まるで『シュレック3』のようにコミカルに見える時も多々。
こういうのを観ると、限りない実写表現とは少し違う方向に向かって漫画顔を崩さない昨今の日本のCGアニメや、コミカルな表現を重視しているピクサーの方が正解なのでは?と思えてしまう。
長期的に見れば、不気味の谷も解消される時が来るんでしょうが、今はまだその時では無いかな。
なんて、技術的なところを突きながら観ていては面白いものも楽しめなくなってしまうので、こんな事書かないつもりで観に行ったのですが、余りにも気になったので最初に書きました。
さてさて、中身はどうだったんでしょう。
カッコえー!おもしれー!ってな感じのヒーローものです。
さらに、ある事から憂いを帯びたヒーローとなっていく辺りが尚良い。
良いのに、映像的な事で違和感を感じてしまうのが勿体無い。
あまりハリウッド映画には出てこない、一般的なドラゴンらしい姿のドラゴンとの格闘シーンも迫力満点で良かった。
無意味に素っ裸で、見えそうで見せないベオウルフとグレンデルの格闘シーンは何だったのか疑問に残りますが。
予告編でお馴染みの、素っ裸に尻尾ゴールデン・アンジーは美しいの一言。
あの場面は、人間らしさを出す為に一番力を入れたんでしょうけれど、彼女は人間の役じゃないところが面白い。
無意味にかかとがピンヒールになっているのは突っ込みどころ?
主演のレイ・ウィンストンって、あんな顔の人居たかな?なんて検索してみたら、本人とはあんまり似てないんですね。
あんまり似てないと言えば、エンドロールを見ていてびっくり。
グレンデルの声ってクリスピン・グローヴァーだったんですね!
ロバート・ゼメキス監督作『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズで肖像権の関係でスピルバーグらを訴えた彼が、再びロバート・ゼメキス監督作に出てるなんて。
しかも、本人の顔の原型を留めていないクリーチャー役w
これだけのCG作品が撮れるんだから、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』をHD画質でパッケージ化する時には、必ず最新CGを使ってノッペラ・フライングデロリアンを作り直してくれる事を期待します!!
ポーラー・エクスプレス 特別版ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
モンスター・ハウス デラックス・コレクターズ・エディションソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
「ベオウルフ」。素材となった古典も興味深いですが、脚色も良かったですね! 楽しめたし、余韻も残って、私的には、イイじゃん!でした。(笑)
CGは、仕方ないですねぇ。比べちゃいけない、と思いつつ、どうしても「シュレック」と似たような映像がちらほらしていると気になってしまって。笑えてしまいました。
お忙しいようですが、お元気そうでなによりです(^^
古典の方はちょっと私には無理かもしれませんが、映画の方は親しみやすい活劇になっていて私も結構楽しめました。
欲を言えば、人間で良い場面は人間使った方が良かったんじゃないかと思えてしまうCGのクオリティーな場面が、おっしゃるとおり気になって「あらあら」と思ってしまいました。
>無意味に素っ裸で、見えそうで見せないベオウルフとグレンデルの格闘シーンは何だったのか疑問に残りますが
ほんとただ笑うしかありませんでしたが、無意味というより不要でしたね。
レイ・ウィンストンは全く別人のおじさんですよね。
あの主役のレイ・ウィンストンの写真を見たら全く別人28号でしたね。
おっしゃる通り、スッポンポンで戦う意味が無かったですよね。あとの戦いではパンツはいていましたが、そのほうが違和感が無かったですね。
アンジーの細密な再現からレイ・ウィンストンも想像してググったら全く違って、いろんな意味でがっかりでした(笑)
>スッポンポンで
なんでしょうかあれは(笑)
サービスショットにしてはむさ苦しいし、見せるなら見せろと、CGでチラ見せを描く記念碑的な映画にしたかったのかと思いましたよ(嘘)。