そーれりぽーと

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インシディアス

2011-08-30 | 劇場映画れびゅー
『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督&脚本リー・ワネルのコンビ、+『パラノーマル・アクティビティ』のスタッフによる渾身のホラー映画と聞けば観ておかなければ!
インシディアス』を観てきました。
★★★★

こーれはイイ!
最近流行りの人気監督によるオマージュてんこ盛りなマニアック目線、だけどウケるポイント全部入りだから面白く無い訳がないってタイプのコテコテ映画です。
スペル』然り、『SUPER8』然り、最近は古い映画を引っ張ってきてリメイクするのに飽きたのか、過去の映画の手法やウケる見せ場をてんこ盛りリミックスで楽しませてくれる映画が増えてきました。

ネタに困ってる訳ではなく、売れてる監督が敢えて自身の好みのこういうのを撮って観せてくれるのってマジ楽しめる。

予告編から『パラノーマル・アクティビティ』のリメイク?と想像していた通り、序盤はまんま『パラノーマル・アクティビティ』。
しかし実は『ポルターガイスト』+『パラノーマル・アクティビティ』がベースの幽霊ホラーで、Jホラー全般から引用しまくった視覚による恐怖演出と、ハリウッドホラーお得意の音による脅かしの両方でガンガン攻めて来るんですよ。
そこに『ゴースト~ニューヨークの幻』ネタやら、『ソウ8』ネタやら、どっかで観たような演出てんこ盛りで怖がらせたり笑わせたり(笑いに関しては個人差があります)。

王道からスキマまでかなり狙って作られた秀作ホラーなので、映画を普段観ない人には観やすいけれど、映画好きは細かい所で深く楽しめます。



スペル Blu-ray
クリエーター情報なし
東北新社

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