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ピラニア リターンズ

2012-08-01 | 劇場映画れびゅー
続きはフライングキラーじゃないのかよと思いながら、悪ノリB級スプラッターコメディー第二弾『ピラニア リターンズ』を観てきました。
★★★

振り切れるほどバカバカし過ぎて逆に好印象。

原題は『Piranha 3DD』、二つ目の“D”が何を指すのかはよくわからんけど、観ていて本作こそ3Dで観たくなった。
前作のテキトーな3Dを踏まえてか、異常な程に飛び出させてたに違いないと思えるような場面の連続なんですよ、本作。
とは言え、3Dだったらきっと前作の印象を思い出して、お金が勿体ないから映画館で観ようと思わなかったかもしれない。

今回はそれなりに緊迫感もありつつ、エロさは嫌悪感抱くほど全開だった前回程ではなく、終始はちゃめちゃお祭り映画テイストで、なんか楽しい。

デビッド・ハッセルホフが本人役で登場してからは、一気にお祭り度がヒートアップ。
ピラニアに襲われている人々の描写を背景に、どちらかと言うとデビッド・ハッセルホフが役者人生をかなぐり捨てて自虐ネタを繰り広げるのがメインの映画と化して行く。
『ナイトライダー』とか『ベイウォッチ』を観たことのない人にとってはナンノコッチャやろけど、年食った割に体型だけは保ってると思ったら胸筋とかぶよぶよw

クリストファー・ロイドも出てくるには出てくるけど、今回は前以上にゲスト出演扱い。
ただ、前作よりキャラクターメイクに関しては『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のエメット・ブラウン寄りになってるのが嬉しい。

アメイジング・スパイダーマン』『シャーク・ナイト』に続いて、また出てるクリス・ジルカ。
クリス・エヴァンス、アシュトン・カッチャーに続いて脱ぎ系俳優狙ってるのかと思いきや、今回は脱ぎ無しでした。

ネタバレ
もしかして、中に入っちゃったんじゃ?から先の展開が面白い。
ヒロインにも入っちゃうよ的なバスタブのシーンも。

新『ピラニア』シリーズ第二作のオチは、旧シリーズ二作目の『殺人魚フライングキラー』ならぬ歩くピラニア。
結構飛びかかってたけどねw



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