HERO

フジテレビ月９ドラマ『HERO』が、６年経ってようやく映画化された。
あるあるとは言われ続けていたけど、焦らされ続けてすっかりどうでも良くなってたんですけど。
そんな昨年、スペシャルドラマの放送で期待が再燃。
ミーハーと言われても仕方が無いけど飛びついて観てきました。
★★★★

良かったぁ。
収まるところに収まるような展開。
６年前からやりっぱなしにしてた伏線も、昨年のスペシャルドラマとの絡みも全て使って、このドラマの一ファンとして大納得な結末。

昨年のスペシャルドラマと合わせて全編後編的な作りになっているので、未見の方は先にチェックしてからご覧になられる事をお勧めします。
でないと意味がさっぱりわからないかも。
（でもDVD化してないみたい…）

ストーリーは単純明快。
さくさく読めてしまうし、そういう部分に期待している人には簡単すぎて辛いかもしれません。
でも『HERO』の魅力は、フジテレビ製ドラマお得意の、無関心な人々が主人公の魅力に共感して、いつのまにか協力していくようなところだったりするので、そっちの展開を微笑ましく観るに限ります。

今回は、ドラマでは出来なかったスケールのロケ、ドラマに無かった法廷での展開も見物。

お約束満載な設定のおかげで、長らく見ていなかった検事局の同僚達も何もかも、一気に記憶が蘇って楽しめた。

キムタクはこの役が一番のハマリ役。
でも、他の俳優さん達に注目して観るとさらに面白い。

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