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オール・ユー・ニード・イズ・キル 3D

2014-07-01 | 劇場映画れびゅー
日本人のライトノベルが原作、トムちん最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を3Dで観てきました。
★★★★

凄く良くできたタイムループ映画。

トムちん演じる主人公は軍の少佐だけれど、広報一本でここまで来て戦闘に関しては全くの素人という設定。
この映画の世界における近未来の地球は宇宙人に攻め入られていて、行き違いがあってトムちんも無理矢理戦闘に参加させられる事になって困った…というところからスタート。

早速戦場に赴くもコロッと殺されて…、「あれ?前の日に時間が戻ってる」。

てな具合で、何故かトムちんだけ死んでもリセットされると言うタイムループに陥り、そのおかげで何度もやり直しが出来てめきめきと戦闘の攻略が上達していく。
そう、凄くテレビゲーム的な発想から着想を得た物語展開になっています。

見所はトムちんらが魅せるアーマードスーツでの超絶カッコいいバトル。
ほぼ実際にスーツを着用した状態で撮影していたと聞くと、観ていてより興奮します。
マトリックス レボリューションズ』を彷彿とする敵“ギタイ”の造形とトリッキーな動きも面白い。

どうせ死んでも生き返るんでしょ?という基本設定の突っ込みどころに関しては、タイムループのルールを上手く生かして適度にハラハラを持続させ続けてくれるし、選択肢によって展開が大きく変わっていく辺りも上手い。

原作に忠実らしい漫画版のほうも読んでみましたが、映画の方が捻りが効いていてより面白かったです。

ネタバレ
オメガの血によってリセットされるハッピーエンドに感動。
場合によってはオメガ自身がリセットして、勝ったことが無かった事になってたのかもと想像すると、原作とは違うハッピーエンドも安易なハッピーじゃないと思えて納得出来る。



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