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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン

2014-06-24 | 劇場映画れびゅー
昨年はハリウッドデビューをして驚かせた芦田愛ちゃんが珍しく関西弁を使った演技で毒づく予告編が面白そうだった『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』を観てきました。
★★★

何にでも興味を持ち、平凡な自分とは違う他人に憧れる真似っ子なこっこは、多感だけど自分が周りから当たり前に愛情を注がれている事には鈍感で、誰に似たのか偏屈で口が悪い。
そんな役を珍しく芦田愛ちゃんが毒っ気たっぷりに演じているところが面白い。
特に関西弁バリバリな演技については、実は西宮出身でネイティブ方言なのでのびのびとやってたように感じた。

他の子役達も芸達者な子ばかりで見応えが有るのに加え、円卓を囲む家族を演じるのがまた個性的な役者さんばかりで目が離せない。
平幹二朗といしだあゆみなんて反則技。

でもね、太陽の塔が出てくるところから子供の行動範囲を想像すると、この映画の舞台って吹田の山田辺りか茨木の春日丘の辺りでしょ?
北大阪の子の話す関西弁にしてはかなりのコテコテ具合で、ずっと北大阪の在住者としては「これは北部の言葉ちゃうし」的な違和感。

物語自体は平凡な小学生の日常をゆったり描いていて起伏も少ないんだけれど、じっくり観ていると実はさりげなく特撮を多用して現実を作り上げている映画だったりするので、その辺りに注目して観るのも面白いかも。
特に、こっこの三人の三つ子の姉達については、エンドロールを見るまで一人三役だったなんて全く気づかずに観ていたので驚きました。

ネタバレ
谷村美月www



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