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怪奇大家族 DVD-BOX その2

2005-05-25 | オススメDVD
いつ書こうか悩んでいる間に発売からはや2ヶ月、この間に全十三怪(30分番組)を5回も観てしまった「怪奇大家族」のDVD-BOXを紹介。
主な内容は前回の記事や、公式サイトを参照いただくとして、今回はDVD-BOXの内容について触れる事にします。

DVD化にあたって発売されたのはこのBOXのみで、バラ売りはありません。
本編DVD3枚に加え、「幻の第十四怪~百一怪」と題されたメイキング(テレビ放映されたものよりも短い)にオマケ映像が入ったDVD1枚の計4枚が、押切蓮介によるエンディングのイラストで装丁されたケースに入ってファンにはたまらない作り。本編DVDは3枚バラバラでレンタルも有るのでご興味の有る方はお試しにどうぞ。返却したくなくなるかもしれないけど。
「怪奇大家族読本」と題されたミニ冊子も入って定価¥15,750.-ですが、ネットで買えばどこでもたいてい20%OFFなので、このボリュームから考えるとかなり良心的な価格設定でしょう。
全ての怪にその怪を担当した監督達(清水崇、豊島圭介、山口雄大、村上賢司)と高橋一生の面白いオーディオコメンタリーが入っているのも嬉しい。


5回観た感想としてまず思ったのは、キャスティングの勝利というところ。よく高橋一生に目をつけた!前から味の有る俳優だったけれど、ここ数年の映画やドラマでの活躍は目を見張るものがありますよね。本作では彼のキャラクターが立って、わけのわからん世界感を増幅しています。
他のキャスティングも見事としか言いようがないハマリ具合。この辺りはコメンタリーを聞きながら確認するとよくこのメンツを揃えたものだとホント関心します。

コメンタリーを聞く限りでは、大筋の話の流れは清水崇が主体となって決め、最初の2話だけは彼の意向に沿ったものを豊島圭介が撮ったらしい。清水崇自信が実際にメガホンを取ったのは最後の3話。
三怪~十怪までについては全体の流れは守っているものの、各監督が結構好き勝手なストーリーと感性で撮っているらしいのが驚きでもあり、それを知ったうえで観るとさらに監督達のカラーが感じられて面白かった。

とっくに放送が終わった番組であるにも関わらず、ファンタスティック・シアター(ニッポン放送地下)で5月24日から5月26日までと、5月31日から6月2日までの合計6日間、「怪奇大家族」上映会イベントが開催中です。
なんと日替わりで4人の監督と高橋一生&押切蓮介が登場するトークショーもあるらしい。
うらやましすぎる!是非大阪でも開催して欲しい!!
マジでなんとかお願いしますよ。

怪奇大家族 DVD-BOX

東宝

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怪奇大家族―清水崇presents

太田出版

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押切蓮介はヤングマガジンで「怪奇大家族」と世界感がそっくりな「でろでろ」を連載中。「怪奇大家族」とのコラボレート読みきりも有るのでファンの方は要チェックです。

でろでろ 4巻

講談社

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2 コメント

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Unknown (きこり)
2005-06-05 14:36:10
TBありがとうございます。

「怪奇大家族」と世界観が似ているという

「でろでろ」おもしろそうですね。

見てみます。

返信する
ありがとうございます (そーれ)
2005-06-06 00:53:17
>きこりさん

「でろでろ」は似てるけど面白くは無いので期待しないでください(笑)

妖怪を紹介する時にテロップで名前が出たりするところなんかもそっくりなんです。

実はこの漫画の方が先なんですけどね。
返信する