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クロニクル

2013-10-15 | 劇場映画れびゅー
超能力に目覚めた青年たちの物語と言う事と、なんか予想外にヒットしたらしいという情報を聞いて楽しみにしていた『クロニクル』を観てきました。
★★★★

そ、そういう映画だったのか?!
まさに目からウロコな、観る前と観始め、観終わった後の印象が全く変わる映画です。
この映画も、何も知らずに観た方が絶対に面白いので、詳細はネタバレ以降で。
同じく若者が超能力を身に付ける話でも、『Misfits』みたいにダラダラ時間消費する怠惰な青春ストーリーではない。

全て登場人物達のハンディーカメラや防犯カメラ、定点カメラ、車載カメラに映った映像を使って作られたように演出された映画ですが、「残されたカメラの映像を編集して作ったドキュメント映画です!」なんて出尽くした感のあるモキュメンタリーテイストにすることに固執していないところが、逆に臨場感を生んでいて凄く良い。

ネタバレ
これも安っぽいモキュメンタリーベースなの?
なんで撮ってるの?おいおい、カメラ回収されてないよ?
などと思いながら観ていた序盤。

「そんな事、どうでも良くなっていきます」

こいつらこんな力手にして危なっかし過ぎないか?と思い始めた辺りから、危なっかしいと思った事ではやっぱり失敗するし、青年期にありがちな暴走もしたり。
でも秘密を共有する3人の中で秩序を作って、上手く回っていく。

ところが…。

まさかのヴィランの誕生と、それに対抗してヒーローが誕生する。
シチュエーションとしてアメコミの基本設定としては有りがちでは有るけれど、原作無しでいきなりコレを出してくるとは。
しかもまさか主人公がヴィランに。
クライマックスは、まさに大興奮で観ていました。

大げさなタイトルの『クロニクル』とは、ここから始まるという事か。

是非とも続きが観てみたい。



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