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ホビット 竜に奪われた王国 3D

2014-03-06 | 劇場映画れびゅー
いよいよドラゴンと対峙!『ホビット 竜に奪われた王国』をIMAXのHFR3Dで観てきました。
★★★★★

『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚であるこの『ホビット』シリーズ。
いかにも序章だった前作は、面白くはあるものの『ロード・オブ・ザ・リング』の人気に依存して盛り上げている感も有りました。
対して本作は、いよいよ物語が回り始めて波乱に満ちた旅の末宿敵ドラゴンと対峙します。

かねてから噂されていた『ロード・オブ・ザ・リング』で旅の仲間だったレゴラスが成り行きで合流し、エルフの超絶運動神経で『ロード・オブ・ザ・リング』以上の活躍を魅せてくれるところも見所だけれど、何と言っても前日譚ってところをフルで逆手に取り、設定の端々に『ホビット』シリーズを観終わった後に『ロード・オブ・ザ・リング』を時系列通りに観た場合でもまた楽しめるような伏線を仕掛けていっている脚本が秀逸。

これまで同様に上映時間の長い映画ですが、全シリーズを通して最もド派手でスピード感溢れるアクションと展開で、あっという間にクライマックスに誘ってくれます。

ドラゴンを動きのモーションキャプチャーから声まで演じているベネディクト・カンバーバッチと、ビルボ・バギンズを演じるマーティン・フリーマンの『シャーロック』コンビが遂に対峙するので、どんな会話をするのか楽しみにしていましたが、ドラゴンの圧倒的なスケールにそんな事すっかり忘れて『ホビット』として楽しんでしまいました。

この映画自体ももちろん面白かったのだけど、今回初めてIMAXのHFR3D上映を観てマジ驚愕。
ただでもディテールの細かさが半端ないIMAXですが、FHR3Dは素早く動くものでも全く被写体がブレず、コマの間隔を感じない滑らかさ。
映画を観ている感覚を忘れさせ、肌や物の質感まで伝わって来ます。



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1 コメント

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そーれりぽーと さん へ (iina)
2014-03-18 08:19:29
『ロード・オブ・ザ・リング』は、こども向けファンタジーと思ってましたが、テレビ放映されたのを見て2部と3部を見ました。
このホビットは、『ロード・・・』人気にあやかった2番煎じの映画と思い1部を見なかったです。本作を観ると、SFXのすさまじさを改めて強く感じ、その世界観に驚かされました。

>前日譚ってところをフルで逆手に取り、・・・伏線を仕掛けていっている脚本が秀逸。
そんな仕掛けが施されていましたか・・・。φ(..)メモメモ
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