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今一番好きな女優チョン・ジヒョン主演最新作「デイジー」
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」で彼女をスターダムへ押し上げた監督&脚本のクァク・ジェヨンが今回は脚本のみで裏方に回り、監督はなんと一番好きな香港映画「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウという異色の韓国香港合作。
ということで、今シーズン一番の期待を胸に観に行きました。
★★★★
今回もチョン・ジヒョンに泣かされました。泣かされましたが色々引っかかる所が有って今回はこの評価。
直後に観た「嫌われ松子の一生」のインパクト勝ちです。
冒頭の韓国純愛路線のパートはアンドリュー・ラウが撮ったとは到底思えず、ひょっとして名前だけ貸して今回もクァク・ジェヨンが監督したのではないかと疑いながら観ていました。
しかし、銃撃戦が始まるやいなや「こんなのはクァク・ジェヨンには無理」と、疑惑は払拭されます。「猟奇的…」や「僕カノ」の銃撃戦とは比べ物にならない。
ただ、ひょっとしたら小川のシークエンスは本当にクァク・ジェヨンがメガホン取っていたのかもしれない。あの小橋のセットのクォリティーはアンドリュー・ラウ監督らしくないし、本当に彼が撮ったのであればクァク・ジェヨン監督作品をかなりリスペクトした出来で、お約束の安っぽい「おとぎ話」風に仕上がっている。もしくはよほど口出しされたのかもしれないけれど。
何気無い場面が後々意外な方法で使われたりするのは、さすがアンドリュー・ラウで、これ見よがしな伏線じゃないのがまた良い。
きっとチョン・ジヒョンマニアに違いないクァク・ジェヨン。今回も彼女の魅力を際立たせるセルフオマージュがたっぷりで、またまた彼女と彼女のファンの為に作られた映画だと感じました。チョン・ジヒョン×クァク・ジェヨンの前2作及び「イルマーレ」「四人の食卓」「ホワイト・バレンタイン」との比較を今回もまた書くのは面倒なので割愛します。観た人にはわかるはず。
ちなみに、今回は全編アムステルダムロケ。
きっと香港陣営と韓国陣営が共同で仕事をするのには第三国が楽だったからしょうけど、ストーリー上は全然アムステルダムである必要性が感じられない。
しかも、「ならば、せっかくアムステルダムでロケをしてるんだからもっとロケ地をたくさん選んだら良いのに」と思うくらいロケ地が少なくて、“街”と人のコントラストを上手く扱うアンドリュー・ラウとクァク・ジェヨンなのに勿体なく感じた。
土地勘の有るどちらかの自国で撮ったらもっとオシャレな街並みにチョン・ジヒョンも映えたのに。
あ、海外ロケがしたかっただけなのか。
ネタバレ
ともあれ総じて面白いはずなのにどうしても感情移入できなかったのが、ヘヨン(チョン・ジヒョン)を密かに想うパクウィ(チョン・ウソン)。
物語の流れでは、観客は彼に感情移入するようになっているのですが、どう見てもストーカーで気持ちが悪かった。ヒットマンという職業を理由に彼女に声をかける事を控えているのなら理解出来るのですが、話の流れはどうもそれだけでは無くて、引っ込み思案でためらっている方向に進んで行くんですよねぇ。
仕舞には銃撃戦に紛れて恋敵のジョンウ(イ・ソンジェ)の肩を撃つし。ほんまにヤバイわこの人。
でもヘヨンがそれでも好きなのなら他人が口挟む事じゃ無いんだけれど…。
という事で最後の方は周囲の方々に漏れず泣いていました。(どういう事だ)
「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」で彼女をスターダムへ押し上げた監督&脚本のクァク・ジェヨンが今回は脚本のみで裏方に回り、監督はなんと一番好きな香港映画「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウという異色の韓国香港合作。
ということで、今シーズン一番の期待を胸に観に行きました。
★★★★
今回もチョン・ジヒョンに泣かされました。泣かされましたが色々引っかかる所が有って今回はこの評価。
直後に観た「嫌われ松子の一生」のインパクト勝ちです。
冒頭の韓国純愛路線のパートはアンドリュー・ラウが撮ったとは到底思えず、ひょっとして名前だけ貸して今回もクァク・ジェヨンが監督したのではないかと疑いながら観ていました。
しかし、銃撃戦が始まるやいなや「こんなのはクァク・ジェヨンには無理」と、疑惑は払拭されます。「猟奇的…」や「僕カノ」の銃撃戦とは比べ物にならない。
ただ、ひょっとしたら小川のシークエンスは本当にクァク・ジェヨンがメガホン取っていたのかもしれない。あの小橋のセットのクォリティーはアンドリュー・ラウ監督らしくないし、本当に彼が撮ったのであればクァク・ジェヨン監督作品をかなりリスペクトした出来で、お約束の安っぽい「おとぎ話」風に仕上がっている。もしくはよほど口出しされたのかもしれないけれど。
何気無い場面が後々意外な方法で使われたりするのは、さすがアンドリュー・ラウで、これ見よがしな伏線じゃないのがまた良い。
きっとチョン・ジヒョンマニアに違いないクァク・ジェヨン。今回も彼女の魅力を際立たせるセルフオマージュがたっぷりで、またまた彼女と彼女のファンの為に作られた映画だと感じました。チョン・ジヒョン×クァク・ジェヨンの前2作及び「イルマーレ」「四人の食卓」「ホワイト・バレンタイン」との比較を今回もまた書くのは面倒なので割愛します。観た人にはわかるはず。
ちなみに、今回は全編アムステルダムロケ。
きっと香港陣営と韓国陣営が共同で仕事をするのには第三国が楽だったからしょうけど、ストーリー上は全然アムステルダムである必要性が感じられない。
しかも、「ならば、せっかくアムステルダムでロケをしてるんだからもっとロケ地をたくさん選んだら良いのに」と思うくらいロケ地が少なくて、“街”と人のコントラストを上手く扱うアンドリュー・ラウとクァク・ジェヨンなのに勿体なく感じた。
土地勘の有るどちらかの自国で撮ったらもっとオシャレな街並みにチョン・ジヒョンも映えたのに。
あ、海外ロケがしたかっただけなのか。
ネタバレ
ともあれ総じて面白いはずなのにどうしても感情移入できなかったのが、ヘヨン(チョン・ジヒョン)を密かに想うパクウィ(チョン・ウソン)。
物語の流れでは、観客は彼に感情移入するようになっているのですが、どう見てもストーカーで気持ちが悪かった。ヒットマンという職業を理由に彼女に声をかける事を控えているのなら理解出来るのですが、話の流れはどうもそれだけでは無くて、引っ込み思案でためらっている方向に進んで行くんですよねぇ。
仕舞には銃撃戦に紛れて恋敵のジョンウ(イ・ソンジェ)の肩を撃つし。ほんまにヤバイわこの人。
でもヘヨンがそれでも好きなのなら他人が口挟む事じゃ無いんだけれど…。
という事で最後の方は周囲の方々に漏れず泣いていました。(どういう事だ)
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パクウィは、やはりストーカーちっくですよ
ねwスコープで見守るなんてちょっと悪趣味だ
しwでも、そーゆーところは目をつぶるよーに
しました。
チョン・ジヒョンがこれほどに悲しい役が似
合うとは。今までのキャラが強さを帯びていた
だけに新境地開拓ってゆー印象。
確かにパクウィはストーカーでしたが、チョン・ウソンだから許します(爆)
オランダロケの必然性は感じなかったけれど、韓国や香港の風景では私はこれほどノレなかったかも~(笑)
チョン・ジヒョンだけに注目すると、この映画凄く良いですよね!彼女の魅力に今回もメロメロです。
クァク・ジェヨンってひょっとしてパクウィ的に片思いを心に秘めたままチョン・ジヒョンの映画プロデュースし続けてるのかなぁなんて。
チョン・ジヒョンにメッセージ送るためにこの映画作ったのかとか怖い想像をしながら観てしまいました(怖)
>ミチさん
チョン・ウソンカッコいいですよねー。
どことなく「僕カノ」のチャン・ヒョクに似ているようにも見えたんですが、彼はもうメジャー映画に出る事がまず無いからチョン・ウソンがキャスティングされたのかな?なんて勝手に妄想していますけど反感買うかな?(笑)
私は香港も韓国も旅先として大好きなんですよー(食い気メイン)