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ワイルド・スピード EURO MISSION

2013-07-11 | 劇場映画れびゅー
最強のチームで最強の敵に挑む、なんかコンセプト変わってきた気がしないでもない『ワイルド・スピード EURO MISSION』を観てきました。
★★★★

今までどんなに大勢のセレブ俳優を投入しても、どんなに凄いカーアクションを見せてくれても、車がほぼ主人公の物語構成なところを味として保っていたこのシリーズですが、今回はこれまでのシリーズ5作を総括する映画として、主立った登場人物達がフル出演で前作以上のチームを組み悪に立ち向かうという、正義の軍団が活躍する超メジャースーパーアクション映画に大変化。
あれ?こんな映画だっけ?と思う瞬間もあるものの、シリーズを重ねる度に面白くなって来たシリーズが行き着くところまで行き着いたと思いながら、このお祭りっぷりを大いに楽しんで観ました。

前回から出てたロックがすっかり常連顔で幅を効かせてるのは愛嬌。『G.I.ジョー2』然り、メキメキと演技力を着けて俳優らしくなった事で、ハリウッドがようやくシュワ&スタローンの次世代に本格認定したのだろうか。

中盤までは、こんなもんだっけ?的に既にぬるくすら感じてしまう初代の頃を彷彿とするカーアクション、それが中盤で加速をはじめて終盤一気にアクセルベタ踏み。
観てるこっちがあわあわ落ち着かなくなってしまうレベルの超絶カーアクションと、ヴィン・ディーゼルの遥か上を行く巨漢ロックのど迫力パワーアクションでクライマックスへ上り詰めて行く。

ネタバレ
序盤で流れるシリーズ総集編的な映像の中に、日本が舞台の3作目(しかし超駄作)が含まれてない事に残念だったり、後日談たがら当たり前だけど的な感情が湧いてきたのだけど、全部終わってからしっかり繋いでくれてるサービス的な映像が有ってホッと、とりあえず無かったことにはされなかったか…。
等と思っていたら、サービスどころかさらなる展開への布石だった!というどんでん返しの上手さ。
ハンのパートナーが亡くなったのは本当に残念だけど、亡くなってしまったことでちゃんと上手く物語が繋がってめでたしめでたし、もうこれでシリーズ完結した。と思わせておいて、まさかの新キャストにジェイソン・ステイサムをチョイ出し。
「終わらないんかい!つかジェイソン・ステイサムが参戦するのかよ!」このシリーズ、どこまで楽しませてくれるんだろう。



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