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トリック劇場版 ラストステージ

2014-01-11 | 劇場映画れびゅー
これで最後?!ほんまに終わり??『トリック劇場版 ラストステージ』を観てきました。
★★★★

これまで終わり終わりと言いながら、良い意味でダラダラとマンネリを重ねて続いてきた大好きな『トリック』シリーズですが、遂にこれで終わってしまいました。
見事なフィナーレに反論無し。
仲間由紀恵さん、阿部寛さん、生瀬勝久さん、野際陽子さん、そして堤幸彦監督、14年に渡り楽しませてくれてありがとうございました。

今晩放送される『新作スペシャル3』が、公開の順番では実質最後になるわけだけど、テレビではどんな締め方を観せてくれるのかこちらも楽しみ。

相変わらずシリーズを観ていないとノリキレない人も居るかもしれないのでお気をつけて。
これまでどんなに楽しんでいても、シリーズを観ていない人にはオススメ出来ないので★3個にしてきましたが、今回は最後なので純粋に★を付けています。

ネタバレ
いやー、いくらクライマックスでも『トリック』で泣かされるなんて全く油断してました。
と言うか、厳密には泣かしてくれないんですけれど。

TVドラマシリーズの最初の最初、第一話~三話“母之泉”のエピソードと随所であからさまに絡めながらもはっきり名言せずに進行していく今回の展開と、クライマックスで上田が第一話と本作の冒頭に語られていたフーディーニの伏線を奈緒子の母が話す辺り、そしてエンドロール後に奈緒子の姿が14年前とオーバーラップする演出で一気に感情が高ぶってブワッと涙が。
そこで映画がプツッと終わり会場が明るくなるって、どんな意地悪やねんw

メインの物語はいつもどおりのダラダラマンネリ感に変化を付けるべく海外ロケをしているものの、海外に来てまでいつもと同じ事をやってる辺りがくだらなくてたまらなく好き。
昨年こちらも堤幸彦監督が終了させてしまった『SPEC』シリーズと絡めて「SPECホルダー」の台詞が有ったり、あちらにも出ていた北村一輝が一瞬だけ吉川州っぽい演技を観せたりと同じ人を使ってる事から予想していた期待も裏切らない。
それと、これで最後ってタイミングで石原、御手洗未来も登場で、ほぼ関連レギュラーを総登場させてくれたのも嬉しい(『警部補矢部謙三2』を最後に菊池は出てこなかった)。

吉田鋼太郎が蜷川シェイクスピア俳優である事を大前面に押し出しながら笑わせてくれたり、昔から度々ゲイ役もハマって面白い北村一輝がホゲたおす演技で笑わせてくれたのも、色んな意味で安定感とアクセントになっていて面白かった。



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仲間由紀恵,阿部寛,生瀬勝久,岡田眞澄,野際陽子
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1 コメント

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こんにちは。 (みぃみ)
2014-01-16 13:32:06
シェイクスピア俳優の吉田鋼太さん、たっぷり堪能できて嬉しかったです。
これでもか、これでもかとくる吉田さんらしさに、
さぞや現場は大迫力だったのだろう、と想像し、
大喜びしていました。

いいラストだと思いました。

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