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アントマン

2015-09-24 | 劇場映画れびゅー
マーベル・シネマティック・ユニバースに新しく参戦する『アントマン』を観てきました。
★★★★

一連のマーベル・シネマティック・ユニバース作品の中で、『アベンジャーズ2』を中核としたフェイズ2のラストを飾る映画ですが、全てを観終わって全て期待以上に面白い作品群だったという印象。
来年から始まるフェイズ3がこれらよりもさらに面白いかと思うと、楽しみで仕方がありません。

「アントマンやてダサすぎ、こんなんヒットするんかな」なんて思いながら迎えた公開でしたが、ハルクだってその昔は際物の印象しかなかったわけで、全く知らなかったアイアンマンにしろソーにせよ、キャプテン・アメリカみたいな変態コスプレヒーローだって見慣れてしまえば次回作が楽しみで仕方がなくなってしまっている俺がここに居るわけで、このアントマンもそこにしっかり仲間入りしてしまいました。

他のマーベル・シネマティック・ユニバース作品と比べると、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』以上にコメディー色が強く、作風はかなり個性的で一線を画しています。
ですが、要所要所で『アベンジャーズ』に関わる要素が登場するので、今から『シビル・ウォー』での関わり方が楽しみになる作りになっています。
集合映画の中で本シリーズでしか観られない演出が観られるような事や、他のキャラクターに関しても同様な演出が有るかもと想像すると、フェイズ3がさらに盛り上がりそうな予感。

本作を観る前に、原作コミックスの背景を知ろうとWiki等で情報を集めていたのですが、マーベルでよくあるヒーローの中身の代替わりを描くところが本作の中心になっているようで、元アントマンのじいちゃんと、これからアントマンになる兄ちゃんが登場します。
はじめに感じた「いきなり代替わりかよ」と言う気持ちは、観ている途中でマーベル・シネマティック・ユニバースの限られた期間の中で代替わりの場面をしっかり入れてきた上手さへの関心に変わりました。
しかもラストは…。観てのお楽しみです。

ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスの灰汁のない演技が見応えたっぷりで、歳をとって病も乗り越えて本当に良い役者さんに変わったなぁと関心。



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