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リアル鬼ごっこ2

2010-06-08 | 劇場映画れびゅー
前作を『リアル鬼ごっこ』観てあれだけガッカリしたのに、あ、いや、嘘です。
全く期待せずに前作を観て予想以下だったけど「そんなもんか」的な記事を書いたのに懲りず、ネタとして続編の『リアル鬼ごっこ2』を観てきました。


「やっぱこんなもんかwww ネタ記事書く為にチケット代捨ててしまもた」
笑えも突っ込めもしねぇ!ここまで酷いとは。

前作のラストシーンで違うパラレルワールドに飛ばされた佐藤君。
今回はそこから話が始まる、思った通りのとても蛇足的な内容です。

ロケなど予算的な問題を解決すべく、せっかく異世界に飛んでたのに大半の話がこっちの本来の世界ベース、一緒についてきた鬼に関係無い佐藤さん達が殺されまくる恐怖を描くかと思えばそうでもないパンチの無さ。
最後の方でレジスタンス達が戦っていた現場の全貌が見えるんですが、荒廃した街とかじゃなくてどう見ても廃工場の一角。
見せるんならその辺CGくらい使いなさいよ!

ストーリーは細かいところいじって変えただけのほぼ焼き増し。
いや、ストーリーっつかプロットは前のはおもろかった。プロットだけは。

だいたいパラレルワールドの佐藤さん狩りが全国規模の話なのか東京だけの話なのか、なんかすげー描いてるスケール小さいのもうんざり。
鬼も人間ベースで描いてた前作よりパワーアップしてるはずなのに、ほとんど人外な雰囲気かもし出してないし、変わったのは仮面と武器だけ。

主人公以外に前作から続けて登場する二人、妹と幼馴染の兄ちゃんは二人とも役者変わってるので序盤混乱しました。
つか、メイン世界は同じなはずなのに石田卓也意外全くの初登場やし、既にちゃんと続編作る気無いやん、もろ“ついで”やん。
そもそも前作と比べてせっかくスリム(前作は他の映画の役作りでポチャッてた)で見た目マシに戻った石田卓也を含め、今回は揃いも揃って全員の演技が微妙なのは決定的にダメ、前回より上映館数増えてるのに救いようが無い。

さて、新型iPhoneの発表見たいから、こんな記事書いてずにはよ寝よ。

ネタバレ
最悪なのは、面白い映画でも無いのに制限時間を延長する禁じ手を繰り出すアホなクライマックス。
なんでもアリってのは面白い映画か、最初から計算した笑い狙ってる映画にだけ許される手法です。

予想通り、この世界をクリアしてもまた別のパラレルワールドに飛ばされるんだけど、そっちの世界ベースの話(つまり全く違う話、近代剣劇)にしてた方が面白そうでした。
最早、鬼ごっこが成り立たないけどw



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