ヘイル、シーザー！

コーエン兄弟最新作は、ジョージ・クルーニーのコスプレ？『ヘイル、シーザー！』を観てきました。
★★★★

かつてアナログ時代のハリウッド映画が、今とは違う方向に超豪華だったところにフィーチャーした、映画愛に満ちた映画でした。
非デジタルな頃の撮影方法を余りに自然なクオリティーで、マニアックに突き詰めて盛り込んでいるから、ニヤニヤしながら観てしまう。

ジョージ・クルーニーが演じるスター役者のスター役者たる所以と、その裏側にある虚栄や弱みのコントラスト、あのナイスガイが演じてるからこそ余計に楽しめた。

スカーレット・ヨハンソンと、チャニング・テイタムの二大セクシー役者の使い方も贅沢で唸らせられる。

2000年代の現在になっても脚本家とプロダクションの軋轢が無くなってない辺りを皮肉った映画のようにも感じる。

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