パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT

大ヒットして一万倍以上の興行収入を得たなんて言われて期待して観たのに、イライラな展開の連続＆予告編でネタバレという目に合わされた『パラノーマル・アクティビティ』の、日本版続編『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』を観てきました。
★★★

うーん、よく出来てる（演技力を除けば）。

日本のスタッフと日本のキャストばかりによる製作で、完全にJホラーテイストに生まれ変わってます。
最近の不甲斐ないJホラーと比べたら群を抜いて面白い。
前作を踏まえての作りなので、シチュエーションをそのまま引用して良いように作ってるので面白くて当たり前なんですけどね。

中身はあんまり有りません。
Jホラーになって前作以上に見せ方が面白くなったのと、クライマックスはただ驚かせるだけじゃなくなったところが要チェックです。

冒頭に書いた「“日本版”続編」ってのには単に舞台が日本に移った続きの話って事以外にも意味があって、この映画は『第２章』。
来年早々にも前作同様に米国が舞台の続編『パラノーマル・アクティビティ２』ってのが控えてるんです。
俺も今日映画館で『２』の予告編が流れて知りました。
「え？じゃぁ今から観るのって何？バッタもん？」みたいな。
清水ミチコかよ！

『２』は先月から北米で公開されているそうな。
『第２章』はちゃんとあちらでも公開されるんでしょうか？
勝手に日本で作った映画でない事と、無かった事にされない事だけを願いますｗ

ごく少人数の主要登場人物の内、序盤の姉と父の芝居が下手すぎて失笑ものでした。

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