そーれりぽーと

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新作映画の満足度は最高★5つで表示

リーピング

2007-05-19 | 劇場映画れびゅー
バッタの群れが人に襲い掛かる予告編に胸を躍らせて『リーピング』を観てきました。
★★★

昆虫の出てくるホラーっぽい映画という事で、『フェノミナ』を想像していたら全く違う。
10の災厄が題材のオカルト映画。

バッタのイメージが先行していたので、ヒラリー・スワンクが出ている事は劇場に着いてから知りました。
なんでオスカー女優がこんな映画に出ているのかは不明だけど、知らなかったからちょっと儲けた感じ。

彼女が出ていなければ、途中で寝ていたかもしれない。

ネタバレ無しでは書けないので以降ネタバレで。

ネタバレ
オーソドックスなオカルト映画の展開が続く。
何を今更な感じと、捻りの無さに先を読むような思考も停止。

10の災厄なんて今までにいろんな映画で描かれているし、タイトル通りの大活躍が期待されたバッタの登場だってほんの一場面だけ。
leapだろうがreapだろうが、ずっとバッタがうじゃうじゃ出てくるイメージだったんですけど。

順番のわかっている災厄を描く事にほとんどの時間が費やされているから、そりゃ思考も止まる。

が、最後のどんでん返しに意表を突かれ、一気に映画の印象が変わった。
思考が停止する程の退屈なストーリー展開は、このどんでん返しを楽しませる為だったのかw
川の水が全て血なら、検査に出さなくても臭いで気づくのでは?なんて思って観ていたのに、クライマックスが全て吹き飛ばして満足させてくれたので、★3つにしています。

でも観終わってからよく考えると、そこまでの少女の描かれ方はどう見ても悪だったような。
あんな恐ろしい表情の天使は…。
2回目は観るに堪えないかな。



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2 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2007-05-24 09:16:53
オカルトにしてもスリラーにしてもいまひとつだな~と思いました。
イナゴのシーンはさすがに見せ場でしたよね。
一番お気に入りはラストです。
ヒラリー・スワンクの驚愕の表情が・・。
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いまひとつでしたねぇ (そーれ)
2007-05-25 15:07:34
>ミチさん
怖さよりも、映像的に「すごw」って感じるに留まる展開ばかりで、クライマックスのどんでん返しにすら驚かなかった人には何も残らない映画かもしれないですね。
私は途中で思考が停止したので、クライマックスにびっくり、ヒラリー・スワンクの顔にもびっくりしました(驚)
イナゴの場面って、結局あれだけの数のイナゴを彩画できるスパコンが有れば、イナゴだろうが人だろうが…『ロード・オブ・ザ・リング』の交戦場面と同じような気が(笑)
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