『ハリー・ポッター』シリーズの授業で使われている教科書『幻の動物とその生息地』を書いた人が主人公の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をIMAX3Dで観てきました。
ちなみに、原題は『Fantastic Beasts and Where to Find Them』で、教科書の名前のそのものです。
★★★★
原作7部作、映画版は最終話を前後編にして8作で完結し、“あの”世界はもう二度と描かれる事無いのかと、ラストの大団円を嬉しくも少し寂しい思いで迎えたものですが、もう終わり!なんて言いながらも、なんだかんだJ.K.ローリング女史はファンの期待に応えてくれて、ハリポタシリーズのおよそ70年前を舞台とした本5部作の企画に脚本家として参加。
今年は、このほかに『死の秘宝』の18年後を描いた『ハリー・ポッターと呪いの子』が舞台演劇としてリリースされた後、シリーズの正式な8作目として脚本が出版されたりと、長い間ハリポタロスだったファンとしては嬉しくて仕方がありません。
今回の舞台は1926年のニューヨーク。
教科書の出版は1927年なので、執筆途中の物語になります。
ハリー・ポッターの世界で使われていた用語やお約束がバンバン登場しながらも、英国と米国の違いを盛り込んだ遊び心たっぷりな脚本で心ゆくまで楽しませてもらいました。
映画版『ハリー・ポッター』の終盤を絶妙な映像化で楽しませてくれたデイビッド・イェーツ監督がメガホンを取っているから、安心してあの世界に浸ることができます。
特に、今回は原作がない状態で自由に映画の尺で脚本を書いているので、オリジナルシリーズに付き物だったダイジェスト感が皆無なのが良い。
長編の原作をコンパクトにする為に、どうしても駆け足で描かなければならなかったせいで、見せ場以外は薄っぺらかったし、そういう場面では魔法や魔法動物もさらっと流されてしまっていたから、原作を読まずに映画だけを観ていた方には、面白さが伝わりきっていなかったんじゃないかな。
ネタバレ
始まって早々、ヴォルデモートが襲来する以前に闇の力による支配を目論んでいたグリンデルバルドの名前が出てきたところでグッときた。
しかも、ラストに登場したグリンデルバルドの顔は、どこかで見覚えが…あれ?ゴツいけどジョニー・デップに似てない?もしかして本人?なんて思いながらエンドロールで確認して超びっくり。
本作は米国が舞台なおかげで、英国人俳優縛りがなくなり、これまで出たくても出られなかった米国人俳優が参加出来るようになったんですよね。
ニュート・スキャマンダーの元カノの名前はリタ・レストレンジ。
レストレンジと言えば、ベラトリックス・レストレンジが嫁に行った家系じゃないですか!
ダンブルドアの名前も既出だし、グリンデルバルドと三つ巴の展開もあり得るのかも!?
マクゴガナル先生も出てこないかな…。
ちなみに、原題は『Fantastic Beasts and Where to Find Them』で、教科書の名前のそのものです。
★★★★
原作7部作、映画版は最終話を前後編にして8作で完結し、“あの”世界はもう二度と描かれる事無いのかと、ラストの大団円を嬉しくも少し寂しい思いで迎えたものですが、もう終わり!なんて言いながらも、なんだかんだJ.K.ローリング女史はファンの期待に応えてくれて、ハリポタシリーズのおよそ70年前を舞台とした本5部作の企画に脚本家として参加。
今年は、このほかに『死の秘宝』の18年後を描いた『ハリー・ポッターと呪いの子』が舞台演劇としてリリースされた後、シリーズの正式な8作目として脚本が出版されたりと、長い間ハリポタロスだったファンとしては嬉しくて仕方がありません。
今回の舞台は1926年のニューヨーク。
教科書の出版は1927年なので、執筆途中の物語になります。
ハリー・ポッターの世界で使われていた用語やお約束がバンバン登場しながらも、英国と米国の違いを盛り込んだ遊び心たっぷりな脚本で心ゆくまで楽しませてもらいました。
映画版『ハリー・ポッター』の終盤を絶妙な映像化で楽しませてくれたデイビッド・イェーツ監督がメガホンを取っているから、安心してあの世界に浸ることができます。
特に、今回は原作がない状態で自由に映画の尺で脚本を書いているので、オリジナルシリーズに付き物だったダイジェスト感が皆無なのが良い。
長編の原作をコンパクトにする為に、どうしても駆け足で描かなければならなかったせいで、見せ場以外は薄っぺらかったし、そういう場面では魔法や魔法動物もさらっと流されてしまっていたから、原作を読まずに映画だけを観ていた方には、面白さが伝わりきっていなかったんじゃないかな。
ネタバレ
始まって早々、ヴォルデモートが襲来する以前に闇の力による支配を目論んでいたグリンデルバルドの名前が出てきたところでグッときた。
しかも、ラストに登場したグリンデルバルドの顔は、どこかで見覚えが…あれ?ゴツいけどジョニー・デップに似てない?もしかして本人?なんて思いながらエンドロールで確認して超びっくり。
本作は米国が舞台なおかげで、英国人俳優縛りがなくなり、これまで出たくても出られなかった米国人俳優が参加出来るようになったんですよね。
ニュート・スキャマンダーの元カノの名前はリタ・レストレンジ。
レストレンジと言えば、ベラトリックス・レストレンジが嫁に行った家系じゃないですか!
ダンブルドアの名前も既出だし、グリンデルバルドと三つ巴の展開もあり得るのかも!?
マクゴガナル先生も出てこないかな…。
ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 単行本 | |
Yuko Matsuoka | |
Pottermore from J.K. Rowling |