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パーフェクト・ゲッタウェイ

2010-01-27 | 劇場映画れびゅー
最近TOHOに足を運ぶ事が増えたのに、予告編を観たこともなくて全くノーマークだった本作。
なんかやってないかなぁとgoo映画を眺めてたら、ミラ・ジョヴォビッチの顔が目に留まって『パーフェクト・ゲッタウェイ』を観てきました。
★★★

こんな無茶苦茶な話許せるかい!
なレベルの展開にイラッとしつつも、やり過ぎな演出の連続をかなり楽しんで観てしまった。

「容疑者6人、犯人2人」のキャッチコピーにも、6人ともぜんぜん怪しくないとこが良いんだけれど…。

ティモシー・オリファント、何もせずただニタニタしてるだけでエロ過ぎなのに、この役男前過ぎ。
ミラ・ジョヴォヴィッチ、歯茎出し過ぎ。

アメリカ人て、ハワイに新婚旅行で行ってトレッキングするんやねぇ、ハワイの捉え方が日本人の感覚とえらいちゃうわ。
TLCやポーラ・アブドゥルのPVやら、映画でよく取り上げられてるのも原生林と滝やもんな。

ネタバレ
この映画を観るつもりの方はこの先絶対読まないように!
反則を超えた捻り(というかムチャクチャ)が要の映画なのに、それがわかってしまったら酷な2時間になると思う。

そもそも捻りってなんだろう。
実は主人公が犯人でした系の話って結構あると思うけど、どれも見事な複線があったり、丁寧過ぎる複線が仇になってバレバレでつまらない映画になったり、フツーはそうよな。

でもこの映画は、突然主人公夫婦が犯人になるという暴挙に出ましたw
複線の解説映像はこじつけの後付け的で、犯人だとわかるまでの二人の行動は完全に殺人犯に怯える夫婦。
後付けの複線だから2度目を観て確認したいという気持ちも起きない。

何なんこの映画、こんなこと許したらこの先の映画作り何でもアリになってしまうわ。
終盤に主人公が入れ替わったり、何でもアリ過ぎておもろかったけどw

何でもアリ過ぎてこの映画を許してしまい、次に観た『サロゲート』も面白く感じてしまいました。

旦那役のケント・デリカットの豹変が良すぎる。
あのメガネ顔が生理的に無理で、イライラしながら観てたから、メガネを取ったとたんに鬼畜の表情となったケント・デリカット。
キまくっててイライラが吹っ飛び、拍手しそうになった。



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4 コメント

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Unknown (佐藤秀)
2010-01-27 22:46:35
>二人の行動は完全に殺人犯に怯える夫婦

結局、この2人は殺人犯と見抜かれることに怯える夫婦だったということで許してくださいな。
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だすよね~ (KLY)
2010-01-28 11:54:22
時間の都合で一気にクライマックスへ…みたいな。(笑)そんな強引な持って行きかたってないいだろうって、確かに思いますよね。
強引過ぎるから犯行動機がさっぱり。唯一解ったのはミラの行動だけで、あれは正体がばれたと悟ったからですけど。第一ケント・デリカットはなんでいきなりジェダイを殺すのか?^^; ま、殺人犯に理屈もとめても仕方ないんだろうけど。(笑)
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>佐藤秀さん (そーれ)
2010-01-28 20:20:51
どうもです!
この二人の目的が全く見えないんですよねぇ。
なんで街の中で誰かに罪を押し付けなかったのかとか。
滞在許可が要って、そのうち引き返さないと捜索されそうな観光地にわざわざ向かってた理由もわからんし、邪魔者が現れたなら道中で始末してしまえば良いものを一番目立つ目的地まで待って襲ったり。
そう思うとクライマックスになって突然殺人犯になって、邪魔者の鞄から歯が見つかったのはその時になってから発生したようにしか見えなくてw
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>KLYさん (そーれ)
2010-01-28 20:24:34
どうもです!
もうなんか、強引すぎて後付感たっぷり過ぎて「むちゃくちゃやんw」と思いながらも、クライマックスはスピード感だけで誤魔化そうとして、誤魔化しきれてないけどカッコいいし良いかみたいな感覚でしたw
仰る通り、ケント・デリカットはなんで逃亡先でまたリスク犯すのかさっぱりでしたよね。
ミラが状況見て天秤にかけてるところとか面白かったですw
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