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アイアンマン

2008-10-01 | 劇場映画れびゅー
薬中でステータスを失ったはずのロバート・ダウニー・Jrが、このところまた脚光を浴びている。
やっぱり芸能界って日本もハリウッドも…とは思いながらも、なんだか聞いた事もない名前のアメコミ実写化映画『アイアンマン』を観てきました。
★★★★

アイアンマンってアベンジャーズだったのか。
アベンジャーズっつうたら、子供の頃から日本のテレビで放送されていたX-MENなんかと比べるとほとんど日本での知名度が無いわけで、名前を耳にした程度の残りものヒーロー達の寄せ集め企画なイメージです。

でも、実際は一人一人のヒーロー達が、ピンで主役を張っている漫画の集合体な訳で、そりゃ一人のヒーローだけを主役に据えてもこれだけの映画が撮れる訳やね。

『ハルク』の一作目の酷さに衝撃を受けた記憶がこびり付いてはなれないので、先日公開された続編『インクレデイブル・ハルク』は未見なんだけど、本作の出来の良さとアベンジャーズ絡みで「観ときゃよかった」とちょっと後悔。
なんだか知らないけど、『インクレディブル・ハルク』にもロバート・ダウニー・Jrがキャスティングされてるし、繋がってるんでしょう。
アベンジャーズ自体が実写映画になる前に観ときゃいいんだろうけどね。

さてさて、本作の中身。
アイアンマンのあの姿に全く馴染みのなかった俺的には、予告編を観て「なんだこのもっさりとしたフォルムは」と思っていたのですが、映画を観ているとあのフォルムが非常に理にかなったステキなパワードスーツに見えてくるから不思議。
両腕をまっすぐ腰に伸ばして飛ぶ不細工な様子も、なんか納得して観てしまう。

「えー、なんでロバート・ダウニー・Jrが子供たちのヒーロー役?」なんて思って観ていても、元々天性の表現力の持ち主なので、すっかりはまって観てしまった。
だって、カッコいいんだものアイアンマン(最初のイメージとぜんぜん違うw)。

天才が、彼でなければ作りえないパワードスーツでどんどんアイアンマンとして進化していく様子は、あり得なくなさげでどこかリアル。

軍事産業を徹底的に否定しながらも兵器を使う設定は、結局は力で力をねじ伏せるしかないという結論を導き出すのが常なアメリカ的発想を連想させるけど、目くじら立てて観るよりは素直に楽しみました。

名脇役のテレンス・ハワードは、今回もナイスガイ役で主役をアゲるアゲる。
とりあえず彼が出てたらそこそこ以上に楽しめる映画には間違いないと言えそうな気がするくらいに、ハズレ映画で彼の姿を観た事がないね。

グウィネス・パルトロウは、ちょっと華が無くなったかも。



Ultimate Avengers: The Movie

Lions Gate

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