出会いは2018年10月の夜でした。
ルクアを歩いていると青山フラワーマーケットのウィンドウに一際目を引く植物が。
こちら、フィランサス・ミラビリス。
なんとも不思議なフォルムの幹に、葉は全体的にマットな風合いで葉脈と葉裏は血のように赤黒く美しい。
朽ちたようにも見える鉢が植物を際立たせる。
お値段は5,600円と、当時植物にはそんなに支払ったことがなかったことから「良いなぁ」とは思いながらもその時は通り過ぎました。
ところが一晩経ってもやっぱり気になる。
もしまだ残っていたら買うかもと、半ば期待しながら行ってみたらまだあるじゃないですか。
これはもうお迎えでしょう。
塊根植物(コーデックス)ってイッタイ何?
うちのブログに書くまでも無く、先人の愛好家の方々が丁寧にブログやWEBサイトにログを残して下さっています。
興味のある方は下記からご確認ください。
※勝手にリンクを貼ってしまい申し訳ありません。ご迷惑でしたら削除致します。
isla del pescado 国内最強のデータベースサイト
ある意味特殊なジャンルの植物ですので、みなさんが手探りで育ててこられた歴史を窺い知ることもできます。
ちょうど私が始めた辺りから一気に人気が高まり、様々な本が発売され、コロナ禍をキッカケにこれまでほぼ皆無だったYouTubeチャンネルがいくつも開設されるなど、今や流行っているジャンルの植物になりました。
そんなこんなで先人の記録を頼りに始めた塊根植物の育成ですが、当のフィランサス・ミラビリスは翌夏に枯らしてしまったんですよね。
原因は土(ソイル)の乾き具合を把握出来ず、根腐れを起こさせてしまったこと。
塊根植物は乾季のある現地で土の乾きに対応する為に進化の中で水を貯める塊根を得た植物の為、基本的に湿りっぱなしの土は苦手です。
土の乾き具合を把握した上での灌水については、先人の文章を読んでわかったつもりになっていても、日当たり具合や気温、湿度は各家の環境によって異ります。
ゆえに、失敗して勉強しながら同じ間違いを犯さないようやって行くものなのです。
(失敗しといてエラソー)
と言うことで、映画ブログで旅行ブログ、以前はiPhoneブログでも有ったそーれりぽーとにこれから植物のログも残していこうと思います。
当然マイペースでね。