星野源『ばかのうた』発売記念ライブ＠心斎橋クラブクアトロ

星野源てご存知ですか？

インストバンド“SAKEROCK”のギターでリーダーであり、“大人計画”に所属する舞台俳優であり、テレビでもドラマ（現在ゲゲゲの女房で弟役）やCMで決して前面には出ないけれど個性が光る存在。
あ、関東ローカルのドラマ『去年ルノアールで』では主役やってたっけか。

その他数多くの雑誌で常時コラムの連載を抱えていたりと、多彩でふり幅の広い活動を続けてきた彼が、この６月にボーカリストとして初のソロアルバムを発売し、その記念として初のソロライブ（大人計画フェスティバルの中でソロライブやってたけどDVDではばっさりカットされてます）を行いまいした。

役者としてもボーカリストとしても超好きなんですよねぇ、星野源。
テレビドラマ版の『アキハバラ@DEEP』で醸し出してた空気感にハマッたのがファンになった切欠なんですけど、若いのになんか存在自体が癒し系というか、こういうタイプの人って若いアーティストでは他に居ないよね。
結構年配の方だと何人か思いつく人が居るけど。

ほとんど彼自身の声は入ってないけど歌が良いなぁと思ってSAKEROCKのCDを無駄に全部持ってたり、エッセイ＋事実上初のボーカルCDだった『ばらばら』も持っていたりする俺ですが、今回の初のソロ活動は超嬉しくてアルバムはとっとと予約して購入。
そして満を持しての初ソロライブに潜入！

HOMEの東京は即日完売のプラチナチケットだったようだけど、大阪は即日完売とはいかないまでも当日は満員でした。

イイわぁ、やさぐれた心が癒された。

生の芝居は何度か観たことがあるけど、ライブも生のトークも初めて。
歌ももちろん文句無しで良かったけど、引っ込み思案風な態度と人懐っこい笑顔で客を沸かせるトークがサイコーにイイ。
ソロライブは初めてっつーても、SAKEROCKのライブ以外にもラジオのDJやら喋る仕事は結構してるし、大人計画で揉まれてるからやろねｗ

序盤でふっていた「沈んじゃう曲が多いのでジャンプして曲を〆れるチャンスがあったらやりたい」的な言葉も後半実行してみるんだけど、見事スタンドマイクにギターをぶつけてしまったりと笑いの神様も降臨して大盛況。

さすがに顔の広い星野源だけあって、バンドが重鎮だったり凄かったです。

先月アルバム出したばっかなにの、いきなり入ってない新曲を１曲披露したり、アンコールでは『ばらばら』に入ってた『スーダラ節』や関東ローカルのバナナマンのラジオ番組で日村に対して贈った『日村さん38歳の唄』（番組のPodcastで聞けます）を歌うなど、ファンとしても超楽しくも和んだ雰囲気のライブでした。

で、９月にはソロツアーが控えてるとの発表もあり、また大阪に来るらしいので気になってる方はアルバム共々どうぞ。
強力にプッシュします。

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