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13日の金曜日

2009-02-13 | 劇場映画れびゅー
お手軽ホラーの定番『13日の金曜日』がリメイクされたので、ロードショー当日、2月13日の金曜日に観てきました。
ちなみに俺は『エルム街の悪夢』派でした。
★★

ずーっと既視感が。

前シリーズを観てない人には楽しめるんじゃないでしょうか。

観てた俺にとっては、マンネリ化脱却の為に回を重ねるごとファンタジーの住人になっていったジェイソンが振り出しに戻っただけで、超人度が低かった頃の彼がマンネリ感を伴って戻って来た感覚。
わざわざ今の時代に合わせてリメイクした意味が有ったのか疑問に思いながらエンドロールを観ていました。

旧作のファンと、観てない世代には確実にうける“既に実績のあるプロット”だから、再利用してみただけでしょうね。

旧一作目の“殺人鬼はジェイソンの母親”というところは冒頭であっさり流してジェイソン自身が殺人鬼として出て来たのと、いつもの「チチチ…カカカ…」のBGMが若干アレンジされても健在だったのは嬉しかったかな。
今更おかんが殺人鬼なところから丸々描かれても辛いなぁと思ってたので。

“『スーパーナチュラル』のオトコマエ兄弟”のガッカリな方(片方しか男前じゃないのにあの代名詞はどうかといつも思う)が主人公なのですが、相変わらずのガッカリっぷりでガタイの良さだけを必要以上にアピールしまくりなのがウザい。

個人的に押してる名脇役アーロン・ヨー(『ディスタービア』『ラスベガスをぶっつぶせ』)の芸達者っぷりが観れたのは唯一の収穫かな?

シリーズファンだった人には分かるお約束はたっぷり、でもそのまんま。

『エルム街の悪夢』もリメイクされるそうですが、せっかくリメイクするんだからまんまなプロットで描くのだけは辞めてほしいね。

つか、ついこないだまでジェイソンとフレディーが戦ってたのに、急に振り出しに戻されても…。
あの続編を観たかったのに。



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