モネゲーム

てっきりコーエン兄弟の監督作だと思って『モネゲーム』を観てきました。
★★★★

コーエン兄弟にしては超メジャーどころばかりが中心のキャスティングで珍しいと思っていたら、脚本のみで監督はマイケル・ホフマンでした。
誰やっけ？？
いやいや、でも脚本が良くできているのとコメディー要素が強いところが、特にコーエン兄弟の脚本と思いながら観た時に新鮮で面白かった。

コテコテ過ぎるキャスティングと言われればそれまでだけど、ここがこの映画の一番の見どころ。
落ち着いてれば良いのに、ソワソワした三枚目な役が最近似合うコリン・ファースが主演。
キュートでサバサバしていて、みんなを魅了するヒロインのキャメロン・ディアス。
たまにしか出てこなくても存在感だけで物語にメリハリを与えてくれるスタンリー・トゥッチが脇役。
嫌味な役を5割り増しで面白くしてくれるアラン・リックマンは、この映画でやりたい放題のヒールなので、『ギャラクシー★クエスト』が好きな人は必見。

ネタバレ
冒頭で時間を巻き戻すところから何が起こるのか楽しみになったところで、雰囲気が一転してコメディーテイストに。
次々に起きる“想定外”のトラブルをかわしながら、最後の最後にあんな風になるとは、凄く爽快な気分になれる映画でした。

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